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ネットワーク障害とは?ネットワーク障害の原因と対策を解説

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    ネットワークの活用は業務を遂行する上で必須事項です。

    社内のファイル共有やメールの送受信、Webサイトで調べもの、社内システムやクラウドサービスの利用などはすべてネットワークを利用していて、どれも日常業務においてなくてはならない存在です。

    つまり、ネットワークが利用できなくなると多大な影響が生じてしまいます。

    ネットワーク障害による影響や原因を理解し、ネットワーク障害の対策を講じることでネットワーク障害によるリスクの軽減に努めることが大切です。

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    ネットワーク障害とは

    ネットワーク障害とは、インターネットやイントラネットなどに問題が起きることを言います。

    ネットワークが機能しなくなることで業務への支障や会社への損害など様々な影響が出ることが懸念されます。

    しかし、ネットワーク障害を完全に防ぐことは難しいため、発生する可能性のあるものとして考えていたほうがいざというときに対処することができます。

    ネットワーク障害による影響

    現代社会においてはネットワーク障害が起きることで、致命的な影響が生じます。

    ネットワーク障害は大きくイントラネットとインターネットに分類することができますが、それぞれに障害が発生するとどんな影響があるのかを解説します。

    イントラネットが利用できないことによる影響

    イントラネットは社内ネットワークのことで、内部を意味するintraとネットワークを意味するnetを組み合わせた言葉です。

    イントラネットに障害が起きることで生じる影響をいくつかご紹介します。

    オンプレミスシステムが利用できない

    オンプレミスシステムとは、社内にサーバーなどを設置して業務システムを構築し、従業員は各PCからサーバーに接続して業務システムを利用する形態のことを指します。

    オンプレミスシステムは、社内ネットワークを利用することが多いため、社内ネットワークが停止してしまうと業務システムそのものが利用できなくなります。

    また、入力中のデータがあれば、保存できずに消失してしまう場合もあります。

    サーバーを利用できない

    業務システムのほかにも社内に設置しているサーバーがあれば利用できなくなってしまいます。

    ファイルサーバーでファイル共有を行っている場合は、復旧するまでファイルの参照や更新ができなくなります。

    ネットワークプリンタが利用できない

    プリンタにUSB接続してプリンタを利用するのではなく、ネットワークプリンタを利用している方がほとんどだと思いますが、ネットワークが利用できないとプリンタも利用できなくなります。

    重要な書類などをプリントアウトしたくてもできなくなってしまう恐れがあります。

    インターネットが利用できないことによる影響

    社内ネットワークに留まらず、インターネットが利用できないとどのような影響が出るのかをいくつかご紹介します。

    クラウドサービスを利用できない

    DX推進に伴い、クラウドサービスを利用している企業も増えてきました。

    クラウドサービスはインターネットにさえつながっていれば、どこからでも利用できることがメリットですが、逆に言えばインターネットにつながっていないオフライン下では利用することができません。

    ネットワーク障害が発生してインターネットが利用できなくなることで、クラウドサービスを一切利用することができなくなります。

    メールなどによって外部と連絡できない

    メールやチャットを利用して外部とやりとりしている企業がほとんどだと思いますが、ネットワーク障害が発生するとメールが利用できなくなってしまいます。

    また、IP電話を利用している場合だと電話の利用もできなくなるため、外部と連絡ができなくなります。

    Webサイトを閲覧できない

    Webサイトで情報収集したり調査をしたりすることも多いと思いますが、クラウドサービス同様、インターネットが利用できない状態だと当然Webサイトの閲覧もできません。

    外部公開しているWebサイトが停止される

    社内サーバーにWebサイトを構築してインターネット上で公開している場合は、ユーザーがそのサイトを参照することができなくなります。

    ECサイトや商談の申し込みの場合は、機会損失にもなるので大きな損害となるリスクもあります。

    ネットワーク障害の原因

    様々な影響が発生するネットワーク障害ですが、ネットワーク障害が起きる原因は何なのでしょうか。

    原因特定が困難なケースもありますが、ネットワーク障害が発生する原因は大きく4つに分類できます。

    ヒューマンエラー

    ヒューマンエラーとは、人的ミスのことを言います。

    ネットワークに接続できないと思ったらLANケーブルが抜けていた、ネットワーク設定が誤っていたなど、操作ミスや設定ミスなどはどんなに気を付けていてもいつでも誰かが起こしてしまう可能性があります。

    何かが故障したりしているわけではないため、原因特定が難しくなりがちなので、普段から注意することが大切です。

    ハードウェア障害

    ネットワーク機器などが物理的に壊れてしまうケースです。

    そんなに壊れるもの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にすべての機器には寿命があっていつかは壊れます。

    機器は故障するという前提のもと、普段からの対策が必要になります。

    ネットワーク帯域の消費

    ネットワーク帯域も無限ではありません。

    道路も交通量が多いと渋滞して速度が落ちるように、ネットワークも同じ回線内で通信量が多いと影響が出る可能性があります。

    普段からネットワーク利用状況を把握しておくことで、異常が出た場合には原因特定することが容易になるため、日ごろの運用方法が重要です。

    外的要因

    不正アクセスやサイバー攻撃などの外的要因でネットワーク障害が発生する可能性もあります。

    大量の通信をされて帯域消費されたり、ネットワーク機器の設定変更をされたりと、さまざまな要因が考えられますが、セキュリティ対策をしっかりと講じることでリスクを軽減させることは可能です。

    ネットワーク障害の対策

    ここまでにネットワーク障害における影響と原因をご紹介しました。

    ネットワーク障害を完全に防ぐことは難しいですが、対策を講じることでリスクを軽減させることは可能です。

    具体的にいくつかのネットワーク障害対策を解説します。

    ネットワーク構成のドキュメント化

    日ごろからネットワーク構成図やパラメータ一覧などを整備しておくことが重要です。

    ネットワーク構成の見える化をしておくことで早期原因特定につなげることが期待できます。

    監視の徹底

    ネットワークの利用状況や帯域、パフォーマンス状況などを普段から監視しておくことで異常時に察知しやすくなります。

    監視ソフトなどを導入することで監視や検知、通知を自動化することで運用の手間やミスを省きつつも確実に監視することが可能です。

    機器の冗長化

    機器の冗長化とは、機器を多重化して障害に備える仕組みのことをいいます。

    予備機を用意しておいて障害発生時には予備機に切り替えることで、少ない影響で業務を継続することができます。

    切り替え方式には、ホットスタンバイ、コールドスタンバイ、ウォームスタンバイと3種類あるのでそれぞれの特徴を理解して適切な冗長化を実施しましょう。

    回線の冗長化

    回線の冗長化も機器の冗長化と同様にネットワーク回線自体を多重化して、1つが停止しても他の回線を利用できるようにしておく仕組みのことをいいます。

    複数のLANケーブルを1本のLANケーブルとして扱うリンクアグリゲーションという技術や複数のルーターを1台の仮想ルーターとして扱うVRRPという技術など、冗長化の技術が様々存在します。

    クラウドサービスの活用

    オンプレミスからクラウドへ移行することも対策のひとつです。

    クラウドサービスはインターネットにつながらないと利用することができませんが、社内で利用できなくてもテザリングや社外からは利用できるため、社内ネットワークが復旧するまでの間もサービスを利用することが可能なので、社内のネットワーク障害が起きた場合でも対処しやすくなります。

    クラウドサービスを活用してネットワーク障害に備えよう

    クラウドサービスの利用は、ネットワーク障害対策として有効です。

    機器の障害などの対策はクラウド事業者が行ってくれるほか、万が一障害が発生した場合にもクラウド事業者が対応してくれます。

    ネットワーク障害によって、利用頻度の高いファイルサーバーの参照や更新が不可能になると業務に多大な影響を及ぼします。

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