USBのウイルス対策とは?USBメモリからのウイルス感染の特徴と対策方法

目次[非表示]

  1. 1.USBメモリのウイルス対策は必要?
  2. 2.USBのウイルス対策:USBを守る方法
    1. 2.1.ウイルス対策機能を搭載したUSBメモリを使用する
      1. 2.1.1.ウイルスチェック機能
      2. 2.1.2.ライトプロテクト機能
      3. 2.1.3.AutoRunを無効にする機能
    2. 2.2.信頼できないパソコンにUSBメモリを挿入しない
    3. 2.3.自分のパソコンを常に最新状態に保っておく
  3. 3.USBのウイルス対策:パソコンを守る方法
    1. 3.1.ウイルス対策ソフトでパソコンを常時保護
    2. 3.2.所有者不明のUSBメモリはパソコンにつながない
    3. 3.3.USBメモリの使用ルールを定める
    4. 3.4.自動再生をオフに設定する
  4. 4.USBのウイルス対策にオンラインストレージ


社内のパソコンはウイルス対策ばっちり、という場合でもウイルスの感染経路の抜け道があることを忘れてはいけません。

そのひとつになるのがUSBメモリです。

簡単にデータを持ち運べる便利なアイテムだからこそ、パソコン間を渡り歩く中でウイルスに感染してしまう可能性があるからです。

USBメモリのウイルス対策について確認していきましょう。

USBメモリのウイルス対策は必要?

コンピューターウイルスと言えば、インターネットやメールを通じてバラまかれるイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、実はUSBメモリもウイルスの感染経路になるのです。

社内のパソコンデータは、多くの場合ウイルス対策ソフトで守られています。

パソコンのデータをUSBメモリに移動してしまえば、ウイルスへの防御力は低下してしまいます。

データの移動が簡単にできるUSBメモリは、ネットカフェなどの共用パソコン、社員個人のパソコンに接続して使われるかもしれません。

このようなセキュリティが脆弱なパソコンに接続されることで、USBメモリのデータがウイルスに感染してしまう可能性が高まるのです。

ウイルスに感染したUSBメモリをパソコンに接続すれば、ウイルスの侵入経路ができてしまいます。

USBに潜入したウイルスは、自身をパソコン内部にコピーします。

そして別のUSBメモリ、ハードディスク、ネットワーク上のパソコンなどに次々とウイルスを広げていく恐れがあります。

データの持ち運びに便利だからといつもUSBメモリを使っていると、思わぬセキュリティリスクが発生する可能性があるかもしれません。

個人ではともかく、業務上頻繁にUSBメモリを使うのは控えるべきであり、USBのウイルス対策も必須といえるでしょう。


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USBのウイルス対策:USBを守る方法

ウイルスに感染したパソコンからUSBメモリを守るための方法を紹介します。

USBメモリ自体のウイルス対策をすることも重要なポイントです。

ウイルス対策機能を搭載したUSBメモリを使用する

USBメモリの中にはウイルス対策機能を搭載しているものがあります。

このようなUSBメモリを使えば、データをウイルスから守り、パソコンへの感染拡大を防ぐことが可能です。

以下で具体的な機能を紹介します。※USBメモリの機種によってどの機能を備えているかは異なります。

ウイルスチェック機能

USBメモリ本体にウイルス対策ソフトを搭載した商品が発売されています。

USBメモリにデータが書き込まれる際に、ウイルスの有無をスキャンしてくれる優れものです。

ウイルスのデータベースはオンライン環境下なら自動的に更新されます。

ただし、使用期限が切れるとウイルスパターンファイルの更新に追加料金が発生することがあります。

ライトプロテクト機能

ライトプロテクト(write protect)、すなわちデータの書き込みを禁止する機能を持ったUSBメモリもあります。

ウイルスはUSBメモリに自身のコピーを自動作成することで感染を広げます。

このような不正書き込みを防止して、USBのデータを守る機能です。

AutoRunを無効にする機能

AutoRunとは、自動再生機能のことです。USBメモリをPCに接続すると自動的にインストーラーが立ち上がる仕組みを悪用し、ウイルス書き込みが行われるケースがあります。

「autorun.inf」は自動再生するデータを指定するファイルですが、ウイルスはこれを書き換えて感染を広げようとします。

不審な動きがあった時は「autorun.inf」を削除する機能が付いたUSBメモリを使えば、ウイルス対策になります。

信頼できないパソコンにUSBメモリを挿入しない

不特定多数が使うパソコンにはUSBメモリを挿入しないことも重要です。

例えば、ネットカフェやホテルの共用パソコンは誰がどのように使っているか分かりません。

セキュリティ面での安全性が確保され、信頼できる人間しか使っていないパソコンでなければ、重要なデータが入ったUSBメモリを接続してはいけないのです。

自分のパソコンを常に最新状態に保っておく

パソコンのOSは常に更新状態に保っておきましょう。

セキュリティ上の脆弱性が発見された場合は、修正プログラムが配布されるはずです。

OSの修正プログラムを自動インストールするように設定しておくことをお勧めします。

また、パソコンにウイルス対策ソフトを導入している場合でも、アップデートを欠かさないようにしましょう。

USBのウイルス対策:パソコンを守る方法

ウイルスに感染したUSBからパソコンを守る方法を紹介します。

USB経由でパソコンにウイルスを感染させないことも重要です。

ウイルス対策ソフトでパソコンを常時保護

まず、ウイルス対策ソフトでパソコンを常時保護してください。

USBメモリのファイルを開く前には必ずウイルス対策ソフトでチェックを行いましょう。

所有者不明のUSBメモリはパソコンにつながない

USBメモリの外側からはどんなデータが入っているか分からないものです。

所有者がだれか分からないUSBメモリを見つけたときは、「落とし物かも」とパソコンで内部データを確認したくなるかもしれません。

しかし、中にウイルスが仕込まれている可能性を考慮すれば、所有者不明のUSBはパソコンにつながない方が安全です。

USBメモリの使用ルールを定める

USBメモリを使えば、データをどこにでも持ち出せてしまいます。

不特定多数が使う共用パソコンからUSBメモリにウイルスがコピーされ、社内に持ち込まれてしまう可能性は十分あります。

「USBメモリは社内の限られたパソコンで使う」など安全に使うための使用ルールを定め、社員で共有しましょう。

自動再生をオフに設定する

先に「USB内のファイルを開く前にウイルス対策ソフトでスキャンする」という対策法を紹介しました。

しかし、USBメモリを挿入しただけでファイルを実行してしまう自動再生機能がオンになっていれば、この対策法は意味がありません。

スキャンする時間なくウイルスが広がってしまうでしょう。

これを防ぐには、自動再生機能をオフにする必要があります。

自動再生機能はコントロールパネルから無効化することができます。

USBのウイルス対策にオンラインストレージ

SBメモリを介したウイルスに対抗するには、USBメモリ・パソコン両側から対策を行う必要があります。

対策方法にはセキュリティソフトを搭載したUSBメモリを使ったり、パソコンの自動再生機能をオフにするなどがあります。

しかし、いずれの方法にしろ社員が個別にセキュリティ対策を行わなくてはなりません。

ITが苦手な社員やセキュリティ意識が甘い従業員のUSBメモリがウイルスの感染源になる可能性もあります。

オンラインストレージを使ったファイル共有なら、会社全体でウイルス対策ができます。

例えば、オンラインストレージ「セキュアSAMBA」にはウイルスチェックの有料オプションがあり、アップロードされるすべてのファイルをスキャン可能です。

USBをウイルス対策するひとつの手段や代替案として、無料から使えるセキュアSAMBAを利用してみてはどうでしょうか。

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