クラウドサービス導入のメリット・デメリットを完全解説!


目次[非表示]

  1. 1.クラウドサービスとオンプレミス型のメリット・デメリット
  2. 2.クラウドサービスを利用する企業は6割近くに増加
  3. 3.クラウドサービスが中小企業に向いている理由
    1. 3.1.資産、保守体制が必要ない
    2. 3.2.初期費用がかからない
    3. 3.3.高度なセキュリティ
    4. 3.4.固定資産税がかからない
  4. 4.クラウドサービス導入のポイント
    1. 4.1.拡張性が自社に適しているか
    2. 4.2.ランニングコストが高すぎないか
  5. 5.クラウドサービスはメリット・デメリットの比較が大切


クラウドサービスのメリットとデメリットを解説します。

クラウドサービスのコスト、拡張性、安全性等を比較表にして掲載しています。

クラウドサービスが中小企業に向いている理由や、クラウドサービスを導入する際に注意するポイントも紹介します。

※掲載内容は記事公開時点のものになり変更等が起きている場合もございます。

クラウドサービスとオンプレミス型のメリット・デメリット

クラウドサービスは、オンプレミス型と比べどのような違いがあるのでしょうか。

コスト、拡張性、安全性などの点で比較するとクラウドサービスのメリット・デメリットは以下のようになります。


クラウド型
オンプレミス型
メリット
・初期費用が安い
・簡単に導入できる
・拡張性が高い(サーバーを拡張しやすい)
・障害対応をベンダーに依頼できる
・災害時のリスクが小さい
・物理的なスペースが必要ない
・自由にカスタマイズできる
・社内システムと連携しやすい
・サービス停止のリスクがない
デメリット
・自由にカスタマイズできない
・社内システムと連携しづらい場合がある
・サービス停止のリスクがある
・初期費用が高い
・導入に時間がかかる
・拡張性が低い(サーバーを拡張しづらい)
・自社で障害対応を行う必要がある
・災害時のリスクが大きい
・物理的なスペースが必要

クラウド型のWebサービスの特徴は、初期費用が安く、導入しやすいことです。

オンプレミス型のサービスは、自社でサーバー環境を構築した上でソフトウェアをインストールし、継続的に保守・運用を行っていく必要があります。

クラウド型のサービスは、インターネット経由でどこからでもアクセスできるため、ベンダーと契約すればすぐに利用を開始することができます。

アクセス障害などのトラブルが生じた場合も、ベンダー側で対応を行うため、専門知識を持った社員がいない企業も安心して利用できます。技術の向上により、セキュリティの安全性も高まっています。

オンプレミス型のWebサービスのメリットは、自社で保有するサーバー環境にシステムを構築するため、会社のニーズに合ったカスタマイズができることです。

自社に合うクラウドサービスが見つからない場合や、セキュリティポリシーが厳しくクラウドサービスが利用できない場合は、オンプレミス型のサービスが用いられます。

クラウドサービスを利用する企業は6割近くに増加

平成30年版の情報通信白書によると、クラウドサービスを利用している企業は2017年には56.9%となり、2013年の33.1%から年々増え続けています。

利用している企業の85.2%が「非常に効果があった」「ある程度効果があった」と回答しており、クラウドサービスが業務の効率化に役立っていることが分かります。

利用しているサービスは「ファイル保管・データ共有」(51.2%)が最も多く、「サーバー利用」(47.6%)、「電子メール」(46.3%)が続きます。

ビジネスの中心となる業務で、クラウドサービスが活用されていることが分かります。

クラウドサービスが中小企業に向いている理由

オンプレミス型のWebサービスは、社内でシステムを構築し、保守・運用できる、人材や資金の豊富な大企業に向いています。

一方、クラウド型のWebサービスは、以下の理由で中小企業に向いています。

資産、保守体制が必要ない

クラウドサービスを利用している理由としては「資産、保守体制を社内に持つ必要がないから」(45.2%)が最も多く、「どこでもサービスを利用できるから」(34.8%)、「安定運用、可用性が高くなるから(アベイラビリティ)」(32.6%)が続きます。

サーバーや保守体制を持つ必要のない手軽さをメリットに感じている企業が多いことが分かります。

初期費用がかからない

クラウド型のWebサービスは、自社でサーバー環境を保有する必要がないため、初期費用を大幅に抑えることができます。

社内のニーズを満たす最も安価なプランを利用し、必要に応じてプランを変更することで、コストの無駄を省くことも可能です。

高度なセキュリティ

クラウド型のWebサービスは、安全性も大きく向上しています。

例えばAmazon.comが提供するAWSクラウドは、ISO 27001(情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格)やPCI DSS(カード情報セキュリティの国際統一基準)などの、世界基準の認証を満たしています。

セキュリティポリシーなどを確認した上で、安全性の高いサービスを導入すれば、コストをかけずに高いセキュリティを実現することができます。

固定資産税がかからない

クラウド型のWebサービスを利用すれば、費用は月額料金などサービスの利用にかかるもののみです。

オンプレミス型のサービスと異なりサーバーを保有する必要がないため、固定資産税が発生せず、会計処理の手間も減らすことができます。

クラウドサービス導入のポイント

クラウド型のWebサービスは幅広く、さまざまな特徴があります。

利用を開始する際に、検討しておきたいポイントを2つ紹介します。

拡張性が自社に適しているか

クラウド型のWebサービスでは、ベンダーが保有する既存のサーバー環境を利用するため、初期費用を大幅に抑えることができます。

ただしサービスを長期的に利用すると、ビジネス環境の変化や事業の拡大に伴い、サービスの拡張が必要になることがあります。

アカウントを追加できるか、サーバー台数を増やせるか、オプションで機能を追加できるかといった点をあらかじめ確認しておきましょう。

ランニングコストが高すぎないか

クラウド型のWebサービスは運用費用が継続的に発生するため、長く利用を続けるとコストが膨らんでしまうことがあります。

想定していたプランでは機能が足りず、オプションサービスを利用したことでコストが増えてしまうこともあります。

サービスの利用を開始する前に、機能の過不足を確認し、トータルのコストが適切かを検討しましょう。

クラウドサービスはメリット・デメリットの比較が大切

クラウド型のサービスとオンプレミス型のサービスは、どちらにもメリットとデメリットがあります。

それぞれの特徴を理解した上で、費用やセキュリティを検討し、自社に合ったサービスを選ぶことが大切です。

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