クラウド移行の課題とは?検討すべきクラウド移行の課題まとめ!


目次[非表示]

  1. 1.クラウド移行とは
  2. 2.クラウド移行で課題が生じやすい理由
  3. 3.クラウド移行の課題
    1. 3.1.オンライン環境でしか利用できない
    2. 3.2.理想的なサービスがあるとは限らない
    3. 3.3.セキュリティポリシーの担保が難しい
    4. 3.4.既存システムとの連携が困難な場合がある
    5. 3.5.ランニングコストが発生する
    6. 3.6.クラウドのシステム管理者がいない
    7. 3.7.利用者が使いこなせない場合がある
    8. 3.8.セキュリティ事故が起きる可能性があがる
    9. 3.9.ベンダーロックインに陥る懸念がある
    10. 3.10.サービス終了に備える必要がある
  4. 4.クラウド移行で課題が発生した場合の影響
    1. 4.1.コストが増加する可能性がある
    2. 4.2.期間が長期化する可能性がある
    3. 4.3.DX化に踏み切れなくなる
  5. 5.クラウド移行の課題が生じにくくなる進め方が重要
  6. 6.クラウド移行はクラウドストレージのセキュアSAMBAから


デジタル化やDX推進、テレワーク導入などの影響でクラウド移行を検討する企業が増えてきました。

クラウド移行の必要性が高まる中で、クラウド移行の課題を把握しないで移行を急いでもあまり良い結果を得られないことがあります。

闇雲にクラウド移行を実施するのではなく、クラウド移行をする場合に検討すべき課題をしっかりと理解して、適切なクラウド移行を進められるようにしましょう。

クラウド移行とは

クラウド移行とは、自社で構築して社内に設置しているオンプレミスのシステムやデータなどをクラウド環境へ移行することを言います。

クラウド移行をすることで、機器の調達や設置、運用などにかかわる調達費や人件費などのコストが不要になるほか、セキュリティルームなどの機器の設置場所の確保も不要になります。

また、クラウドサービスを利用する場合は申し込みだけですぐに利用可能になるので導入までの期間が短く、イニシャルコストも削減することが可能です。

クラウドはインターネットにさえつながっていれば社外からもアクセスできるので、多様な働き方の実現やテレワーク推進につながります。

さらに、オンプレミスの場合は、自然災害時に会社が被災すれば設置している機器も故障などの被害を被る可能性がありますが、クラウドは自社で機器を保有しないため、BCP対策になる側面もあります。

デジタル化やDXの推進が高まっているだけでなく、クラウドにある様々なメリットの恩恵を受けるためやより柔軟かつ効率的に働ける環境を作るためにも、クラウド移行を実施したり検討している企業が増加していっています。

クラウド移行で課題が生じやすい理由

クラウド移行の際は課題が生じやすい傾向があり、その原因は環境の違いによる影響が大きくでます。

自社内に物理的にサーバーを設置して自由にシステムを構築するオンプレミス環境に対して、クラウド環境は、インターネットを介してクラウド事業者の元に設置しているサーバーにアクセスして利用する形態になります。

自由に構築して利用する環境から提供されたサービスを利用する環境になることは、現行と比較して不自由や不便を強いられる可能性があることが課題が生じやすい理由になります。

また、そもそもオンプレミスなども利用していない状態の場合もあります。

このような完全なアナログ状態からクラウド移行を進める際は、IT化やデジタル化の課題も同時に生じることになるので、多くの課題が生じる可能性もあるでしょう。

クラウド移行の課題

クラウド移行の際に生じる可能性がある課題にはどのようなものがあるのでしょうか。

クラウド移行の課題を確認していきましょう。

オンライン環境でしか利用できない

クラウドはインターネットを介してクラウド事業者が提供するサービスを利用する形態であるため、インターネットにさえつながっていれば場所や時間を問わずに利用できるため利便性に優れています。

しかし、裏を返せばインターネットにつながっていないオフライン環境下では利用できないというデメリットもあります。

中にはオフライン環境下で利用した場合はいったんローカルPCにデータを保存し、オンラインになったときに保存していたローカルデータをクラウド上にアップロードできる機能を提供しているクラウドサービスもあります。

理想的なサービスがあるとは限らない

クラウドサービスは、クラウド事業者が提供しているサービスを利用するため、自由にカスタマイズをすることができません。

カスタマイズ可能な範囲の中で利用するしかなく、オンプレミスのように痒いところに手が届かないため注意が必要です。

セキュリティポリシーの担保が難しい

カスタマイズ性が低い理由と同じですが、セキュリティもクラウド事業者から提供されているセキュリティ機能を利用することになります。

自社のセキュリティポリシーで定められている要件を満たしていない場合にそれを解決することは難しく、妥協するか別のサービスを検討するかの判断が必要になります。

既存システムとの連携が困難な場合がある

一部の業務はそのままオンプレミスで運用し、一部の業務のみをクラウド化する場合、システム間の連携が困難です。

ローカルネットワーク内で独自構築したシステムとインターネット上のクラウド事業者が提供するシステムを連携させることは環境が異なる完全な別システムのため、簡単にデータ連携などを行うことができません。

どこまでを許容するかの検討が必要になるため、クラウド化の範囲は慎重に決める必要があります。

ランニングコストが発生する

クラウドはイニシャルコストがオンプレミスと比較して大幅に削減可能です。

調達や設置、構築にかかわるコストがかからないためです。

その一方でクラウドサービスは、毎月一定のライセンス料などが発生したり、使用した分だけ支払う従量課金制になるので、月々のランニングコストが発生してしまいます。

費用対効果を試算してサービスやプランを検討することが重要です。

クラウドのシステム管理者がいない

オンプレミスとクラウドは運用する文化や方法が異なることが多いです。

そのため、オンプレミスのシステム管理者のスキルやノウハウがそのまま通用しないので、新たな要員の配置や元々のシステム管理者のスキルアップが必要になります。

また、担当者がいたとしてもクラウドサービスを利用している場合は、こちらから直接対処はできないので、サービス先の問い合わせたり、対応を待つ必要があることもあります。

利用者が使いこなせない場合がある

オンプレミスとクラウドでは操作感も制限事項も異なるので、利用者が使いこなせなくて導入失敗となるケースも珍しくありません。

ユーザー教育の計画と実行をきちんと行って浸透させる施策が必須になります。

また、これまでデジタルツールを利用していなかった場合であれば、なるべく操作が簡単なものや機能が少ないクラウドサービスの導入から始め、部分的なクラウド移行をするほうがいいかもしれません。

セキュリティ事故が起きる可能性があがる

インターネットに繋がっていれば時間や場所を問わず利用できることはとても便利ですが、セキュリティ事故のリスクも高まります。

内部不正や悪意のある第三者による不正、PCの紛失など様々なリスクが懸念されます。

強固なセキュリティのサービスの利用はもちろん、利用する側もセキュリティ意識やITリテラシーの向上に努めましょう。

ベンダーロックインに陥る懸念がある

特定のベンダーに依存してしまうことで他のベンダーへの切り替えが難しくなる状況のことをベンダーロックインと呼びます。

独自の技術が採用されているクラウドを選定してしまうと、簡単に他サービスへ切り替えることができなくなるので注意が必要です。

サービス終了に備える必要がある

クラウド事業者が事業縮小でサービス撤退の判断をしたり、会社自体が倒産してしまったりしてサービス提供を終了してしまう懸念があります。

サービス終了をした場合は、代替のサービスに乗り換える必要があるので再移行の手間やコストが生じてしまいます。

特定のサービスに大きく依存して強いる状態であると、何か起きた場合に対処ができなくなるので、バックアップを二重に用意しておく必要があります。

クラウド移行で課題が発生した場合の影響

クラウド移行の検討やクラウド移行をしようとした場合に課題が生じてしまうとどのような影響があるのでしょうか。

クラウド移行の課題の影響内容を確認していきましょう。

コストが増加する可能性がある

コスト削減はクラウド移行のメリットのひとつですが、様々な課題を解決するために色々な調査や検討、対策が必要になってその分のコストが必要となる場合があります。

そのため想定していた予算をオーバーしてしまうなど金銭的な影響がある可能性があります。

期間が長期化する可能性がある

迅速に導入することが可能なことがクラウドのメリットですが、課題解決のため検討や対策を実施することで、結局導入までの期間が長くなってしまうこともあるでしょう。

計画通りに進まなかったり、計画の見直しが必要になったりとスケジュールに影響が出てしまう可能性があります。

DX化に踏み切れなくなる

コスト増加や長期化、課題の発生によって結局クラウド化移行の検討や実行を躊躇してしまい、古いシステムを使い続けている企業が数多く存在します。

DX化したいけど踏み切れないジレンマ状態に陥って、現行のシステムを使い続けたり、クラウド移行計画が頓挫してしまったりとクラウド移行の推進に影響が出てしまう可能性があります。

クラウド移行の課題が生じにくくなる進め方が重要

クラウド移行の課題は大なり小なり生じてしまうものであるという前提でいることは大事ですが、なるべく課題が生じないように進めることが重要です。

クラウド移行の課題を少なくするポイントは、小さい部分からクラウド移行を始めることが効果的です。

クラウドツールやサービスはさまざまなものがあり、それぞれで異なる特徴があるでしょうが、クラウド特有の課題という部分では共通していることが多いです。

その課題の範囲や影響度合いが、導入する部分やクラウドツールで異なるということなので、まずは小さい部分をクラウド移行をしてどのような課題が自分たちの場合は生じるのかということを体感したほうがいいでしょう。

つまり、クラウド移行の課題が小さくなるような工夫をしながら、部分的なクラウド移行を行うことでクラウド移行の課題を把握するとともに、部分的ながらもスムーズなクラウド移行を実現することができるのです。

クラウド移行はクラウドストレージのセキュアSAMBAから

クラウドストレージ(オンラインストレージ)はファイルサーバーやNASの代替となるクラウドサービスで、インターネットを介してクラウド事業者が提供するストレージを利用するサービスです。

国産クラウドストレージのセキュアSAMBAは、インターネットにつながってさえいれば、場所や時間を問わずに簡単かつ安全にファイル共有が行えます。

様々なデバイスからアクセス可能で、アクセス経路とファイルは全て暗号化されているため、安心して利用することができます。

ストレージは他システムとは独立しているため、クラウド移行の課題が生じる可能性が低く、クラウド移行しやすい領域です。

クラウド移行の第一歩として無料から使えるセキュアSAMBAの利用から検討してみてはいかがでしょうか。

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