企業や組織では、従来のオンプレミスのファイルサーバーをクラウドストレージサービスに移行する動きが加速しています。
ファイルサーバーのクラウド移行のメリットや移行方法、注意点などを詳しく確認していきましょう。
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ファイルサーバーをクラウド移行するメリット
ファイルサーバーをクラウド移行するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
ファイルサーバーをクラウド移行するメリットを見ていきましょう。
物理的なスペースが不要になる
オンプレミスのファイルサーバーでは、サーバールームや物理的なスペースが必要とされます。
しかし、クラウド移行によって物理的なサーバーの必要性がなくなり、データはリモートのサーバーで管理されるため、スペースの節約に繋がります。
スケーラビリティの向上
クラウドストレージサービスでは、必要に応じて容量を柔軟に増減できるため、スケーラビリティが向上します。
急激なデータの増加や業務の拡大にも迅速に対応できます。
コスト削減につながる
ファイルサーバーのクラウド移行によって、サーバーの購入やメンテナンスにかかるコストを削減することができます。
また、クラウドストレージサービスでは通常、必要な容量だけを使用するため、無駄なコストを抑えることができます。
リモートアクセスの柔軟性が向上する
クラウドストレージサービスを利用すると、従業員はインターネットに接続されたデバイスからいつでもどこでもファイルにアクセスできます。
リモートワークや出張など、場所や時間に制約されずに業務を行うことができるため、柔軟性が増します。
データのバックアップと復元がしやすくなる
クラウドストレージサービスでは、データの自動バックアップや復元機能が備わっていることもあるため、万が一のデータの損失や破損にも安心です。
セキュリティ強化
クラウドストレージサービスは、セキュリティ対策が徹底されています。
データの暗号化やアクセス制御などのセキュリティ機能が提供されており、ファイルの安全性を確保することができます。
また、定期的なセキュリティパッチの適用や監視も行われるため、セキュリティリスクを最小限に抑えることができます。
BCP対策につながる
ファイルサーバーのクラウド移行は、BCP対策の一環としても有効です。
オンプレミスのファイルサーバーの場合は、自社が被災した場合にデータが破損してしまうリスクがありますが、クラウドストレージサービスは冗長化されているため、災害や障害が発生してもデータの可用性を確保することができます。
ファイルサーバーの老朽化対策
オンプレミスのファイルサーバーは、時間の経過とともに老朽化して性能や信頼性が低下する傾向があります。
しかし、クラウド移行によって、ファイルサーバーの運用やメンテナンスの負担を軽減できます。
定期的なアップグレードやハードウェアの交換の必要性もなくなります。
ファイルサーバーをクラウド移行する方法
ファイルサーバーをクラウド移行する方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
ファイルサーバーをクラウド移行する方法を順を追って確認していきましょう。
クラウドストレージサービスの選定と契約
ファイルサーバーをクラウドに移行するには、まず適切なクラウドストレージサービスを選定し、契約する必要があります。
セキュリティ、容量、価格などの要素を考慮し、自社のニーズに最適なサービスを選ぶことが重要です。
セキュリティの設定
移行後のクラウドストレージサービスのセキュリティ設定は十分に行う必要があります。
アクセス制御やデータの暗号化、二要素認証などのセキュリティ機能を有効にし、機密情報や重要データの漏洩を防止する対策を講じます。
データ移行
ファイルサーバーからクラウドストレージサービスにデータを移行する作業が必要です。
大量のデータの場合は時間がかかる場合がありますので、移行計画を立て、適切な手順やツールを使用してデータの正確性と完全性を確保しながら移行作業を行います。
従業員への周知
移行後のクラウドストレージサービスの利用方法や変更点について、従業員に周知する必要があります。
トレーニングやユーザーガイドの提供、質問対応などを通じて、従業員がスムーズに新しいシステムを活用できるよう支援します。
ファイルサーバーをクラウド移行する注意点
メリットが多いファイルサーバーのクラウド移行ですが、注意すべき点もあります。
ファイルサーバーをクラウド移行する際の注意点を見ていきましょう。
インターネットが必要不可欠
クラウドストレージサービスの利用にはインターネット接続が必要です。
インターネットにつながっていればいつでもどこからでも利用できることは大きなメリットのひとつですが、その反面、インターネット環境がなければ利用できないというデメリットもあります。
利用する場所や環境によっては、インターネット接続が制限されている場合がありますので、利用可能な環境の制限に注意する必要があります。
内部不正のリスク懸念
クラウド環境では、データへのアクセスが従業員や外部のユーザーによって行われます。
内部不正のリスクが増加する可能性があるため、アクセス権の適切な管理や監視体制の強化など、セキュリティ対策を徹底する必要があります。
サイバー攻撃のリスク懸念
クラウド環境は多くの利用者によって共有されているため、サイバー攻撃のリスクが増加する可能性があります。
セキュリティ対策の強化や定期的な監視・検知体制の整備が重要です。
セキュリティ設定の徹底
移行後のクラウドストレージサービスのセキュリティ設定を徹底することが重要です。
アクセス権の管理、パスワードポリシーの適用、ログの監視など、セキュリティレベルを高めるための適切な設定を行いましょう。
従業員への教育の必要性
クラウド環境の利用方法やセキュリティ意識の向上は、従業員への教育が欠かせません。
ファイルの適切な共有やアクセス方法などを従業員に周知し、セキュリティ意識の向上を図る必要があります。
また、ログ管理していることを周知することで内部不正の抑止にもなります。
アカウントの管理
クラウドストレージサービスのアカウント管理は重要です。
アクセス権の付与や削除、パスワードの定期変更など、アカウント管理には十分な注意が必要です。不要なアカウントの削除やセキュリティ対策の徹底を行いましょう。
特に不正防止のためにも退職者のアカウント削除は速やかに行うことが重要です。
ファイルサーバーをクラウド移行して業務効率化
ファイルサーバーをクラウドに移行することによって、業務効率化が図れます。
クラウドストレージであるセキュアSAMBAはアクセス経路とファイルが全て暗号化されるため、セキュリティも強固で安心して利用することができます。
モバイルデバイスからもアクセスできるので外出先やテレワークなどでも利用可能です。
また、アクセス権の設定や端末認証、二段階認証などのセキュリティ機能も豊富でビジネスに安心して利用することができます。
ファイルサーバーのクラウド移行は、無料から使えるセキュアSAMBAのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。