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NASの寿命はどれくらい?NASの寿命に影響する要因や対策を解説

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    ファイルサーバー・NASをクラウド移行するメリットと方法

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    NASは、データを保存・管理するために幅広く使用されています。

    しかし、NASの寿命はどれくらいであり、寿命に影響する要因や対策を理解して利用しなければトラブルが生じてしまうでしょう。

    NASの寿命に影響する要因やバックアップの重要性、定期的なメンテナンスの必要性などの対策について確認していきましょう。

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    NASの寿命の目安は5年から10年

    NAS(Network Attached Storage)とは、ネットワークに接続してデータを保存・管理するための専用のストレージ装置のことで、ネットワークに接続された複数のコンピューターからファイルを共有したり、データをバックアップすることなどに利用されています。

    NASは小規模な家庭用から大規模な企業用まで幅広い規模の環境で利用されており、データのセキュリティや可用性を向上させるための機能が多数備わっています

    NASの機種やメーカーによって寿命は異なりますが、一般的にはNASの寿命5年から10年程度が目安とされています。

    つまり、NASを利用しているのであれば5年から10年を目安に切り替えやデータ移行などの用意を考えておかなければいけないということです。

    NASに寿命が訪れた際に考えられる影響

    NASに寿命が訪れた際にどのような影響が起きるのでしょうか。

    NASの寿命で考えられる影響についてみていきましょう。

    使用しているNASに寿命があること自体の影響

    使用しているNASに寿命があること自体によって影響を与える可能性があります。

    NASが寿命を迎えると、ハードウェアの故障や劣化のリスクが高まり、ディスクドライブの故障によってデータが失われる可能性があります。

    また、ハードウェアの劣化によってパフォーマンスが低下し、ファイルの読み書きやデータ転送速度が遅くなる場合もあります。

    これらによってハードウェアの交換や修理にかかるコストが増加することがあります。

    寿命が訪れた際に想定される影響

    NASの寿命が訪れた際には、データの喪失が発生する可能性があり、データのバックアップがない場合には、重要なファイルやデータが永久に失われるリスクがあります。

    また、データへのアクセスが不可になってデータの利用ができなくなる場合もあります。

    これらの情報資産を失うことで業務に影響が出てしまう、最悪の場合は顧客や取引先から信頼を失ったり業績悪化へと繋がる懸念も考えられます。

    NASの寿命に影響する要因

    NASの寿命は様々な条件によって左右されます。

    どのような要因がNASの寿命に影響を及ぼすのかを確認していきましょう。

    HDDの寿命による影響

    NASはHDDを使用してデータを保存するため、HDDの寿命が一番の要因となります。

    HDDは限られた回数の書き込みや読み出しを行うことができるため、長時間の使用や頻繁なアクセスにより寿命が短くなる可能性があります。

    環境条件による影響

    NASの運用環境における温度や湿度の変化も寿命に影響を与えます。

    高温や高湿度の環境下での運用はHDDの劣化を加速させる可能性があります。

    動作温度の範囲は製品によって異なりますが、一般的に5°Cから40°Cの間であることが多いです。

    また、意外と考慮から漏れてしまうのが電力供給です。

    電力の供給が不安定な環境下での運用もHDDの故障やデータの損失を引き起こす可能性があります。

    使用条件による影響

    過度な負荷のかかるデータの書き込みや読み出し、突然のシステムのシャットダウンなどはHDDに負担をかけ、寿命を短くする可能性があります。

    適切な使い方や管理をしていなければ、知らずに寿命を縮めてしまっているかもしれません。

    NASの寿命を延ばす方法

    寿命があるNASを少しでも安全かつ長く使うにはどうすればいいのでしょうか。

    NASの寿命を少しでも伸ばすための方法を確認していきましょう。

    品質の高いHDDを選択する

    高品質かつ信頼性のあるHDDを選択することが重要です。

    安価なHDDも増えてきているので手を出してしまいがちですが、耐久性を売りにしている品質が高いものを選択しましょう。

    また、RAIDレベルが高くて冗長性があるNASを選ぶこともリスク回避のひとつです。

    環境条件を整える

    NASを運用する環境の温度や湿度を適切に管理し、高温や高湿度の環境下での運用を避けることで、ディスクドライブの劣化を防ぐことができます。

    また、安定した電力供給を確保することも重要です。

    適切な運用を行う

    過度な負荷のかかるデータの書き込み・読み出しや突然のシステムのシャットダウンを避けることで、ディスクドライブの寿命を延ばすことができます。

    突然のシャットダウンを避けるために停電対策としてUPSを利用することも有効です。

    適切な保守を行う

    定期的なディスクチェックを行って不良セクタの修復や交換を適切に行ったり、HDDの掃除やファンの清掃などを行うことで、システムの性能を最適化し、寿命を延ばすことができます。

    また、 NASのファームウェアを定期的に最新のものに更新することで、セキュリティの脆弱性を修正し、性能を最適化することができます。

    NASの寿命に備えてオンラインストレージでバックアップ

    NASの寿命に備えて、オンラインストレージを利用してバックアップを取ることは一つの有効な方法です。

    NASの寿命への備えにオンラインストレージを活用する効果を見ていきましょう。

    利便性の高さ

    オンラインストレージは、インターネットにさえ繋がっていればいつでもどこからでも利用することができるため、利便性に優れています。

    NASよりも柔軟な利用の仕方をしやすいので、併用するとより効果的に使える場合もあるでしょう。

    データの冗長性の確保

    オンラインストレージを利用してバックアップを取ることで、データの冗長性を確保することができます。

    もしNASのHDDが故障した場合でも、オンラインストレージにバックアップがあれば、データの損失を防ぐことができます。

    BCP対策にもなる

    オンラインストレージはクラウド上にデータを保管するため、NASと物理的な場所が異なります。

    これによって災害や火災、盗難などのリスクを分散することができます。

    なにかが起きた際にNASだけを使用しているよりも、データ保全や素早い復旧などに活用できるのでBCP対策のひとつとしても効果的になります。

    スケーラビリティと容量の柔軟性

    オンラインストレージはスケーラビリティ(拡張性)に優れており、容量を柔軟に拡張することができます。

    NASの容量が不足した場合や新たなデータをバックアップする場合でも、オンラインストレージを利用することで容量の増加や削減が容易になります。

    寿命があるNASからオンラインストレージへ移行しよう

    NASも、NASを構成しているHDDも寿命を伸ばす方法を実践していても経年とともにいつかは必ず寿命が訪れて故障してしまいます。

    オンラインストレージも機械であることに変わりはないので寿命はあって故障するのですが、提供しているクラウド事業者がメンテナンスを行ってくれるため、利用者は意識することなく安心して利用することが可能です。

    オンラインストレージであるセキュアSAMBAは、アクセス経路とファイルが全て暗号化されるため、セキュリティも強固で安心して利用することができます。

    ログ管理や二段階認証などセキュリティ機能も豊富で、シンプルな操作で直感的に使うことが可能です。

    また、ストレージの容量もプランやオプション追加によって柔軟に変更できるため、ストレージ圧迫時にも臨機応変に対応可能です。

    寿命を気にしたりメンテナンスが必須となるNASの代替として、無料から使えるセキュアSAMBAの利用をご検討してみてはいかがでしょうか。

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