ゼロデイ攻撃への対策とは?ゼロデイ攻撃の対策方法11選!

目次[非表示]
- 1.ゼロデイ攻撃に対策が必要な理由
- 1.1.マルウェア感染の可能性
- 1.2.ランサムウェア感染の可能性
- 1.3.不正アクセスの恐れ
- 1.4.情報漏洩の危険性
- 2.ゼロデイ攻撃への対策:ソフトウェアのアップデート
- 3.ゼロデイ攻撃への対策:脆弱性管理とパッチ管理
- 4.ゼロデイ攻撃への対策:ネットワークセキュリティの強化
- 5.ゼロデイ攻撃への対策:ユーザー教育とセキュリティ意識向上
- 6.ゼロデイ攻撃への対策:インシデント対応計画の策定と継続的な監視
- 7.ゼロデイ攻撃への対策:サンドボックス環境や仮想環境の活用
- 8.ゼロデイ攻撃への対策:セキュリティソリューションの導入
- 9.ゼロデイ攻撃への対策:セキュリティポリシーの策定と遵守
- 10.ゼロデイ攻撃への対策:定期的なセキュリティ監査と評価
- 11.ゼロデイ攻撃への対策:セキュリティ意識向上のためのトレーニングと啓発
- 12.ゼロデイ攻撃への対策:定期的なバックアップ
- 13.ゼロデイ攻撃の対策をしていても被害に遭ってしまった場合にすべき行動
- 13.1.ネットワークから切り離す
- 13.2.迅速なエスカレーション
- 13.3.セキュリティソフトでスキャン
- 14.バックアップデータの保管先はセキュアSAMBA
ゼロデイ攻撃は、マルウェアやランサムウェアが広く知られる以前から存在する重要な脅威であり、不正アクセスや情報漏洩をもたらす可能性があり、ゼロデイ攻撃への対策は必須といえるでしょう。
ゼロデイ攻撃からシステムを保護するための対策方法を詳しく解説します。
ゼロデイ攻撃に対策が必要な理由
ゼロデイ攻撃とは、セキュリティの脆弱性が開発者やベンダーによってまだ認識されていない段階、または認識されてから修正パッチが公開される前のゼロの日に、その脆弱性を悪用する攻撃のことを指します。
ゼロデイ攻撃により、システムは未知の脅威にさらされ、データの損失やマルウェアの感染といった被害が発生する可能性があります。
ゼロデイ攻撃に対策が必要な理由は、ゼロデイ攻撃が未知の脆弱性を狙うため、既存のセキュリティ対策が対応できない可能性があるからです。
ゼロデイ攻撃の具体的な危険性を確認していきましょう。
マルウェア感染の可能性
マルウェアは、コンピューターやネットワークに損害を与えたり、不正な目的を達成するために設計された悪意のあるソフトウェアです。
ゼロデイ攻撃により、未知のマルウェアがシステムに侵入し、データを盗んだり、システムをダウンさせたりする可能性があります。
ランサムウェア感染の可能性
ランサムウェアは一種のマルウェアで、被害者のコンピューターシステムやファイルを暗号化し、解除するための金銭を要求するものを指します。
ランサムウェアはメールの添付ファイルや不正なウェブサイト、偽装されたソフトウェアアップデートなど、さまざまな手段を通じて配布されます。
ゼロデイ攻撃を利用したランサムウェアは、ユーザーのデータを暗号化し、解除のための身代金を要求する可能性があります。
不正アクセスの恐れ
不正アクセスとは、許可されていない者がコンピューターシステムやネットワークにアクセスする行為を指します。
攻撃者はゼロデイ攻撃を用いてシステムやネットワークに不正にアクセスし、機密データを盗むことが可能です。
情報漏洩の危険性
ゼロデイ攻撃により、企業の機密情報や個人情報が漏洩し、重大な経済的損失や評判の損失を引き起こす可能性があります。
ゼロデイ攻撃への対策:ソフトウェアのアップデート
ソフトウェアを最新の状態に保つことは、ゼロデイ攻撃から保護する基本的な方法です。
開発者は、新たに発見された脆弱性を修正するパッチをリリースするので、これらのパッチを適用することで新たな攻撃から自身を守ることが可能になります。
ゼロデイ攻撃への対策:脆弱性管理とパッチ管理
既知の脆弱性に対するパッチを適用することで、システムを保護します。
脆弱性管理ツールを使用して、パッチが必要なシステムを特定し、パッチが適切に適用されているかを監視することが重要です。
ゼロデイ攻撃への対策:ネットワークセキュリティの強化
ファイアウォールや侵入検知システム、侵入防止システムを用いてネットワークを保護し、不審なトラフィックを検知・阻止します。
また、セキュリティの高いVPNを使用してリモートアクセスを保護することも重要です。
ゼロデイ攻撃への対策:ユーザー教育とセキュリティ意識向上
ユーザー自身がセキュリティに対する意識を高め、フィッシング攻撃やマルウェアに対する防御力を高めることが重要です。
定期的なセキュリティトレーニングを実施し、最新の脅威と対策についての知識を提供することが求められます。
ゼロデイ攻撃への対策:インシデント対応計画の策定と継続的な監視
ゼロデイ攻撃が発生した際の対応策を明確に定め、定期的にその計画を見直し・更新します。
また、システムの監視を継続し、異常な活動をすぐに検知できるようにします。
ゼロデイ攻撃への対策:サンドボックス環境や仮想環境の活用
サンドボックスや仮想環境を利用して、不審なファイルやプログラムを安全に開くことで、主要なシステムが攻撃されるのを防ぎます。
ゼロデイ攻撃への対策:セキュリティソリューションの導入
複数のセキュリティソリューションを組み合わせて使用することで、防御力を向上させます。
例えば、アンチウイルスソフトウェア、ファイアウォール、インシデント検出システムなどを一緒に使用します。
ゼロデイ攻撃への対策:セキュリティポリシーの策定と遵守
明確なセキュリティポリシーを作成し、全員がそれを理解し遵守することが必要です。
このポリシーには、パスワード管理、ソフトウェアのアップデート、バックアップ、個人データの取り扱いなどについてのガイドラインが含まれるべきです。
ゼロデイ攻撃への対策:定期的なセキュリティ監査と評価
外部の専門家やツールを用いて定期的にセキュリティ監査を行い、脆弱性の存在を確認し、必要な対策を講じます。
ゼロデイ攻撃への対策:セキュリティ意識向上のためのトレーニングと啓発
ユーザー自身がセキュリティに対する意識を高め、攻撃から自身を守るための知識とスキルを身につけることが重要です。
ゼロデイ攻撃への対策:定期的なバックアップ
定期的にデータをバックアップすることで、万が一のデータロスやシステムダウン時にも、重要なデータを安全に復元できます。
ゼロデイ攻撃の対策をしていても被害に遭ってしまった場合にすべき行動
対策をしていてもゼロデイ攻撃の被害に遭ってしまう可能性はあります。
ゼロデイ攻撃の対策をしていても被害にあってしまった場合にすべき行動を解説します。
ネットワークから切り離す
攻撃を受けたシステムやデバイスは、すぐにネットワークから切り離す必要があります。
ネットワークから切り離すことにより、攻撃者がさらにネットワーク内への進入や、他のデバイスへの感染を防ぐことができます。
迅速なエスカレーション
セキュリティインシデントには迅速に対応しなければなりません。
インシデントが発生したら、直ちにセキュリティチームやIT部門に報告し、適切な対策を講じます。
必要に応じて、法執行機関や外部のセキュリティ専門家に相談することも重要です。
セキュリティソフトでスキャン
攻撃が検出されたら、セキュリティソフトウェアを使用してシステムをスキャンします。
システムをスキャンすることで、他にも感染したシステムやファイルがないか、また攻撃の種類を特定し、適切な対策を立てることが可能になります。
バックアップデータの保管先はセキュアSAMBA
ゼロデイ攻撃への対策のひとつに定期的なバックアップがありますが、バックアップの保管先はオンラインストレージがおすすめです。
オンラインストレージは、インターネット上で提供されるデータ保管サービスのことを指します。
利用者は、インターネット接続があればどこからでもアクセスしてデータをアップロード、ダウンロード、共有することができます。
オンラインストレージはクラウドストレージとも呼ばれ、その名が示す通り、情報はクラウド上に保存されます。
オンラインストレージであるセキュアSAMBAはアクセス経路とファイルが全て暗号化され、様々なセキュリティ機能が備えられているので安心して利用することができます。
ストレージの容量もオプション追加やプラン変更のみで簡単に対応できるため、柔軟性にも優れています。
ゼロデイ攻撃への対策のひとつに定期的なバックアップを実施し、そのバックアップデータの保管先として、無料から使えるセキュアSAMBAの利用をご検討してみてはいかがでしょうか。