データ保管をクラウドで行うようにすると、さまざまなメリットを得ることができます。
クラウドを利用することで、データの利便性やバックアップの容易さ、柔軟なストレージ容量の調整が可能になります。
しかし、データ保管をクラウドですることの注意点も存在し、プライバシーの問題やサービス提供者の信頼性、セキュリティの脆弱性、内部不正の危険性などに対処する必要があります。
データ保管をクラウドで行う際のメリット、注意点、選定ポイントについて確認していきましょう。
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データ保管をクラウドでするメリット
デジタルデータの増加に伴い、企業や個人が重要なデータを保管する方法も進化しています。
その中でも、クラウドを利用したデータ保管は、多くのメリットをもたらすことが知られています。
データ保管をクラウドでするメリットを見ていきましょう。
利便性が向上する
クラウドを利用することで、データへのアクセスが容易になります。
従来のデータ保管方法では、データを物理的なメディアに保存して必要な場合にはそのメディアを接続する必要がありました。
しかし、クラウドを利用することでインターネットに接続されたデバイスからいつでもデータにアクセスできます。
外出先や異なる場所で作業する際にも、クラウドに保存されたデータに直接アクセスして編集することができるため、作業効率が向上し、柔軟な働き方が可能になります。
バックアップが容易になる
データのバックアップは、重要な作業です。
データの紛失や破損は致命的な影響を及ぼす可能性がありますが、クラウドを利用することでバックアップが容易になります。
クラウド上のデータは通常、複数のサーバーに分散して保存されるため、1つのサーバーに障害が発生してもデータが失われる心配はありません。
また、定期的に自動バックアップを行う設定をすることで、手動でバックアップを作成する手間を省くこともできます。
ストレージ容量を柔軟に調整できる
クラウドサービスを利用すると、必要なストレージ容量を柔軟に調整できます。
通常、クラウドサービスは利用料金に応じてストレージ容量を提供しており、必要に応じて容量を増減することができます。
データの量が増えた場合は容量を追加し、不要なデータが発生した場合は容量を減らすことで、最適なストレージ管理が可能です。
これにより、無駄なコストを抑えながら必要な容量を確保することができます。
セキュリティ対策が強化される
クラウドベンダーは、データのセキュリティに重点を置いています。
一般的に、クラウドサービスは高度なセキュリティ対策を備えており、データの漏洩や不正アクセスから保護するための様々な技術や仕組みを採用しています。
たとえば、データの暗号化やアクセス制御、ファイアウォールの設置などが一般的なセキュリティ対策です。
これによって自身でセキュリティ対策を実施する必要がなくなり、データの安全性が向上します。
BCP対策に応用できる
クラウド上にデータを保管することで、物理的な災害や機器の故障などが起きた場合でも、データへのアクセスや業務の継続が可能になります。
また、クラウドサービスは冗長性を持ったインフラを提供しているため、災害による影響を最小限に抑えることができます。
運用や保守が削減される
従来のデータ保管方法では、データのバックアップ、セキュリティ対策、ハードウェアの保守など、データの運用や保守に多くのリソースが必要でした。
しかし、クラウドを利用することでこれらの作業をクラウドベンダーが担当してくれるため、企業や個人は自身でこれらの作業を行う必要がないため、これらに伴う運用コストや労力を削減することができます。
老朽化対策になる
データを保管するためのハードウェアは、経年とともに老朽化していきます。ハードウェアの故障や性能の低下はデータの安全性やアクセス速度に影響を与える可能性があります。
クラウドを利用することでデータの保管先がクラウドサーバーになるため、自身でハードウェアを保守・更新する必要がありません。
クラウドベンダーは定期的なアップデートやメンテナンスを行っており、常に最新の環境でデータを保管することができます。
データ保管をクラウドでする際の注意点
データ保管をクラウドですることには様々なメリットがありますが、注意点もあります。
データ保管をクラウドでする際の注意点を見ていきましょう。
プライバシーの問題
クラウドサービスでは、データがクラウドベンダーの管理下にあるため、プライバシーの問題が心配されることがあります。
特に個人や企業の機密情報が含まれる場合は、データの保護とプライバシーの確保が重要です。
信頼性の高いクラウドベンダーを選び、適切なセキュリティ対策が実施されているか確認することが重要です。
サービス提供者の信頼性
クラウドサービスを提供する企業の信頼性も重要な要素です。
データはサービス提供者に預けることになるため、信頼性の高い企業を選ぶことが必要です。
企業の信頼性は、過去の評判や実績、セキュリティ対策の取り組みなどを調査することで判断できます。
また、サービス提供者が提供する契約書や利用規約を十分に確認し、自身のデータの権利や責任について理解することも重要です。
セキュリティの脆弱性
クラウドサービスは高度なセキュリティ対策を備えていますが、絶対に安心というわけではありません。
セキュリティの脆弱性がある場合、データが漏洩する可能性があります。
したがって、クラウドサービスのセキュリティ対策がしっかりとしているかを確認することが重要です。
セキュリティの脆弱性に関する最新の情報を把握し、定期的にパッチやアップデートが行われているかを確認することが必要です。
内部不正の危険性
クラウドベンダーの従業員やシステム管理者による内部不正のリスクも考慮する必要があります。
不正行為を行う人物が存在する場合、データの漏洩や改ざんが発生する可能性があります。
信頼性の高いベンダーを選び、アクセス制御や監視体制が適切に実施されているかを確認することが重要です。
データ保管に使うクラウドサービスの選定ポイント
データ保管に使うクラウドサービスを選ぶ際にはどのようなポイントを意識するといいのでしょうか。
データ保管に使うクラウドサービスの選定ポイントを見ていきましょう。
信頼性の高いサービス提供者の選択
データ保管は信頼性の高いクラウドベンダーを選ぶことが重要です。
信頼性の高いベンダーは、データのセキュリティやプライバシー保護に関する専門知識と経験を持っています。
業界での評判や実績、顧客のレビューや評価を調査することで、信頼性の高いサービス提供者を見つけることができます。
セキュリティ対策がしっかりしているサービスの選択
データ保管にはセキュリティが重要です。
セキュリティ対策がしっかりとしているサービスを選ぶことが必要です。
データの暗号化、アクセス制御、ファイアウォールなどのセキュリティ対策が実施されているかを確認しましょう。
さらに、セキュリティに関する認証や規制を取得しているクラウドベンダーを選ぶことも有益です。
料金体系の確認
データ保管には料金がかかる場合がありますので、料金体系を確認することも重要です。
料金は容量や使用頻度に応じて変動する場合がありますので、自身のデータの特性や使用状況に合わせて最適な料金プランを選ぶことが必要です。
また、料金体系だけでなく、契約条件やSLAも確認し、自身の要件に適合しているかを確認しましょう。
SLAは、クラウドサービスやITサービスなどの提供者と顧客との間で合意される契約の一部であり、提供されるサービスの品質や性能に関する具体的な条件や目標を定めた文書で、事前に確認しておくことが大切です。
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データ保管をクラウドですることは様々なメリットからおすすめです。
オンラインストレージサービスであるセキュアSAMBAは、アクセス経路とファイルが全て暗号化されるため、セキュリティも強固で安心して利用することができます。
BCP対策としても有効でデータの保全性も高いため、バックアップ先としても適しています。
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