ビジネス利用が拡大しているオンラインストレージは、居住地域を問わずに利用ができるので、テレワークでのデータ共有や海外とのやり取りに最適な方法として取り入れられています。
オンラインストレージは2018年には導入率が5割を超えたというデータもあり、業界を問わずに様々なビジネス用途で活用されています。
日本のオンラインストレージは、セキュアSAMBAやfirestorageなど、海外はbox、Google Drive、BitSendなどがあり、英語・日本語、無料・有料など幅広い製品があります。
無料のオンラインストレージやデータ便も多い中、レビューを読むばかりで決められないと悩む方も多いのではないでしょうか。
海外で主流なオンラインストレージを6つ紹介しますので、海外とのファイル共有ツールを比較している方は参考にしてください。
海外ではオンラインストレージはクラウドストレージと言われる
ファイル共有を効率化するオンラインストレージですが、海外では英語で「クラウドストレージ」と呼ばれています。
名称が異なるだけで違いはなく、オンラインストレージと同じものを指します。
オンラインストレージは、アップロードしたデータのURLを発行すると、ピンポイントで共有やダウンロードができるので生産性が向上できるとして、海外でも人気のツールです。
海外で英語で開発されたオンラインストレージが多いですが、日本語に対応したサービスもあります。
海外でよく利用されるオンラインストレージサービス6選
海外向けのオンラインストレージは、どのようなサービスがあるのでしょうか。
海外で人気のオンラインストレージを6つ紹介します。
※記載の内容は記事公開時点のものになり変更等が生じている場合があることをご了承ください。
IDrive
IDriveは、US・英語版のみ提供する海外のオンラインストレージです。
バックアップに強いオンラインストレージで、Windows、Mac、Linuxのデバイスを1つのアカウントに統合できます。
また、指定した日時にバックアップを予約登録できます。
海外とのファイル共有にはセキュリティ機能が欠かせませんが、256ビットのAES暗号化キーでファイルを暗号化します。
日本語には非対応ですが、5GBまでの無料版が用意されているので試してみると良いでしょう。
SugarSync
世界134カ国で利用されるSugarSyncは、海外で人気のオンラインストレージです。
無料ソフトをインストールして使用するオンラインストレージなので、ブラウザには対応していません。
同期したいファイルを事前に選択しておくと、ネット環境があれば自動でバックアップできます。
公式サイトやソフトは日本語対応で、電話サポートは日本人が日本語で対応しています。
2014年に無料プランが終了し、有料のみ提供するオンラインストレージです。
Dropbox
国内でも海外でも人気で、40万社が導入するオンラインストレージで、個人のDropboxと、法人のDropbox Businessがあります。
復元機能があるので、一定期間であれば削除したファイルの回復が可能です。
2012年にハッキング事件がありましたが、現在は暗号化をはじめ、セキュリティ機能を強化しています。
セキュリティに優れたオンラインストレージであれば、海外とのファイル共有にも安心でしょう。
Box
Boxは法人向けに開発されたオンラインストレージで、海外でも大小様々な規模の企業が利用しています。
7段階のセキュリティ設定があるオンラインストレージで、毎月低コストで利用できると定評です。
管理画面ではコンテンツを一元化できるので、海外クライアントと共有する資料を探す手間を省けます。
1500以上のアプリと連携できるオンラインストレージなので、シームレスに利用できる点が特徴です。
2015年に無制限プランを終了しています。
Microsoft OneDrive
Microsoftが提供するオンラインストレージで、個人のOneDriveと、法人のOneDrive for Businessがあります。
Office製品と連携しやすい点がメリットで、オンラインストレージのあるファイルは、常に最新の状況で共有できます。
Microsoftのアカウントでログインすると、OneDriveのフォルダにアクセスができるため、Windowsユーザーにおすすめのオンラインストレージです。
日本語のサポートが整っているので、万が一のトラブルにも安心です。
2016年に無制限プランを終了しています。
Google Drive
Googleが提供するオンラインストレージです。
オンラインストレージに保存したデータは、詳しいページ検索できるので、利便性の良さから海外でも利用者が多いです。
ファイルごとにリンク作成や、アクセス制限ができるので、海外とのやりとりに必要なデータのみ共有できます。
従来は、ドキュメントなどGoogle形式で作成されたファイルは無料で保存できましたが、2021年から容量カウントの対象になったため注意が必要です。
海外とのファイル共有なら「Microsoft OneDrive」か「Google Drive」
海外で人気のオンラインストレージを6つ紹介しました。
その中でも、日本でも一般的なOneDriveとGoogle Driveは、海外とのファイル共有にも使用されています。
OneDriveは、日本語サポートがあるオンラインストレージなので、海外のクライアントとのやり取りで、トラブルが発生した際にも安心して対応できるでしょう。
Google Driveは、Googleアカウントがあれば利用できるため、海外でも利用者が多いオンラインストレージです。
法人は、メールやスケジュール管理ができるGoogle Workspaceの活用がおすすめです。
国内利用なら国産オンラインストレージ「セキュアSAMBA」
2019年の働き方改革や、2020年以降のテレワーク普及により、オンラインストレージ導入が加速しています。
国内はもちろん、海外とのファイル共有にもオンラインストレージが活用できるからです。
海外のクライアントとのやり取りには、容量、機能、セキュリティのほか、英語以外に日本語に対応済みのオンラインストレージがオススメです。
また、ビジネス利用や国内での使用がメインの場合は国産オンラインストレージの「セキュアSAMBA」をご活用ください。
無料から使えるセキュアSAMBAは多くの中小企業や法人が利用している実績のあるオンラインストレージですので、安全なビジネス利用ができるオンラインストレージをお探しの場合はご検討ください。