導入前の課題・問題点
社内サーバをどこでも閲覧できる環境ではなかったので、不便でした。
セキュアSAMBAを導入する以前は、外出先でのファイル閲覧・更新ができなかったため、外出中の営業が顧客からの問い合わせに対応する際、スピードが遅くなってしまいがちでした。それから、社内でサーバを構築する場合、弊社には担当者が一人しかいないためその管理が大変という問題もありましたね。
ご検討いただいたきっかけ
サーバのクラウド化で社内外のやりとりをスムーズに行い、売上向上を図りたいと思っていました。
もともとクラウドストレージには興味があり、簡単にアクセスができてセキュリティがしっかりしているものを探していました。できるだけ社内に置くサーバを減らしてクラウドサービスに移行したいと考えており、外出している営業担当者と社内にいる者との連携をスムーズにして、短納期の受注にも対応できるようになれば、売上向上をも図っていけるのではという狙いもありました。
サービス導入の決め手
セキュアSAMBAのデモを試してみたところ、まるで社内サーバを利用しているように使いやすいことや、管理画面も分かりやすかったため導入を決めました。
インターネット環境があればどこでも利用できるという点はもちろん、もう一つ大きな決め手になったのは、社内でサーバを持つことなくセキュリティ対策や運用サポートもしっかりしていると感じたことです。製品の図面など、お客様との信頼で機密情報をやりとりするので、安全性が高いという点は非常に大切なポイントでしたね。さらに料金面においても他社のサービスより魅力を感じました。
導入後の効果・ご感想
社員の意識が変わり、社内の情報整理も進みました。
外出先でID・パスワードがあればどこでも簡単に利用できる点は良いと思います。サポートがしっかりしていて、分からないときは気軽に問い合わせできる点もいいですね。これまでのファイルサーバの使い方は「パソコンの中身がそのまま移った」というような認識をもっていた社員も多く、大事な図面データだけではなくスキャンした書類データなどもそのまま乱雑に保存しているような使用状況でした。それが、セキュアSAMBAという新しいツールを導入することで、何をサーバ上に保存するのかが明確化され、社員のサーバ運用・情報整理の意識が変わるきっかけになりました。
サービス・サポート体制について
セキュアSAMBAを使っていて救われたな、と思ったのは、世代バックアップ機能(※)です。個々で使用するファイルはこまめにバックアップを取るよう指示していましたが、なかにはやはり上書き保存してしまう社員もいるため、「昨日のファイルがほしい」と言われることも多くありました。そんなとき、バックアップの世代を選択して復元できたのでとても助かりました。
※世代バックアップ機能:最新のバックアップ時点に復元できるだけでなく、その前の時点にでも復元できるようにバックアップを複数時点で取得しておく機能。