大容量ファイルをダウンロードできないという現象が起きてしまうのはなぜでしょうか。
ファイルのダウンロードが途中で進まなかったり、ダウンロード自体ができないと、時間をロスしてしまいますし、不具合が生じてしまう可能性もあります。
大容量ファイルのダウンロードが進まない原因と対処法について確認していきましょう。
大容量がダウンロードできないことの影響
大容量ファイルがダウンロードできないことで、どのような影響が起きるでしょうか。
考えられる影響について確認していきましょう。
仕事が進まなくなる
ダウンロードするべき大容量ファイルが仕事に必要な場合、仕事が停滞してしまいます。
また、大容量ファイルがメールや転送サービスなどで送られてくるのであれば、ダウンロードできなければ他の方法で送ってもらう必要がある場合もあります。
業務に必要なファイルやデータであれば適切な方法や効率的な方法で共有しあえるようにツールを見直すという必要性もあるでしょう。
パソコンが重くなる
大容量ファイルのダウンロードができない場合、パソコンの調子が悪くなったり、重くなってしまう場合があります。
パソコンが重くなるとほかの作業に支障が出てしまったり、パソコン自体に悪影響が起きてしまう場合もあります。
大きすぎるファイルの場合は、パソコンの不調をさらに助長させてしまうことも念頭におき、あらかじめ容量を小さくしてもらうなどの対応が必須となります。
別のソフトも止まってしまう
大容量のファイルをダウンロードできない場合、他のソフトも同時に固まることがあります。
たとえば、WordやExcelなどを開きながらダウンロードをしていれば、WordやExcelも固まってしまい、強制終了せざるを得ない状態になります。
保存をしていなかったらすべてのデータが消えてしまうということも起きかねません。
そのため、大容量のファイルをダウンロードするときは、パソコン全体が不調になることも考えて、そのほかの作業やデータに影響が出ないようにしなければいけません。
大容量ファイルをダウンロードできない原因
大容量ファイルがダウンロードできない原因はどのようなものが考えられるのでしょうか。
原因について確認し、事前に対策を練るようにしましょう。
パソコンのメモリ不足
パソコンのメモリが不足していると、大容量のファイルがダウンロードできません。
たとえば、ゴミ箱に削除したファイルをためているだけでもパソコンのメモリは使われます。
不要だと判断したものは即削除したり、USBメモリやクラウドストレージに保管するなどしてパソコンのメモリを常に意識しましょう。
プロバイダー側が制限をかけた
大容量ファイルをダウンロードすると、サーバーに負荷がかかると判断されることもあります。
この場合はパソコンの問題ではなくサーバー側の問題になるため、対処法がありません。
情報システム部に頼んだり、別のネット環境下でダウンロードをするなどを試すしかないでしょう。
インターネットの接続が不安定
インターネットの接続が不安定で、そもそもダウンロード自体うまくいかないこともあります。
しかし、一度Wi-Fiの電源を切ってから再接続すると、ダウンロードが進むこともあるためWi-Fiの確認も大切です。
もしくは、インターネットが安定している場所に移動してダウンロードするのも有効でしょう。
セキュリティソフトがダウンロードをブロックしている
ダウンロードが完了しているはずなのにダウンロードできない場合は、セキュリティソフトがブロックしている可能性が高いです。
セキュリティソフトが関係している場合、ダウンロード完了後に「ウイルスが検出されました」「ダウンロードがブロックされました」などとポップアップ画面で表示されることがあります。
このエラーは、ウイルスがなくとも誤検知で表示されることがあるため、セキュリティソフトの設定を見直す必要があるでしょう。
しかし、大容量のファイルには実際にウイルスが紛れ込んでいることもあるため慎重に行う必要があります。
ダウンロード先に障害が発生している
ダウンロードするときは、送られてきたメールアプリやブラウザから直接ダウンロードすることになります。
しかし、ブラウザやメールアプリによっては障害が発生してしまい、ダウンロードができなくなることもあります。
ブラウザが原因でダウンロードできない場合は、別のブラウザに切り替えて環境を変えることも解決法になります。
大容量ファイルをダウンロードできないときの対処法
大容量ファイルがダウンロードできないときは、どのような対処法をとると良いのか考えられる方法を解説します。
ダウンロードできない原因やパソコン、ネットワーク環境などにより違いがあるので状況に応じた対処法をとる必要があります。
パソコン内にある余分なものを削除する
大容量ファイルがダウンロードできないときは、パソコンのメモリが不足しており、ダウンロードできない場合がほとんどです。
そのため、不要なファイルを削除してパソコンのメモリをあけると、ダウンロードが進みます。
しかし、ゴミ箱にいれるだけではファイルの削除ができたとは言えません。
ゴミ箱内を削除することで、メモリに余裕を持たせることができます。
また、ダウンロードフォルダ内にたまっているダウンロード済みのファイルも、パソコンのメモリを無駄にしている可能性も高いです。
日頃から、不要なものは削除する整理整頓を意識しましょう。
外付けHDDにダウンロードする
パソコンのメモリが足りないにも関わらず、減らすことができない場合は、外付けHDDにダウンロードする方法もあります。
あらかじめダウンロード先を外付けHDDに指定してからダウンロードすれば、パソコンが重くなることもダウンロードがとまることもありません。
外付けHDDには、接続型と設置型と主にふたつの種類があります。
使い方次第でどちらを選ぶかは異なりますが、頻繁にダウンロードする機会があるのであれば、設置型を使用すると手間が省けて良いです。
再度ダウンロードする
ダウンロードが失敗している可能性もあるため、再度ダウンロードすることも対処法としておすすめです。
失敗している場合は、ブラウザの不調、ネットワーク環境の不安定が原因として考えられます。
再度ダウンロードする前にブラウザを再起動したり、Wi-Fiの電源をつけ直すなどもしておくといいかもしれません。
パソコン本体を再起動する
パソコンの不調が原因の場合は、パソコン本体を再起動しましょう。
再起動する際は、一度シャットダウンして時間をおいてから電源をつけることをおすすめします。
パソコンに負担をかけすぎている場合は一度休ませたほうが良く、すぐに再起動してもまた不調になる可能性が高いからです。
また、本体が熱さをともなっている場合はさめるまで放置しましょう。
キャッシュの削除をする
パソコン内にある不要なファイルを削除したあとは、ブラウザのキャッシュも削除すると、順調にダウンロードが進みます。
ブラウザを使用してのダウンロードは、パソコンやネット環境だけではなくブラウザ自身も原因となっている可能性は高いです。
ブラウザは、キャッシュがたまっているとダウンロードに支障をきたすだけではなく、サイトの表示がおかしくなることもあります。
そのため、まずはブラウザのキャッシュを削除してからダウンロードすると良いでしょう。
有線に変えてみる
インターネットが不安定でダウンロードができない場合は、無線から有線にかえるとインターネットが安定します。
とくに大容量のファイルは、インターネットが少しでも不安定になるとダウンロードができないため、有線に変更できる場合は変更すると良いでしょう。
しかし、会社によっては有線に変えられない場合もあります。
そのような場合は、インターネットは使用時間によって安定度が異なるため、人が使っていない朝の時間帯を狙ってダウンロードするなど、違う角度から対策をすることも考えましょう。
大容量ファイルをダウンロードできないの解消にセキュアSAMBA
大容量のファイルをダウンロードができない原因は以下のとおり考えられます。
- パソコンの容量不足
- ブラウザの不具合
- メールアプリの不具合
- セキュリティソフトの誤検知
- ネットワークが不安定
メールでの共有は大容量ファイルの共有にそもそも適していないので、大きなファイルを共有する必要があるのであれば、クラウドストレージの使用を検討しましょう。
クラウドストレージはダウンロードをしなくて済むだけでなく、パソコンの容量を減らさずにデータのファイルを保管できます。
セキュアSAMBAは国産のクラウドストレージであり安全性や信頼度が高いだけではなく、操作性もシンプルですぐに使用を進めることができます。
また、法人やビジネス向けのクラウドストレージですので、業務に利用するような重要なデータや大容量ファイルの共有に適しています。
大容量ファイルのダウンロードができないことによって、仕事の効率が下がるのを阻止するためにも、無料から使えるセキュアSAMBAを検討ください。