USBメモリの情報漏洩対策は可能?USBメモリの情報漏洩対策方法


目次[非表示]

  1. 1.USBメモリは情報漏洩リスクが高いのか?
  2. 2.USBメモリが情報漏洩してしまう理由
    1. 2.1.USBメモリの紛失・盗難
    2. 2.2.USBメモリがウイルスに感染している
    3. 2.3.USBメモリから完全にデータを削除していない
  3. 3.USBメモリの情報漏洩例と影響
  4. 4.USBメモリの情報漏洩対策法
    1. 4.1.社内の運用ルールを決める
    2. 4.2.セキュリティ機能がついてるUSBメモリを使用
    3. 4.3.USBメモリを破損しない
    4. 4.4.パスワード管理を厳重に行う
  5. 5.USBメモリの情報漏洩対策にオンラインストレージ


USBメモリを、データの保管やバックアップ、社内外でのファイル共有に利用している企業もいるかもしれません。

しかし、USBメモリは情報漏洩リスクが高いと考えられ、使用禁止とする企業も増えてきています。

実際にUSBメモリによる情報漏洩事例も起きているため、USBメモリの情報漏洩対策について考えていきましょう。

USBメモリは情報漏洩リスクが高いのか?

JNSAが発表した「2018年情報セキュリティインシデントに関する調査結果~個人情報漏えい編~」によると、USBメモリによる情報漏洩は全体の12.6%とされています。

特に、USBメモリによる情報漏洩の原因として多い理由が、紛失や置き忘れです。

USBメモリは小型の精密機器のため簡単に紛失しやすく、机の上に放置したまま忘れてしまうことも多々あるでしょう。

なかには、パソコンに挿入したまま忘れてしまう人もいます。

さらに、USBメモリ内にあったデータは完全に削除することができず、適当に廃棄してしまうと悪意ある人がデータの復元を行い、情報が漏洩してしまう可能性もあり危険です。

USBメモリは正しい扱い方をしなければ簡単に情報が漏洩してしまい、大切なデータが入っているという意識が低いまま使用すると、少しのミスで情報漏洩のリスクを高めてしまいます。

そのため、USBメモリを利用する際は情報漏洩のリスクが高いことを意識した上で、適切な方法で扱うことが求められます。

USBメモリが情報漏洩してしまう理由

USBメモリから情報が漏洩してしまうのは、どのような理由があるのでしょうか。

実際に考えられる情報漏洩の理由について確認しましょう。

USBメモリの紛失・盗難

USBメモリは小型の精密機器のため紛失しやすく、盗難も簡単にされてしまいます。

例えば、パソコンに挿入したまま席から立ち上がってしまえば、簡単に第三者の手によって抜き取ることができてしまうでしょう。

また、小型であるが故に紛失もしやすく、例え盗難されたとしても気づきにくいことも考えられます。

紛失や盗難に気づけないほど小型に特化したものも多くあるため、どうしてもUSBメモリを使わなければならない場合は、紛失や盗難がされないよう保管場所を決めるなどの工夫をすることが大切です。

USBメモリがウイルスに感染している

USBメモリはパソコンに挿入して使う物ですが、使用しているパソコンにウイルスが感染している場合、USBメモリにもウイルスが感染してしまいます。

ウイルスがUSBメモリに付着してしまった場合、USBメモリ内のファイルがウイルスに感染するだけではなく、ウイルスに感染したUSBメモリから別のパソコンへウイルスが感染することもあるでしょう。

USBメモリを足場に、ウイルスが多くの媒体に感染することで情報漏洩に繋がることもあります。

USBメモリを使う際は、ウイルスに感染していないか確認することも大切です。

USBメモリから完全にデータを削除していない

USBメモリ内のデータを一度削除したところで、完全にデータが削除されたわけではありません。

復元ツールを使えば、削除したはずのデータも復元できてしまうため、削除する際は注意しましょう。

USBメモリ内のデータを削除し、USBメモリ自体を破棄したとしても、第三者によって復元されることもあります。

USBメモリを破棄する際は、復元されないよう完全削除を行うか、物理的にUSメモリを破壊するしかありません。

データの削除方法が甘く、復元されることで情報漏洩に繋がることも多いため、USBメモリからデータを削除する際は完全に削除できるようにツールを利用するか、物理的に破壊するかどちらかを選ぶ必要があります。

USBメモリの情報漏洩例と影響

USBメモリによる情報漏洩は実際にいくつかの事例があるため、事例からUSBメモリによる情報漏洩がどのような影響があるのか、確認しましょう。

例えば、2022年には官公庁で、住民基本台帳情報などが保存されたUSBメモリが紛失し、46万人にも及ぶ個人情報が漏洩したことがあります。

USBメモリは小型なため、簡単に持ち出すことが出来てしまいますが紛失もしやすく、実際に多くの情報漏洩事件が発生しています。

USBメモリによる情報漏洩の事例は多いため、USBメモリの使用を禁止にしている企業も多いでしょう。

しかし、小型故の利用のしやすさから、隠れて利用している人も多く、知らず知らずのうちに情報漏洩に繋がる行為をしている従業員もいるかもしれません。

そのため、USBメモリの使用自体を禁止にするのではなく、現状に合わせたルールを作成したり、事例から取れる対策を企業側で作成することが大切です。

USBメモリの情報漏洩対策法

USBメモリによる情報漏洩を防ぐためには、どのような対策法があるのでしょうか。

USBメモリの使用を禁止にするのではなく、使用を許可した上でのUSBメモリの情報漏洩対策方法について確認しましょう。

社内の運用ルールを決める

社内でUSBメモリを使用する際の運用ルールについて、しっかりと制定して運用しましょう。

USBメモリは使い勝手が良い機器であるため、使用を禁止にすることは難しいかもしれません。

そのため、会社側から使用するUSBメモリを支給するなどして監視すると良いです。

USBメモリは効率的に使えば便利なこともあるため、USBメモリを使用する際は許可制にするなど、使用を全面的に禁止するのではなく運用ルールを決めて使用すれば、情報漏洩を防ぐことができます。

セキュリティ機能がついてるUSBメモリを使用

USBメモリを利用する際は、万が一紛失や盗難されたとしても第三者にUSBメモリ内のファイルが盗聴されないように、セキュリティ機能つきのUSBメモリを使用すると良いでしょう。

ファイルが暗号化されるものや、USBメモリ内を見るためにはパスワードが必要になる機能がついていれば、第三者に盗聴される心配がありません。

汎用されているUSBメモリをセキュリティ機能つきのUSBメモリに変換するソフトウェアなどもリリースされているため、USメモリを利用する際は使用してみるのも良いです。

USBメモリを破損しない

USBメモリは小型ではあるものの精密機器の一種であるため、少しの衝撃で破損してしまいます。

破損することで、USBメモリ内のデータが破損するだけではなく、ウイルスに感染しやすくなってしまうため注意しましょう。

例えば、USBメモリが何かにぶつかるだけではなく、正式ではない方法で抜き差しするだけでもUSBメモリは破損してしまいます。

USBメモリを扱う際は、破損の心配もしながら扱うことが大切です。

パスワード管理を厳重に行う

USBメモリ内に、パスワードを設定したファイルを保存することで安心している人もいるでしょう。

しかし、パスワードの管理が厳重ではない場合、簡単に漏洩してしまいます。

USBメモリのみを厳重に扱うだけではなく、パスワードの管理も厳重にしましょう。

USBメモリの情報漏洩対策にオンラインストレージ

USBメモリの使用自体を禁止にしている企業も多いですが、隠れて使っている従業員もおり、USBメモリの使用禁止するだけでなく代替方法を定着させることが効果的でしょう。

USBメモリによる情報漏洩対策やリスクを軽減させるのであれば、オンラインストレージを利用するのが有効です。

オンラインストレージであれば、ファイルやデータを保管するための機器は必要なく、インターネットに繋がっていれば利用ができるため、紛失や盗難の心配がありません。

さらに、ログの確認やアクセス制限もできるものもあるので、不正使用の抑制や原因の究明に役立ちます。

USBメモリの代わりにオンラインストレージの導入を検討する場合は、国産オンラインストレージのセキュアSAMBAを導入してみてはいかがでしょうか。

セキュアSAMBAは、多くの企業に利用されておりセキュリティ面の評価が高いオンラインストレージです。

USBメモリの使用を減らす、使用を禁止するのがUSBメモリの情報漏洩対策として最も効果的ですので、無料から使えるセキュアSAMBAを試してみてください。

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