サイバー攻撃の中でメールを通じた攻撃の種類と対策方法


目次[非表示]

  1. 1.メールを通じたサイバー攻撃の種類
    1. 1.1.フィッシング攻撃
    2. 1.2.マルウェア攻撃
    3. 1.3.スパムメール攻撃
    4. 1.4.スピアフィッシング攻撃
    5. 1.5.ランサムウェア
  2. 2.メールを通じたサイバー攻撃の影響
    1. 2.1.個人情報の漏洩
    2. 2.2.金銭的損失
    3. 2.3.データの損失
    4. 2.4.業務の中断
    5. 2.5.信用・評判の損失
    6. 2.6.法的な問題
  3. 3.メールを通じたサイバー攻撃の対策
    1. 3.1.セキュリティ対策の実施
    2. 3.2.メールフィルタリングの活用
    3. 3.3.多要素認証の活用
    4. 3.4.定期的なセキュリティ研修と教育
    5. 3.5.メールの利用頻度を減らす
  4. 4.メールを通じたサイバー攻撃の対策にセキュアSAMBA


メールはさまざまな場面で利用されるツールではありますが、メールを通じたサイバー攻撃の脅威が増しています。

サイバー攻撃の中でもメールを通じた攻撃の種類と影響、そして対策について確認していきましょう。

メールを通じたサイバー攻撃の種類

さまざまな場面で利用することがあるメールを通じたサイバー攻撃にはどのようなものがあるのでしょうか。

メールを通じたサイバー攻撃の種類にはどのようなものがあるかを見ていきましょう。

フィッシング攻撃

フィッシング攻撃は、攻撃者が信頼できる組織や個人を装い、被害者に偽のメールを送り、敏感な情報を騙し取ろうとする詐欺行為です。

フィッシング攻撃の目的は、一般的に金銭的利益を得ること、企業や政府の機密情報を盗み出すこと、あるいは被害者を他のサイバー犯罪に巻き込むことです。

メールフィッシングは最も一般的な手法で、ここでは攻撃者はメールを通じて被害者を操作します。

メールは、被害者が信頼する組織、例えば銀行、クレジットカード会社、電子商取引サイト、ソーシャルネットワーキングサイト、さらには仕事の電子メールシステムからのものであるかのように偽装されます。

メール内のリンクをクリックすると、被害者は攻撃者が制御する偽のウェブサイトに誘導され、そこでログイン情報、クレジットカード情報、社会保障番号などの個人情報を入力するよう求められます。

マルウェア攻撃

マルウェアは、ウィルス、ワーム、スパイウェア、ランサムウェアなど、悪意のあるソフトウェアの総称です。

これらのプログラムは、感染したコンピュータの制御を奪ったり、重要なデータを盗んだり、システムを破壊したりします。

メールはマルウェアの主な配布手段の一つです。

攻撃者は添付ファイルやリンクを含むメールを送り、ユーザーがそれを開くとマルウェアがコンピュータにインストールされます。

このようなメールは、通常、重要な文書、課金情報、パーソナライズされたサービスなど、ユーザーが開く可能性が高い内容を偽装します。

スパムメール攻撃

スパムメールは、一般的には迷惑メールとして知られています。

これは大量のメールを送信し、受信者のメールシステムを混乱させたり、迷惑をかけたりする行為です。

しかし、スパムメールはただ迷惑なだけではなく、サイバーセキュリティの脅威でもあります。

スパムメールはしばしばフィッシング攻撃やマルウェアの配布手段として使用されます。

また、これらのメールのリンクをクリックしたり添付ファイルを開いたりすると、個人情報が盗まれたり、コンピュータがマルウェアに感染したりする可能性があります。

スピアフィッシング攻撃

スピアフィッシング攻撃は、特定の個人や組織をターゲットにしたフィッシング攻撃です。

この攻撃では、攻撃者は被害者に関する詳細な情報を事前に収集し、その情報を利用してメールをパーソナライズします。

これらのメールは、友人、同僚、上司、家族、または信頼できる組織から来たものであるかのように見せかけます。

その結果、受信者はメールが信頼できるソースから来たものであると誤解し、リンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたり、敏感な情報を提供したりします。

ランサムウェア

ランサムウェアは、マルウェアの一種であり、攻撃者が被害者のコンピュータ上のデータを暗号化し、解除するための身代金を要求するものです。

メールはランサムウェアを配布する主な手段の一つであり、攻撃者は誤って添付ファイルを開かせることで、被害者のコンピュータにランサムウェアをインストールします。

一度データが暗号化されると、そのデータを解除するための鍵を得るには、攻撃者が要求する金額を支払うしかありませんが、身代金を支払ったところで解除を保障してくれるわけではない上に今後もターゲットになってしまう可能性があります。

ランサムウェアの対処法は身代金の支払いを行わずに、バックアップから復元させることが最善となります。

メールを通じたサイバー攻撃の影響

メールを通じたサイバー攻撃を受けた場合はどのような影響が起きる可能性があるのでしょうか。

メールによるサイバー攻撃の影響を見ていきましょう。

個人情報の漏洩

メールを通じたサイバー攻撃の最も一般的な影響の一つが、個人情報の漏洩です。

フィッシング攻撃やスピアフィッシング攻撃により、攻撃者は被害者のパスワード、クレジットカード情報、社会保障番号、その他の個人情報を盗み出すことができます。

このような情報が漏洩すると、被害者は身元盗用やクレジットカード詐欺などの被害に遭う可能性があります。

さらに、企業が攻撃の対象となった場合、顧客データが盗まれると、それが企業の評判や顧客との信頼関係を大きく損なう可能性があります。

金銭的損失

サイバー攻撃の結果として発生する可能性のあるもう一つの主な影響は、金銭的損失です。

金銭的損失は、身代金の支払い、盗難による金銭的損失、被害の修復に必要なコスト、ビジネスの中断による損失など、さまざまな形で発生します。

例えば、ランサムウェア攻撃の場合、被害者はデータを復元するために攻撃者に身代金を支払うことを求められます。

また、フィッシング攻撃により銀行のログイン情報が盗まれた場合、攻撃者はその情報を使用して被害者の銀行口座から資金を盗み出すことができます。

データの損失

メールを通じたサイバー攻撃は、重要なデータの損失を引き起こす可能性もあります。

重要なデータの損失は、ランサムウェア攻撃によるデータの暗号化、マルウェアによるデータの削除または破壊、フィッシング攻撃によるデータの盗難など、さまざまな形で発生します。

この種のデータの損失は、個々のユーザーにとっては個人的なファイルや写真の喪失を意味する場合があります。

企業にとっては、重要なビジネスデータや顧客情報の喪失が生じ、業務の中断や重大な金銭的損失に繋がる可能性があります。

業務の中断

ランサムウェア攻撃やマルウェア攻撃の結果、企業のシステムがダウンしたり、重要なデータが利用できなくなったりすると、業務が中断する可能性があります。

この種の攻撃は、企業が顧客に対して提供するサービスに悪影響を及ぼし、ビジネスの運営に深刻な影響を与える可能性があります。

信用・評判の損失

企業がサイバー攻撃の被害を受けた場合、その結果として生じる可能性のある最も重大な影響の一つが、信用や評判の損失です。

企業の評判は、そのビジネスの成功にとって非常に重要な要素であり、その評判が傷つくと、顧客、投資家、パートナーからの信頼を失う可能性があります。

企業が顧客のデータを適切に保護できなかったことが明らかになると、その結果として顧客はその企業に対して不信感を抱く可能性があります。

その結果、顧客が他のビジネスに移行し、企業の収益に影響を及ぼす可能性があります。

法的な問題

個人情報の漏洩は法的な問題を引き起こす可能性があります。

企業は個人情報保護法に基づき、個人情報の管理に厳格なルールが求められています。

これらの法律違反は重い罰金や刑事罰に繋がる可能性があります。

メールを通じたサイバー攻撃の対策

メールを通じたサイバー攻撃を防ぐにはどのようなことをすればよいのでしょうか。

メールによるサイバー攻撃への対策を見ていきましょう。

セキュリティ対策の実施

セキュリティ対策は、メールを通じたサイバー攻撃から自身を守る最も基本的な方法です。

ウイルス対策ソフトの導入や定期的な更新、最新のセキュリティパッチの適用などが挙げられます。

メールフィルタリングの活用

メールフィルタリングは、スパムメールやフィッシングメールを自動的にフィルタリングする機能です。

メールフィルタリングにより危険なメールを自動的に選別することができます。

多要素認証の活用

多要素認証は、パスワードだけでなく、物理的なトークンや生体認証など、2つ以上の認証方法を組み合わせることで、不正アクセスを防ぐ手法です。

攻撃者がユーザーのパスワードを解析したり、フィッシング攻撃によりユーザーからパスワードを盗んだとしても、多要素認証が有効になっていると、それだけではアカウントにアクセスできないようになるので強力なセキュリティ対策となります。

定期的なセキュリティ研修と教育

最も重要なのは、ユーザー自身がサイバー攻撃の危険性を理解し、適切な行動をとることです。

企業では、定期的なセキュリティ研修や教育を実施し、従業員のセキュリティ意識を高めることが重要です。

メールの利用頻度を減らす

メールの利用頻度を減らすことで、攻撃を受けるリスクも同時に減少します。

企業内でのコミュニケーションツールとして、メール以外の手段を活用することも一つの対策となります。

メールを通じたサイバー攻撃の対策にセキュアSAMBA

オンラインストレージを利用することで、データのバックアップを取ることが可能となります。

これにより、ランサムウェアによるデータの喪失リスクを軽減することができます。

また、ファイルの送受信をメールではなくオンラインストレージを利用することでメールの利用頻度を減らすことが可能になります。

オンラインストレージサービスであるセキュアSAMBAは、アクセス経路とファイルが全て暗号化されるため、セキュリティも強固で安心して利用することができます。

BCP対策としても有効なのでバックアップ先として適しています。

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