ウェブ上でさまざまな広告を目にする機会は少なくはないでしょう。
しかし、悪質な広告であればわざと誤タップさせるなどして、ウイルス感染を企んでいる広告もあります。
悪意のあるものであろうとなかろうと、広告の誤タップや間違えてクリックをしてしまうことは表示個所や操作ミスなどで起こるものです。
広告の誤タップや間違えてクリックすることでウイルスの影響や、どのようなリスクがあるかを確認していきましょう。
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広告の誤タップ・間違えてクリックでウイルス感染はする?
広告の誤タップやクリックでウイルスに感染することは滅多にありません。
しかし、広告の誤タップを狙い、ウイルスに感染するサイトへ誘導されることはあります。
広告をクリックさせることでサイトへ誘導することは多くの企業が使っている手法ではありますが、中には悪質なサイトがあるのも事実です。
広告の誤タップや間違ってクリックしたことがきっかけで、パソコンやスマートフォンがウイルスに感染する可能性も高いため、安易に広告をタップすることや間違えてクリックしないように注意する必要があるでしょう。
間違えてクリックしてしまいやすい広告の特徴
間違えてクリックしてしまいやすい広告には、どのような特徴があるのでしょうか。
誤ってクリックしないように気を付けるべき広告について、確認します。
画面いっぱいに現れる広告
画面いっぱいに現れる広告は、間違えてクリックしてしまいやすいです。
このような広告は、記事やサイトを読んでいる間に突然現れるため防ぎようがありません。
また、読んでいる最中に指がスクリーンに触れることで、間違えて広告をタップしてしまうこともあるでしょう。
多くの場合、サイト内の相談や申し込みフォームなどへの誘導がメインですが、悪質なサイトだとウイルス感染が目的のページに誘導されることもあります。
画面いっぱいに広告が現れた場合は、むやみに画面をタップするのではなく「閉じる」ボタンが現れるまで待つことが大切です。
横スワイプで誤タップを誘発する広告
横スワイプをしながらサイトを閲覧していると、広告が出現し間違えてタップしてしまうこともあります。
通常のサイトが掲載している記事や画像の中に、広告が紛れ込んでいる場合が多いです。
誤タップを誘発する広告には、「PR」や「閉じる」と書かれていることが多いため、冷静に判断することが求められます。
多くの場合、「PR」と書かれてあるものは広告です。
間違えてタップしないように、常に掲載されているものを見極めることが大切となります。
中央から下に下がっていく広告
サイトを読みながらスクロールしていると、中央から下に下がっていく広告に遭遇したこともあるでしょう。
中央から下にさがっていく広告は、スマートフォン向けのサイトに多く出現します。
スマートフォンは画面をスクロールして閲覧するもののため、指が中央に触れた時に広告が出現し、誤タップしてしまう仕組みです。
多くの場合は、広告クリックで報酬を得るためのアフィリエイトや自社サービスへの誘導のためにわざと設置していることが多いですが、中には悪質なサイトへ誘導するために利用されていることもあります。
安心できるサイトでの広告であれば問題ありませんが、不審なサイトの場合は気を付けるべき広告です。
スクリーンを広告が占有し操作を妨害
スクリーンを広告が占有し、ユーザーに操作をさせない広告もあります。
この場合は、数秒待機すれば「閉じる」ボタンが出現するためむやみにスクリーンをタップしないように気を付けましょう。
広告がスクリーンを占有してしまう場合、どのような操作もできなくなります。
悪質なサイトであればウイルス感染が目的のサイトへ誘導される可能性も高いです。
広告がスクリーンを占有した場合は、広告が閉じられるようになるまで待機しましょう。
無料サービスに隠れる広告の誤クリックの危険性
たとえば、ファイル転送サービスやオンラインストレージなどの無料サービスは、広告収入でサービスを維持しています。
そのため、広告の誤タップや誤クリックを目的とした仕組みが多いのも事実です。
しかし、無料サービスの広告誤クリックにはウイルスなどの隠れた危険性もあるため、注意しましょう。
広告が多いため誤タップしてしまう
無料サービスは広告をクリックさせることで報酬を得ていることが多いため、表示される広告が多く、誤タップしてしまうこともあります。
中にはボタンと被っていたり、大量に表示されているものもあるため、通常のサービスやサイトを閲覧している時以上に、広告を誤タップしてしまう確率が高まってしまうものもあります。
広告の中には悪質なサイトへ誘導されることもあるため、無料サービスを使う場合は広告の誤タップやクリックに気を付けて利用しなくてはいけません。
閉じるをクリックしたはずなのにサービスをクリックしている
無料サービスをつかっていると、さまざまな広告が表示されます。
広告によっては「閉じる」ボタンが小さすぎて、「閉じる」ボタンをクリックしたはずなの遷移してしまったり、「閉じる」ボタンを装った仕掛けがされているものもあります。
このような広告の中にはウイルス感染を目的としたサイトもあるため、注意が必要です。
サービスのボタンと被っている
サービスのボタンをクリックしたいのに、広告が被り広告を誤タップしてしまうこともあります。
無料サービスは広告をクリックさせることで報酬を得ているため、仕方のない場合もありますが、サービスボタンに被っていることで広告をクリックせざるを得ない事も多く面倒です。
広告をクリックしなければサービスを使うことができない場合もあるため、無料サービスを使う場合は広告タップに気を付けるべきでしょう。
意図せずウイルスに感染してしまう
無料サービスの場合、意図せずウイルスサイトに誘導されてウイルスに感染してしまうこともあります。
広告収入を得て無料サービスを運営している場合、広告の中には悪質な広告が紛れ込んでいることもあります。
ユーザーは広告をタップしないように気を付けるべきではありますが、広告の表示方法によっては誤タップしてしまう場合も考えられます。
そのような場合、意図せずウイルスに感染してしまうことも考えられるため、ファイル転送サービスなどの無料サービスを利用する際は、広告を誤タップしないよう万全の注意をもって使用するべきです。
広告誤タップでのウイルス感染やリスクの種類
広告の誤タップや間違えてクリックしてしまうとウイルスに感染するとどのようなリスクがあるのでしょうか。
考えられるウイルス感染リスクについて見ていきましょう。
不審なアプリがダウンロードされてしまう
ウイルスに感染することで、不審なアプリが勝手にダウンロードされてしまうこともあります。
不審なアプリがダウンロードされることで、個人情報が漏洩してしまったり、場合によっては勝手にスマートフォンを遠隔操作されることもあります。
また、不審なアプリは知らないうちにダウンロードされるため、デスクトップには表示されない場合もあるでしょう。
広告誤タップにより、不審なサイトへ誘導された場合はすぐにウィンドウを閉じたり、ネットを遮断することを心がけましょう。
個人情報入力画面にアクセスしてしまう
個人情報入力画面へアクセスしてしまい、サービスと間違えて個人情報を入力してしまうことも考えられます。
広告誤タップにより、個人情報入力画面へアクセスしてしまった場合は、何も入力せずにウィンドウを閉じるようにしてください。
たとえば、化粧品や食品などの広告をタップし、「今なら配送料無料」「今ならお試し無料」という文言で個人情報を入力させる広告もあります。
しかし、中には信頼できないサイトである可能性も高く、むやみに広告経由で個人情報を入力しないように気を付けることが大切です。
遠隔操作される
広告誤タップにより、ウイルス感染サイトへ誘導されると遠隔操作されることも考えられます。
遠隔操作とは、こちらで操作をしていないのに勝手に画面やスマートフォンを操作されることで、個人情報はもちろんほかの人の連絡先や写真などさまざまな内容が見られてしまいます。
広告誤タップをするだけで操作されることはありませんが、ウイルス感染サイトに誘導されてしまえば危険です。
広告を誤タップしないように、充分に気を付けて操作してください。
ウイルスに感染する
広告を誤タップすることで、悪質なサイトへ誘導しウイルスに感染してしまうことも考えられます。
基本的に広告は安全なことの方が多いですが、なかには悪質なサイトが広告を出していることもありますし、海外の広告などよくわからないものもあるでしょう。
ウイルスを感染させる手段はいくつもあるため、わざと広告誤タップを狙っている場合は、悪質なサイトへ誘導されてしまうことも考えた方がよいです。
広告誤タップをするだけでウイルスに感染することは滅多にありませんが、タップした先のサイトによっては危険な状態に晒されてしまう可能性もあります。
広告誤タップは、ウイルスの感染だけではなく、ウイルス感染によりさまざまなリスクを生じる恐れもあるため、充分に注意すべきです。
ウイルスに感染してしまう広告の特徴
ウイルスに感染してしまう可能性のある広告には、どのような特徴があるのでしょうか。
どのような広告に対しても誤タップや間違えてクリックしてしまうことはあるでしょうが、ウイルス感染の危険性が高い広告の特徴を知ることでより注意することができるでしょう。
どのサイトでも感染する可能性がある
怪しげなサイトや信頼できないサイトやサービスで表示される広告はリスクが高いものが多いと考えることができますが、そうではないサイトであってもウイルスに感染してしまうような広告が表示されないとは限りません。
サイト自体に危険性がない場合であっても、広告には危険性があるという場合もあるので、安全なサイトの広告はすべて安心できるわけではないということを覚えておく必要があるでしょう。
見た目で判断することができない
広告の見た目だけでは、悪質なのか悪質ではないのか判断することはできません。
広告はどれもユーザーの目を惹くために工夫されているものばかりです。
そのため、誤タップしてはじめて「危険なサイトにアクセスした」ということが分かります。
広告を見た目だけで判断することはできないため、出来る限り広告をタップすることがないように、ユーザー側が気を付けることが大切です。
ウイルスソフトを回避することがある
ウイルスソフトをインストールしていたとしても、広告のなかにはウイルスソフトを回避して表示されるものもあります。
そのため、安心してサイトを閲覧していたはずなのに、広告誤タップによりウイルスに感染する可能性も高いです。
広告誤タップは、悪質なサイトへの誘導が巧妙なため、知らず知らずのうちにウイルスに感染していることもあります。
広告の誤タップやクリックでウイルス感染を防ぐ方法
広告の誤タップやクリックにより、ウイルス感染を防ぐ方法にはどのような方法があるのでしょうか。
広告誤タップや間違えてクリックによるウイルス感染の危険性を下げるためにも、防ぐ方法について確認しましょう。
不快感のある広告はクリックしない
広告の見た目だけでウイルスに感染するかどうかを見極めることはできません。
しかし、不快感のある広告が表示されることもあります。
不快な広告とは、サイトに不適切なものであったり、漫画の広告などさまざまです。
不快感のある広告が必ずしもウイルスに感染する可能性があるとは言い切れませんが、リスクを抑えるためにもクリックしないように徹底しましょう。
広告が表示されてもすぐに閉じる
広告を誤タップしてしまいアクセスしたページが表示されたとしても、すぐに閉じることを徹底してください。
広告を誤タップするだけでウイルスに感染するリスクはありませんが、アクセスしたページが自動的に別のページへ遷移することもあります。
自動的に悪意あるサイトへ遷移してしまうと、ウイルスに感染する可能性が高いです。
無意識に誤タップしてしまった広告は、放置せずにすぐに閉じるように徹底しましょう。
広告ブロッカーを使う
広告ブロッカーを使うことで、広告の表示を抑えることができます。
近年、多くのサイトやアプリで広告が表示されることが増えてきたため、広告ブロッカーを使っているユーザーもいるでしょう。
広告ブロッカーを使えば、そもそも広告が表示されなくなるため、広告誤タップによるウイルス感染を防ぐことが可能です。
しかし、広告ブロッカーをつかうと、広告収入で運営している無料サービスなどは運営できなくなるため、広告ブロッカーを使っているユーザーは使用させないなどの措置をとっていることも考えられます。
広告の表示を抑えることはできますが、場合によってはサービスが使えなくなることもあるため、臨機応変に使用することが大切です。
ウイルスソフトを使う
ウイルスソフトを導入し、広告誤タップによりウイルスに感染することを防ぐことも可能です。
しかし、ウイルスソフトを導入しても、ウイルスソフトを回避する広告も存在します。
そのため、絶対に安心できるというわけではありません。
広告誤タップによるウイルス感染を防ぐためには、使用するユーザー自身が気を付けることも大切です。
ソフトウェアを最新状態にアップデート
ソフトウェアを最新状態にアップデートしておくことで、システム脆弱をねらったウイルス感染を防ぐことができます。
定期的にアップデートをしておくことは、パソコンやスマートフォンを保護する上で大切なことです。
最新状態にアップデートしておけば、簡単にはウイルスに感染しません。
まずは、定期的にアップデートをして強固な状態を作り上げることを意識することが大切です。
広告の誤タップやクリックからのウイルス感染を防ごう
広告の誤タップやクリックが原因でウイルスに感染することは滅多にありません。
しかし、悪質なサイトへ誘導されることはあるため、広告の誤タップには充分に気を付けるべきです。
悪質な広告かどうかを、広告の見た目だけで見極めることは困難ですが、不快感のある広告はクリックしないように気を付けたり、広告ブロッカーを使うことで広告自体を非表示にする方法もあります。
ユーザーの行動で、広告誤タップや間違えてクリックによるウイルス感染の被害を抑えることは可能です。
また、無料サービスやサイトは便利な反面、このようなリスクのある広告が多く表示されやすいのも事実です。
ビジネス利用や安全な利用を考えているのであれば、法人向けのサービスや安全なサービスを利用することも意識しましょう。