企業がオンラインストレージの導入を考える際に、容量の大きいものを利用したいのであれば500GBや1TBのプランを検討することが多いでしょう。
オンラインストレージの容量は500GBで足りるのか、または多すぎないかと、プラン選定の際に悩む担当者もいるかもしれません。
オンラインストレージの容量として500GBは具体的にどのくらいなのか、500GBのオンラインストレージを検討する際の判断基準について、わかりやすく解説します。
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オンラインストレージの500GBで保存できるもの
500GB(ギガバイト)は、 より細かい単位で表すと500,000MB(メガバイト)になる容量です。
容量64GBの一般的なスマートフォンであれば約8台分、256GBのノートPCであれば約2台分に換算できます。
自社での利用にオンラインストレージの容量が500GBで適しているかどうかは、業務のなかでどのようなデータを扱うことが多いのかという点から考える必要があります。
1,200万画素・4.5MBの画像なら約11万点
画像のデータ量は画素数によって異なりますが、スマートフォンで撮影したものは一般的に800万~2,000万画素、デジタルカメラで撮影したものは1,200万~2,400万画素ほどになるといわれています。
1,200万画素の画像は1枚あたり約4.5MBのデータ量になり、500GBの容量があれば約11万枚の保存が可能です。
フルHD・30分・4GBの動画なら約125点
動画の場合は、解像度や撮影時間の長さによってデータ量が異なります。
1,920×1,080ピクセルのサイズでフルHDとよばれる動画の場合、一般的には30分で約4GBの容量になるといわれており、500GBの容量があれば約125点保存することができます。
1MBのExcelなら約50万点
ビジネスシーンで広く利用されている表計算ソフトのExcelは、入力データの量やシートの枚数、挿入画像の数などにより、ファイルのデータ量が大きく異なります。
印刷用紙1枚分ほどの範囲に数値や文字列が入力されているだけのファイルであれば0.1MBに満たないものもありますが、複数のシートに渡ってさまざまな関数を入力している管理台帳のようなExcelの場合、10MBを超えることもあります。
500GBの容量に対し、1MBのExcelなら約50万点、10MBのExcelなら約5万点保存することができます。
0.2MBのWordなら約250万点
WordもExcelと同様に、挿入されている画像の数などによりデータ量が異なりますが、文字入力が主な5ページ以下のファイルであれば、1MBを超えることは多くないでしょう。
Wordファイル1点のデータ量を0.2MB(200KB)と仮定すると、500GBの容量があれば約250万点を保存できます。
500GBのオンラインストレージを検討する際の判断基準
オンラインストレージの導入を検討する際、500GBの容量で十分か、または無駄にならないかを迷ったら、次のような点を参考に判断するとよいでしょう。
画像の保存が主なら500GBで足りる
オンラインストレージを画像の保存場所として利用することを想定しているなら、1,200万画素・4.5MBの画像を約11万点保存できる500GBの容量があれば十分でしょう。
1,200万画素より画素数の高い画像を一日に何百点も保存するような業務がある場合や、オンラインストレージに移行したい過去データの容量が大きい場合は、より大きな容量のオンラインストレージを検討してもよいかもしれません。
動画やPDFが多いなら500GBから始めて状況により容量追加
動画やPDFの保存が多い場合は、500GBのオンラインストレージを導入し、状況を見て容量の追加を検討するとよいでしょう。
PDFはファイルによって容量が大幅に異なりますが、書類をスキャンしたPDFや画像データを複数含むPDFが多い場合は、大きな容量が必要になります。
フルHDで長時間撮影した動画を多く保存したい場合や、膨大な量の書類を電子化する予定がある場合は、初めから500GBより大きな容量を検討するのもよいでしょう。
頻繁にバックアップをとるなら1TB以上を検討
業務に利用しているPCやファイルサーバーのバックアップを頻繁におこない、そのデータをオンラインストレージに保存することを考えている場合は、500GBの容量では不足する可能性が高いでしょう。
1TB以上のオンラインストレージを導入するか、後から容量を追加することを前提として、柔軟な対応ができるサービスを選ぶことをおすすめします。
ExcelやWordの保存が主なら100GBで足りる場合も
ExcelやWordのデータ量は、画像や動画と比較すると少なく、500GBの容量があれば数万単位の数のファイル保存が可能です。
100GBのオンラインストレージでも1MBのExcelファイルなら約10万点、0.2MBのWordファイルなら約50万点を保存することができるため、ExcelやWordの保存が主な利用目的であれば、500GBより小さい容量のオンラインストレージを検討してもよいでしょう。
500GBのオンラインストレージを選ぶポイント
企業が業務で利用するオンラインストレージを選ぶ際は、利用目的に適した操作性や、十分なセキュリティ機能を備えているかを確認することが重要です。
あわせて、導入後にプラン変更や料金追加をおこなう手間をなくしたい場合は、検討している容量が十分かどうかをよく考えることも大切です。
自社にとってオンラインストレージは500GBが最も適した容量なのかという点は、次のポイントをもとに考えるとよいでしょう。
現在のストレージの使用量や1ヵ月毎の増加量を確認する
オンラインストレージに必要な容量は、現在利用しているPCやスマートフォンのストレージ、社内ファイルサーバーなどのデータ量から考えることができます。
保存しているデータをすべてオンラインストレージに移行し、新たなデータの保存も500GBのオンラインストレージでおこないたい場合、現在のストレージのデータ量が500GBにおさまることだけでなく、毎月増えていくデータ量に対応できることも必要になります。
現在のストレージの容量の記録を1カ月ごとにとり、どのくらい増えているかを計算したり、月別フォルダに保存されているデータ量を確認したりして、ひと月にどのくらいのデータ量が増えているかを把握できます。
把握したデータ量をもとに、500GBの容量で1年~3年ほどの継続的なデータ増加に対応できるかを考えるとよいでしょう。
オンラインストレージに移行したいデータをまとめる
WordやExcelのファイルのみ、画像や動画データのみ、または特定の年度のフォルダのみなど、一部のデータに限定したオンラインストレージへの移行を考えている場合もあるでしょう。
移行したいデータが各部署のフォルダや異なるファイルサーバーに横断して存在する場合は、各部署や担当者からデータの容量を申告してもらい、その数値をExcelなどでまとめて管理、計算する必要があります。
また、これらのデータの合計量を簡単に把握したい場合は、移行したいデータをひとつのフォルダに移動しまとめることで、その容量からオンラインストレージが500GBで足りるかを考えることもできるでしょう。
500GBのオンラインストレージを導入するならセキュアSAMBA
500GBのオンラインストレージには、4.5MB(1,200万画素)の画像を約11万点、4GB(フルHD30分)の動画を約125点、1MBのExcelを約50万点、0.2MBのWordを約250万点保存することができます。
オンラインストレージに保存したいデータの種類や、現在のストレージやファイルサーバーの使用量から、500GBのオンラインストレージを導入すべきかどうかを判断できるでしょう。
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