IT化についていけない原因とは?IT化についていけないの改善方法


目次[非表示]

  1. 1.IT化についていけない原因とは?
    1. 1.1.用語の理解が難しい
    2. 1.2.これまでITに触れてきていない
    3. 1.3.できないと諦めてしまっている
    4. 1.4.慣れを捨てられないから
    5. 1.5.IT化に失敗するリスクが怖い
    6. 1.6.IT化に理解がない環境下にある
  2. 2.IT化についていけない弊害:企業の場合
    1. 2.1.時間と資源のロスになる
    2. 2.2.顧客やチャンスを失う可能性がある
    3. 2.3.IT人材の獲得や育成ができない
    4. 2.4.古いシステムのブラックボックス化
    5. 2.5.「2025年の崖」を克服できない
  3. 3.IT化についていけない弊害:個人の場合
    1. 3.1.ITスキルを獲得できない
    2. 3.2.IT機器を持て余す
    3. 3.3.人材としての価値が低下する
  4. 4.IT化についていけない状態を改善する方法
    1. 4.1.小さな成功体験を繰り返す
    2. 4.2.ITリテラシ―の教育制度を整える
    3. 4.3.ITコンサルタントに依頼する
    4. 4.4.IT化の目的を理解する
    5. 4.5.ITリテラシ―を向上させる
  5. 5.IT化についていけない状態から脱却しよう


カタカナやアルファベットが多いIT用語を見ているだけでIT化に苦手意識を持つ人もいるかもしれません。

日本は世界的に見てもIT後進国といえますが、これはIT化についていけない人が多いことが原因でもあります。

IT化についていけない原因、IT化についていけないままでいるとどのような影響があるのかを理解して、IT化についてどうすべきかを考えていきましょう。

IT化についていけない原因とは?

IT化についていけない原因はいくつかありますが、新しいことを取り入れたくない、現状を変えたくないという安定への固執が根底にある場合があります。

つまり、ITとは縁が遠い業種や人たちがIT化についていけない状態になりやすいともいえるでしょう。

用語の理解が難しい

IT用語は外来語なので、ほとんどがカタカナ・省略されたアルファベットです。

聞きなれない言葉や聞いただけで理解できない言葉が多いと、まず言葉の意味を理解するところから始めなければいけません。

取っ掛かりとなる言葉の理解ができないことで、IT化への取り組みや理解自体も遅れてしまい、IT化についていけないということにつながります。


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これまでITに触れてきていない

IT機器を幼少期から使用している世代であれば、IT化に対応しやすいですが、これまでアナログ中心であったり、IT機器に触れてきていない世代は、IT化についていけない状態になりやすいでしょう。

そもそも親しみのないITに対して、簡単に順応して活用できるという人材は少ないのではないでしょうか。

できないと諦めてしまっている

新しいことを学ぶためには、自分には「できない部分がある」ことを認めなければいけません。

また、自分にとって理解が難しいことに対して諦めの感情を抱いてしまうこともあるでしょう。

ITに苦手意識を持ってしまっていると、最初から諦めの意識を強く持ってしまい積極的に学ぶ姿勢を持てないということもあるかもしれません。

慣れを捨てられないから

人は慣れていることや安定しているものを捨てたり、変えたりすることを望まない生き物です。

「これまでのアナログなやり方で特に問題はないから、あえて変える必要はない」と現状を固持してしまいがちです。

このような考えだとIT化は進まないどころか、IT化を拒絶してしまっているとも言えます。

IT化に失敗するリスクが怖い

IT化を計画し、実行し、人材教育をするのに、時間や費用をかけて行います。

「IT化に失敗した場合のリスクをとるより、現状維持の方がいいのではないか」と後ろ向きに考えてはいないでしょうか。

その結果としてIT化についていけず、ついていけないからIT化をしたくない、という悪循環になってしまう場合もあるでしょう。

IT化に理解がない環境下にある

自分自身はIT化についていけるよう頑張りたくても、同僚や上司がIT化に理解がないため、一向に進まないこともあります。

せっかくのモチベーションがあっても、同調圧力によって負のスパイラルに陥り、結果的にIT化についていけないままの現状を変えられないこともあるかもしれません。

企業や職場でIT化の理解を高めるには全体で取り組まなければ難しいので、企業がIT化を拒絶している環境だとIT化は進まないでしょう。

IT化についていけない弊害:企業の場合

IT化についていけないと作業効率の低下だけでなく、顧客ニーズをつかめず、信用を失う可能性もあります。

また、IT人材が育たず、システムの老朽化や経済損失を被る可能性も高まるでしょう。

時間と資源のロスになる

IT化を進めないままでいるのは、貴重な人的・時間的資源をドブに捨てているようなものです。

例えば、情報を共有するために同じことを何度も説明する、ルーティーン作業にある無駄な工程に気づかないなどです。

IT化しないと生産性は落ちる一方のため、新規参入の企業に簡単に抜かされてしまいます。

顧客やチャンスを失う可能性がある

IT化が遅れていると、顧客獲得のチャンスを失う可能性があります。

例えばどんなに良いサービスや商品を持っていても、ホームページがなかったりWebデザインが安っぽく見えたりするだけで、顧客はその企業を選ばないでしょう。

顧客自身もインターネットを駆使し、必要な情報を自分で選んでいます。

顧客のニーズに適切に応えられるようにしておかなければ、顧客獲得をすることはこれまでの営業手法や飛込だけでは難しいでしょう。

IT人材の獲得や育成ができない

企業が積極的にIT人材の育成を試みないと、将来有望な社員が流出するだけでなく、新しく優秀な人材を受け入れることができません。

また、非効率な作業の進め方や不便なシステムを利用し続けることで、ミスが増えるだけでなく業務のストレスも増えるので人材の定着にも影響が出るでしょう。

古いシステムのブラックボックス化

古いITシステムを更新しないままだと、導入当初の社員はすでにいないこともあり、システムが中身の見えないブラックボックス化してしまい対応が取れなくなる可能性が高まります。

また、システムの老朽化によってランニングコストが増大し、経営を圧迫する事態や予期せぬトラブルなどの可能性も高まるかもしれません。

「2025年の崖」を克服できない

経済産業省が発表した「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」では、2025年までにデジタルトランスフォーメーション(DX)が進まないと、最大12兆円もの経済損失を引き起こす可能性が指摘されています。

IT化が進まない企業はハイリスクである、と国から認知されているということです。


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IT化についていけない弊害:個人の場合

企業が取り組むべきIT化ではあるのですが、働く個人としてもIT化についていけないと弊害が生じます。

IT化についていけないことで従業員として働く個人にどのような影響があるのか見ていきましょう。

ITスキルを獲得できない

ITスキルを得ようとせずに自社内だけで通用する地位にしがみついたままでいたりすると、まったく成長できない人間になってしまいます。

その会社に居続けることができれば問題はないかもしれませんが、ITスキルが必要になる場合や変化が生じた場合に対応することは難しくなります。

IT機器を持て余す

IT機器を使いこなす知識や技術を身につけようとしないため、貸与されたパソコンやデジタル機器にかけるコストを無駄にしてしまいます。

また、IT機器を使いこなすことができれば効率的に進められる業務をうまく捌くことができないので非効率さが浮き彫りになってしまうでしょう。

人材としての価値が低下する

社内でIT人材が優遇されると、経営状況や経営方針の転換により、IT化についていけない人の価値は低下します。

転職しようにもITスキルがないため、今より条件の良い職場で働ける可能性は低くなるでしょう。


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IT化についていけない状態を改善する方法

IT化についていいけないを改善するにはどのような方法が適しているのでしょうか。

IT化についていけない状態から適切にIT化を理解し利用するためにも確認していきましょう。

小さな成功体験を繰り返す

企業がIT化を目指すためには、「ITが苦手」と思っている社員に成功体験を与えるのが効果的です。

そのためにはペーパーレス化や社内メールの活用など、誰でも簡単にできることから始めるのが効果的です。

アウトプットを繰り返すよう誘導すれば、苦手意識も克服できるようになるでしょう。

ITリテラシ―の教育制度を整える

ITリテラシーを高める教育を取り入れてみましょう。

ITリテラシーを向上させる方法として、オンライン学習のeラーニングを利用したIT研修があります。

eラーニングそのものがIT化の賜物であるため、知識と実践、双方からIT化を肯定的に捉えられるようになります。


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ITコンサルタントに依頼する

企業のIT戦略やIT導入支援などサポートするプロとして、ITコンサルタントがいます。

企業の経営戦略から人事評価まで分析し、IT化への課題解決に向けたロードマップの作成をゼロベースから行います。

IT化についていけない企業としてコンサルを依頼するのは、変革への一手となるでしょう。

IT化の目的を理解する

何のためのIT化なのかを理解し、目的意識を持つようにしましょう。

広義のIT化はデジタル機器の普及や使う環境を整えることですが、その先には作業効率や労働環境の改善があります。

IT化は過程の一つにすぎません。

IT化の先に何があり、IT化をすることでどのようなことができるのか、どのような姿になれるのかをきちんと理解しましょう。


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ITリテラシ―を向上させる

ITリテラシーは積極性を持って高めていく必要があります。

書籍やインターネット、ITセミナーなど学べる機会はたくさんあります。

知見のある同僚や友人と連携をとりつつ、自らITリテラシーのブラッシュアップに努めましょう。

また、相談しやすい環境や勉強の機会などを企業側も積極的に用意することで全体のITリテラシーが高まり、IT化を進めやすい状態を作り出せます。

 

IT化についていけない状態から脱却しよう

IT化についていけないと、企業も個人もビジネスの多様化についていけず、デジタル競争に負けてしまう可能性があります。

顧客のニーズがわからない、サービスを生み出せない企業が、安定した経営を続けることは難しくなるでしょう。

IT化にいち早く取り組み業務効率を上げれば、培ってきた能力をさらに伸ばす余裕が生まれ、サービスの向上につながります。

IT化の促進にはオンラインストレージの利用が効果的です。

オンラインストレージとは、オンライン上で情報を保管しておくためのシステムのことで、IT化には欠かせないツールです。

オンラインストレージ「セキュアSAMBA」は、デジタル機器にまだ不慣れな人でも簡便に操作ができ、わからないときのサポート体制も充実しています。

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