会社全体の事業内容と担当者様の業務内容をお聞かせください
塚田様:弊社は婦人服のOEM、ODMによる企画生産を行っている会社です。
高品質なものにこだわっており、新潟県にある水原工場では、職人の技術や美意識やこだわりを凝縮させたファクトリーブランド、『Suibara』を立ち上げました。
私は経理総務部として会社の管理部門にかかわる他、社内システムの管理なども行っております。
セキュアSAMBA導入前に抱えていた課題は何でしたか?
塚田様:元々弊社は東京と福島に拠点があったのですが、それぞれでサーバーを立ててVPNで接続していました。
そのスペックが低かったのか、ファイルのアップロードやダウンロードに時間がかかっていました。
福島のサーバーですと、大きいファイルを開くのに時間がかかるという事が多々ありました。
セキュアSAMBAを検討したきっかけは何でしたか?
塚田様:2011年に起きた東日本大震災で仕事がストップしてしまったのがきっかけでした。
震災の影響で福島での作業が全て停止しただけではなく、その影響で東京での仕事も止まってしまいました。
『次も同様の大震災が起きたら大変だ』
『東京もいつ地震が起きるかわからない』
ということで他の方法を模索していました。
セキュアSAMBAを選んで頂いた理由をお聞かせください
塚田様:当時セキュアSAMBA以外にも2製品ほど比較したんですが、セキュアSAMBAの費用が安価だった点が大きな決め手です。
また、パソコンを使い慣れた人間が多いわけではないので、アップロードやダウンロードなど難しいことはせずに、自分のパソコンで操作している感覚で使えるところを探していました。
その相談をしたときに、御社の営業さんが『大丈夫ですよ!』と断言してくださったので安心しました。
導入後はどのような効果がありましたか?
塚田様:現在東京、福島、新潟で約40アカウント発行しているのですが、ファイルにアクセスするスピードが以前より早くなったと感じています。
また、自分のパソコンで操作している感覚というのも導入前に期待していた通りの使い勝手でした。
また、導入前には東京でサーバーを立てて運用することも考えたのですが、結果的にオンプレからクラウドに移行をしており、保守にかかる工数が無いのは担当者として助かっています。
社内ではどのようにしてセキュアSAMBAの利用を浸透させましたか?
塚田様:御社の営業さんからもらった手順書と、私が作成したオリジナルの資料を使いました。
拠点が離れているのですが、操作に行き詰まった時は私のところに連絡がきて質問を受けます。
他にも、導入当初は社内でセキュアSAMBAをすぐに使えるように、御社の営業さんが会社に来て導入の支援をしてくれました。
オンプレからクラウドへの移行だったのですが、大きなトラブルは一切なく無事に移行することができて助かりました。
今後の活用方法やセキュアSAMBAに対するご要望をお聞かせください
塚田様:上海に工場ができる予定なので上海からもセキュアSAMBAを利用していきたいと思います。
また、今まではパソコンを使って社内だけでの利用でしたが今後は他社とファイルをやり取りすることにも使っていきたいです。
洋服を作るときの指示書や縫製仕様書はどんどん変わっていくので、タブレットからいつも最新の情報を見に行けるようにしようと思っています。