デジタルシフトとは?デジタルシフトの必要性とデジタルシフトの流れ


目次[非表示]

  1. 1.デジタルシフトとは
  2. 2.デジタルシフトとDXの違いとは
  3. 3.デジタルシフトの必要性
  4. 4.デジタルシフトのメリット
    1. 4.1.業務効率の向上
    2. 4.2.CX向上で顧客体験が可能
    3. 4.3.新しい顧客開拓
  5. 5.デジタルシフトのデメリット
    1. 5.1.アナログからの思考変化
    2. 5.2.ITリテラシーを高くする必要がある
    3. 5.3.費用がかかる
  6. 6.デジタルシフトの具体例
    1. 6.1.広告のデジタル化
    2. 6.2.ネット銀行
    3. 6.3.電子チケット
    4. 6.4.給与明細の電子化
    5. 6.5.クラウドストレージでナレッジの共有
  7. 7.デジタルシフトを進めるための流れ
    1. 7.1.目的や目標をはっきりさせる
    2. 7.2.今の状態となりたい姿の違いを解析する
    3. 7.3.デジタルツールの導入
  8. 8.デジタルシフトを成功させるポイント
    1. 8.1.体制を整える
    2. 8.2.デジタル人員を確保する
    3. 8.3.デジタルに強い他社に頼る
  9. 9.積極的にデジタルシフトに取り組むことが大切!


ビジネスだけでなく日常生活にもインターネットは普及しており、銀行や広告など、さまざまなものがスマートフォンのみで済ませるようになりました。

このように、アナログからデジタル化することをデジタルシフトと呼び、ビジネスにおける重要なキーワードとなっています。

スマートフォンやパソコンでなんでもできる現代、消費者のニーズもデジタル化しており、企業はニーズに答えるべく成長をするしかありません。

デジタルシフトとは一体なにか、デジタルシフトのメリット・デメリットとはなにか、デジタルシフトについて詳しく確認していきましょう。

デジタルシフトとは

デジタルシフトとは、アナログからデジタルへ移行することを指します。

たとえば、企業内でペーパーレス化を進めることもデジタルシフトに当てはまります。

インターネットが普及した現代、あらゆるものがネットで済ませるように求められており、実際に消費者のニーズもデジタル化しています。

そのため、企業はニーズに応えられるよう、アナログからデジタルへの移行、デジタルシフトをする必要があるのです。

デジタルシフトとDXの違いとは

DXとは、デジタルトランスフォーメーションと言います。

デジタルシフトとDX(デジタルトランスフォーメーション)に、大きな違いはありません。

日本では、2018年5月に経済産業省が提唱した「産業界におけるデジタルトランスフォーメーションの推進」にて浸透するようになりました。

デジタルトランスフォーメーションとはデジタル化することが目的ではなく、デジタル化し、デジタルに慣れていく意味を強く持っています。

あえて違いを述べるのであれば、以下のとおりとなるでしょう。

  • デジタルシフト:企業内の業務などをデジタル化すること
  • デジタルトランスフォーメーション:企業の理念やビジネスモデルそのものを変化させること

デジタルトランスフォーメーションは、会社全体をデジタル化する意味に近いため、どちらかというと大きい変化を表しています。

しかしながら、デジタルシフトもデジタルトランスフォーメーションも大きな違いを基に使い分けることはありません。

結果的に、どちらもビジネス面をデジタル化する意味として使われているからです。


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デジタルシフトの必要性

インターネットの普及により社会全体がデジタル化しています。

そのため、企業に求められることはデジタル化している社会に適合することです。

いまだにアナログで対応している企業は、すぐにデジタル化を検討するべきでしょう。

デジタル化が当たり前となっている現代において、デジタルシフトを推進することは必要不可欠と言えます。

また、競合他社やほかの企業がデジタル化を進めている中、自社がデジタルシフトをしないことは武器がないことと同じです。

競争に生き残るためにも、デジタルシフトの検討をすすめていきましょう。

デジタルシフトのメリット

デジタルシフトにすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

業務内容のデジタルシフトを検討している企業は、デジタルシフトのメリットについて確認しておきましょう。

業務効率の向上

アナログで対応していた時よりも、デジタル化したほうが、業務効率は向上します。

たとえば、給与明細や書類のやりとりをデジタル化するだけで、紙の確認や印刷などの時間を節約することが可能です。

無駄な時間を省くだけでほかの生産性を上げることもできますし、デジタルシフトすることでほかの人員を違う業務へ補充することもできます。

どの業界も人手不足と言われている今、デジタルシフトによる人員の補充は、必要不可欠だと言えるでしょう。

CX向上で顧客体験が可能

CX(カスタマーエクスペリエンス)を向上させることで、顧客体験ができるようになります。

顧客にわかりやすくビジネスモデルやサービスを理解させることで、顧客離れを防ぐこともできます。

顧客の口コミで左右される現代、顧客の満足度をあげるのは最も重要なことです。

そのため、顧客の希望に沿った対応をすることで、会社のブランドイメージを上げていくこともできるでしょう。

新しい顧客開拓

新型コロナウイルスの影響により、オンライン会議などが主流となってきました。

オフラインによる面談が主流だったころに比べると、より多くの人と関わることができます。

このように、新しい顧客を開拓することもできるため、デジタルシフトはメリットがあると言えるでしょう。

デジタルシフトのデメリット

デジタルシフトを推進することで、デメリットもいくつかあります。

デジタルシフトを検討する際は、デメリットについても確認しておきましょう。

アナログからの思考変化

アナログに慣れていると、デジタル化への思考を変える必要があります。

紙や印鑑など、アナログな対応が主流の場合、デジタルとは大きく異なるため、慣れていくのに時間がかかる人もでてくるでしょう。

従業員全員がデジタルシフトに柔軟に対応できるとは限らないため、思考変化が難しい点もデメリットと言えます。

ITリテラシーを高くする必要がある

デジタルシフトを進めるには、ITリテラシーを高める必要があります。

折角デジタルシフトをしたとしても、従業員が慣れていなければ現場が混乱し、業務が円滑に進まなくなります。

問題が起きるたびに立ち止まり、時間や費用もかかってしまうと甚大な損害も考えられるでしょう。

トラブルなく推進するには、従業員や顧客のITリテラシーのレベルを上げて、体制を整えていく必要があります。

費用がかかる

デジタルシフトするためには、デジタルツールを導入しなければなりません。

たとえば、クラウドストレージや電子による会計など、さまざまなツールが存在します。

デジタルシフトにあわせたツールは、サービスを展開している企業によって価格の相場も異なります。

費用を抑えたい場合は、数社を比較して見比べる必要もあり、費用がかかる点がデメリットと言えるでしょう。


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デジタルシフトの具体例

デジタルシフトの具体例があると、デジタルシフトについて深い理解ができるようになります。

デジタルシフトの具体例について説明します。

広告のデジタル化

今まではチラシやパンフレットなどでおこなっていた広告も、動画を利用することで多くの人に広告を見せることが可能になりました。

Youtubeや、InstagramなどのSNSを利用した広告を見たことがある人も多いでしょう。

ネットを経由した広告は、住んでいる地域などを気にしなくて済むため、利用している企業も多いです。

ネット銀行

近年、ネット銀行が増えてきました。

これまでは、ATMや銀行を実際に訪ねて操作をしなければなりませんでしたが、スマートフォンさえあればネット上で金銭のやり取りも可能です。

顧客の時間や行動を制限せずに、好きな時に実行させることができるため、銀行のデジタルシフトも注目を浴びています。

電子チケット

ローチケ、イープラス、ジャニーズなど、さまざまな業界が電子チケットを主流化させています。

紙のチケットは、転売などが横行しており今まで問題視されていました。

しかし、電子チケット化することで個人情報が紐づかれるため、転売も減少し紙の紛失も防ぐことが可能になっています。

一方で、ネットワーク障害などにより公演当日になっても電子チケットが使えない状態に陥ることもあり、まだ改善点はいくつかあると考えた方が良いでしょう。

給与明細の電子化

企業によっては、給与明細を電子化しているところもあるでしょう。

会社専用のサイトにログインすることで、これまでの給与や源泉徴収の確認ができ、さらには年末調整もネット上でできます。

紙によるやり取りはいずれどこかでミスが生じてしまう可能性も高く、電子で保管することでいつでも見直しが可能です。

また、年末調整は書類も多いため電子上で簡単に登録できるのであれば、時間も短縮されて良いでしょう。

従業員の煩わしさもなくなるため、一石二鳥と言えます。

クラウドストレージでナレッジの共有

引き継ぎの資料や業務をおこなう上で必要となるコツを、クラウドストレージ上に一括でまとめている企業も多いです。

書類でまとめていると、どの情報がどこにあるのか、全員で共有するのは難しくなります。

しかし、全員が知っている場所に保管されていれば、誰もがいつでも確認することが可能です。

さらに、紙ではなく電子上にあるため、コンパクトに保管できる点も良いと言えるでしょう。

デジタルシフトを進めるための流れ

デジタルシフトを進めるためには、具体的に3つのステップがあります。

適切にデジタルシフトを進めるためにもデジタルシフトの流れを確認していきましょう。

目的や目標をはっきりさせる

デジタルシフトする目的をはっきりとさせましょう。

たとえば、広告をネットワーク上に増やすことで多くの顧客を取り入れることが目的の場合、やるべきことがすんなりと見つかります。

逆に、目的がはっきりとしていない場合、なにをすれば良いのかわかりません。

まずは目的や目標を具体的に明確にし、デジタルシフトの導入を進めるようにしましょう。


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今の状態となりたい姿の違いを解析する

現時点の問題点がどのような点なのか、さらに目的を果たした時どんな状態になっていたいのか、2つのギャップについて理解しましょう。

ギャップを埋めることを意識して目的を具体化し、やるべきことをリストアップしていくとデジタルシフトを進めていくことが可能になります。

つまり、課題を見つけて、課題を解決していくことが大切です。

デジタルツールの導入

デジタルシフトをスムーズにすすめるために、デジタルツールの導入もおこないましょう。

たとえば、電子メール、クラウドストレージ、電子帳簿など、電子化できる業務ツールはさまざまです。

デジタルシフトの推進のためには、電子ツールが必要不可欠であるため、費用と相談し導入を検討してください。

デジタルシフトを成功させるポイント

デジタルシフトを成功させるためには、どのようなポイントが重要なのでしょうか。

デジタルシフトを上手に活用できるコツについて、説明します。

体制を整える

デジタルシフトする体制をまずはととのえましょう。

アナログに慣れていると、デジタル化することを悪と考える人も出てきます。

デジタル化することでどのようなメリットがあり、業務の効率が上がるのかを詳しく説明できる体制を整えることで、デジタルシフトが円滑に進みます。

まずはアナログから離れることも大切です。

デジタル人員を確保する

デジタルシフトを進めるためには、デジタル人員を増やすことも大切です。

デジタルツールを選んだり、目的を果たすための課題を考える人が、専門的であればあるほど円滑にデジタルシフトが進みます。

デジタルに詳しい人がいる場合は、その人に任せるなど、デジタルに強い人を担当にするようにしてください。

デジタルに強い他社に頼る

元々デジタルにそこまで強くない会社の場合、無理に自社だけで進める必要はありません。

デジタルシフトやデジタル化が専門分野のコンサルティング会社もあります。

企業の考えに合うコンサルティング会社を見つけ、任せてしまうことも成功への近道です。

積極的にデジタルシフトに取り組むことが大切!

なんでも電子化している現代、デジタルシフトを推進することはとても大切なこととなっています。

ビジネスが生き残るためにもデジタルシフトは大切であり、顧客のためにもサービスを向上させることができます。

デジタルシフトには、デジタルツールの利用が必要不可欠です。

業務を円滑化することもデジタルシフトの目的であり、クラウドストレージなどの導入もデジタルシフトのひとつと言えるでしょう。

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