メールの画像が表示されないときの原因と対策方法

ビジネスで利用されるメールには、テキストメールとHTMLメールの2種類があります。特にHTMLメールは視覚的な訴求力の高さからメルマガや広告で広く活用されています。

しかし、HTMLメールにおいて、画像が表示されないトラブルが多く、セキュリティソフトやメールソフトの設定、端末やキャリアの違いなど、さまざまな要因が影響しています。

本記事では、メールの画像が表示されない主な原因とその対策方法を詳しく解説します。また、ビジネスで画像を安全かつ確実に共有したい場合には、オンラインストレージの活用が有効であることも紹介していきます。

メールの画像表示トラブルを解決し、効率的なファイル共有を実現するためのポイントをまとめました。

>> ダウンロード:メールのファイル添付とオンラインストレージの使い分け方

目次[非表示]

  1. 1.メールに画像を表示させる目的と効果
    1. 1.1.視覚的に訴求しやすい
    2. 1.2.文章だけのメールより見やすい
  2. 2.画像つきメールには危険なものもある
    1. 2.1.ウイルス感染する可能性が高い
    2. 2.2.なりすましメールの可能性がある
  3. 3.メールの画像が表示されない原因
    1. 3.1.セキュリティソフトが影響している
    2. 3.2.画像をブロックする機能がオンになっている
    3. 3.3.メールソフトの設定が影響している
    4. 3.4.キャリアメールで受信してるから
  4. 4.メールの画像が表示されないときの対策方法
    1. 4.1.ウェブページを確認する
    2. 4.2.テキストメールを送る
    3. 4.3.セキュリティソフトの設定を再確認する
    4. 4.4.メールソフトの設定を変える
  5. 5.メールの画像が表示されないは添付の場合でもある
  6. 6.画像の共有が目的ならメールよりオンラインストレージ

メールのファイル添付とオンラインストレージの使い分け方​​​​​​​

メールに画像を表示させる目的と効果

メールの画像が表示されないことでメールの内容をうまく読み取れないときもあります。

メールに画像を表示させることに、どのような目的や効果があるか確認していきましょう。

視覚的に訴求しやすい

画像が表示されることで、メールを確認している人に視覚的に訴求しやすいメリットがあります。

文章より画像の方が確認しやすく、簡単にメールの内容を把握することができるため、画像つきのメールはメリットが高いです。

画像とともにメールで商品の紹介などをすれば、ユーザーが購入する行動を起こしやすく、ビジネス面でも利益があります。

そのため、メールに画像を表示させることは視覚的に訴求しやすいだけではなく、ユーザーが行動に移しやすい宣伝効果もあると言えるでしょう。

文章だけのメールより見やすい

文章だけが述べられているメールよりは、画像が表示されているメールのほうが見やすいメリットがあります。

文章だけの場合、最後まで読むユーザーは少ないです。

しかし、画像が表示されることで内容を把握しやすく、最後まで読んでもらいやすくなります。

また、硬い印象を和らげることもできるため、親しみのこもったメールを送ることもできるでしょう。

画像つきメールには危険なものもある

画像つきのメールには、危険なものが含まれていることもあります。

メールの画像が表示されないと悩む前に、画像つきのメールにどのような危険があるかも確認しておきましょう。

ウイルス感染する可能性が高い

画像付きのメールはHTMLメールと呼ばれ、HTMLメールにはウイルスが付着している場合があります。

HTMLコード内にウイルスを組み込んだり、画像にウイルスを付着させることができるため、受信を機にウイルスに感染する可能性が高いです。

そのため、むやみにHTMLメールを受信しないように設定している企業も多いでしょう。

なりすましメールの可能性がある

HTMLメール自体がなりすましメールの場合もあり、トラブルに巻き込まれることもあります。

なりすましメールは、第三者が悪意をもってメールを送っているものであり、情報を盗み出される恐れがあります。

正式な送信主から送られていないHTMLメールは不審なメールであるため、開封しないように徹底しましょう。

企業によってはHTMLメール自体を受け取らないようにしている場合もあるため、企業に送るビジネスメールは、HTMLメールを使用しないことをおすすめします。

メールの画像が表示されない原因

メールに画像をつける目的や効果を理解したうえで、リスクがないものであれば表示されなければ見にくいメールになってしまいます。

メールの画像が表示されないときは、どのような原因が考えられるか見ていきましょう。

セキュリティソフトが影響している

セキュリティソフトが影響しており、メールの画像を非表示にしている可能性が高いです。

HTMLメールはウイルスが付着している可能性が高いため、セキュリティソフトによってはHTMLメールの画像を非表示にする設定がされています。

ソフトによっては自動で設定されていることもあるため、画像が非表示になった際は、セキュリティソフトの設定を確認してみましょう。

画像をブロックする機能がオンになっている

使用しているメールソフトによっては、画像をブロックする機能がついています。

自動的に画像をブロックする機能がオンになっていることもあるため、メールソフトの設定を確認してみましょう。

たとえば、Yahoo!メールではイメージブロック機能という設定があり、画像を非表示にすることができます。

画像をブロックする機能が搭載されているか、確認することも大切です。

メールソフトの設定が影響している

メールソフトの設定によっては、HTMLメールの画像が非表示になっていることもあります。

たとえば、Gmailでは標準HTMLメールと簡易HTMLメールを確認するためのURLが異なるため、専用のURLで確認しなければ画像が表示されません。

使用しているメールソフトによっては、HTMLメールへの対策がされていることもあるため、まずは設定を確認しましょう。

キャリアメールで受信してるから

キャリアメールでHTMLメールを受信すると、うまく表示されません。

また、同じキャリアメールでもスマートフォンの端末によってはHTMLメールへの対応の仕方が異なります。

たとえば、iPhoneには純正の「Mail」アプリが搭載されているため、キャリアメールだとしても正常に表示されることが多いです。

しかし、Androidではキャリアが独自に開発しているメールアプリでメールを開くことになるため、HTMLメールの表示ができないことがあります。

使用している端末やキャリアメールとの相性が悪く、画像が表示されないことも多いため、確認してみましょう。

メールの画像が表示されないときの対策方法

メールの画像が表示されないときは、どのような対策を取るべきでしょうか。

リスクの高いHTMLメールをどうしても受信しなければならないときの、対策方法についても確認しましょう。

ウェブページを確認する

HTMLメールの多くは、確認できないことを承知の上で送信されます。

その場合、「ウェブページで確認する」と書かれてある文面をクリック、もしくはタップすると、メールの内容と同じことが表示されているウェブページに遷移します。

HTMLメールは、ウェブページの内容を分かりやすくメールで簡潔に伝えているもののため、内容はほぼ変わりません。

HTMLメール内で確認できない場合は、ウェブページで確認することも対策方法と言えます。

テキストメールを送る

HTMLメールを受信しない設定にしている企業も多いです。

企業の方針で、設定を変えることができない場合は、テキストメールを送信するとよいでしょう。

テキストメールはHTMLメールのように文中に画像や色などをつけて、視覚的に訴えることはできません。

しかし、ビジネスメールではテキストメールのほうがよく使われるメールです。

相手の方針を聞き取った場合は、テキストメールを送信するか、もしくはテキストメールで送信してもらうように依頼しましょう。

セキュリティソフトの設定を再確認する

セキュリティソフトが、HTMLメールの設定を妨害している可能性が非常に高いです。

画像が表示されないときは、まずセキュリティソフトをチェックしましょう。

HTMLメールを非表示、もしくは、イメージブロック機能をオンにしている場合は、それらの機能をオフにすると、画像が表示されるようになります。

しかし、HTMLメールからウイルスが感染するリスクは高まるため、セキュリティソフトの設定をかえる場合は注意が必要です。

メールソフトの設定を変える

リスクがあるかもしれないHTMLメーを受信しなければならないとき、セキュリティソフトの対策を弱くするのは意味がありません。

仮に設定を変えたことでリスクのあるメールを受信した場合、ウイルスに感染することもあるでしょう。

セキュリティレベルは変えずに、メールを受信する場合は、まずメールソフトの設定を変えることを優先してください。

たとえば、利用しているメールソフトがHTMLメールに対応していない場合もあります。

HTMLメールに対応するように設定を変えれば、セキュリティレベルを下げることなく画像を表示して受信できるでしょう。

メールの画像が表示されないは添付の場合でもある

主にHTMLメールの画像が表示されない原因と対処法を紹介しましたが、メール添付された画像が表示されないというときもあります。

HTMLメールは、主に広告的な意味合いで利用されていることが多く、ビジネスでのやり取りで使うことは少ないでしょう。

一方で、メール添付で画像を共有するというシーンは日常業務でも当たり前のようにしている行為ではないでしょうか。

ファイル共有が目的での送ったメールの画像が表示されないのであれば、業務が止まってしまいます。

ファイル形式が不適切である、添付容量が大きい、メールソフトやセキュリティソフトの影響、など添付したメールの画像が表示されない原因はいろいろ考えられますが、素早い共有が求められる中で、画像などのファイル共有をメールでするのは適しているとは言えません。

メールを利用したファイル共有をメインの方法で採用しているのであれば、メールの画像が表示されないという部分だけでなく業務効率やセキュリティ観点からも見直しが必要になるでしょう。

画像の共有が目的ならメールよりオンラインストレージ

画像つきのメールは、視覚的に訴求することができるため、ユーザーが次の行動に移しやすい宣伝効果を高めることができます。

しかし、ビジネスにおいて画像つきのメールを送ることは滅多にありません。

画像をメールで送るのは、ほとんどの場合「共有すること」が目的です。

画像の共有が目的であれば、メールソフトやセキュリティソフトによる妨害を防ぐために、メール以外の方法を検討しましょう。

たとえば、オンラインストレージであれば画像を保管するだけで、メールを介さずに確認することができます。

オンラインストレージであればメールのようにウイルス感染の恐れもないため、安全に画像の確認ができます。

セキュアSAMBAは国産のオンラインストレージであり、セキュリティレベルも高く安心です。

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