会社全体の事業内容と担当者様の業務内容を教えてください

青木様:弊社はSI、SES、受託開発、HP制作を行っている創立37年の会社です。77名ほどの社員が在籍しているのですが、大半はお客様のところに常駐して作業しています。私は社内システムの管理者として、セキュアSAMBAの導入やその他のシステムの管理を行っています。
セキュアSAMBA導入前の課題は何でしたか?
青木様:2020年1月でサポートが終了するWindowsServer2008の対策が課題でした。その準備のために2019年の頭から動いており、サポート終了前にクラウド化したいというのが一つ。また、もともと自社にサーバーを置いて、中にいる社員だけが利用できるファイルサーバーとしての用途をもっていましたが、外に出ている社員が多く、外部からの接続をしたいという要望がありました。
導入(検討)のきっかけを教えてください
青木様:WEBサイトで「クラウド」「ストレージ」などのキーワードで検索をかけ、情報を探しました。当初セキュアSAMBAを見つけたとき、気にはなったのですがもっと耳にする製品からトライアルを行いました。操作性とセキュリティを重要視していましたが、トライアルを行った製品は必ず同期がされてしまうものだったので、弊社の検討からは外れました。しばらくたってから再度セキュアSAMBAを見つけ、問い合わせを行い、翌日には営業担当の方に来ていただきトライアルまで進みました。
セキュアSAMBAを選んだポイントは何でしたか?

青木様:トライアル期間中、社内のメンバーも含めて利用してみたのですが、操作性が特に優れていました。複雑なことは考えずに、ファイルサーバーの代わりとなるものを導入したかったので、トライアルが終わる頃には導入が決定していました。
社内にセキュアSAMBAの利用をどのようにして浸透させましたか?
青木様:現在社内にいる約20名ほどがセキュアSAMBAを利用しているんですが、利用を促すために何かしたということは一切なかったです。これがすごいところですよね。マニュアルの配布や勉強会は行わずに、ファイルサーバーにアクセスするためのパスが変わるという連絡をしただけで、あとは『同じように使えるから』と伝えて終わりです。クラウドにしたらレスポンスの低下を感じると思っていたのですが、個人的に体感する限り想定していたよりはるかに速いと思います。
今後の活用方法や要望を教えてください
青木様:要望としては、ログを抽出する際の条件を増やしてほしいな、というのがあります。ユーザー・フォルダ・ファイルごとに出せるとそのログが必要になった場面で利用したいです。また、ディスクの使用量を全体だけではなくて、フォルダ単位でも確認できるようになったら助かります。今後の活用については、まだ社内にいる人間しか利用できていないので、常駐先にいる社員もアクセスできるように外部接続をオリンピックまでにできればいいなと思っています。