法人向けオンラインストレージの料金はいくら必要?主要7サービスを比較!
目次[非表示]
- 1.オンラインストレージとその他のストレージと料金・特徴・メリットを比較
- 1.1.オンラインストレージ
- 1.2.ローカルストレージ(内蔵・外付けHDD/SSD)
- 1.3.USBメモリ
- 1.4.オンプレミスサーバー
- 1.5.ファイル転送サービス
- 2.オンラインストレージの料金タイプ
- 2.1.ユーザー課金制
- 2.2.ストレージデータ容量課金制
- 3.主要なオンラインストレージの料金を比較!
- 3.1.セキュアSAMBA
- 3.2.Googleドライブ(Google Workspace)
- 3.3.Dropbox
- 3.4.Box
- 3.5.firestorage
- 3.6.DirectCloud
- 3.7.Fleekdrive
- 4.料金を気にせずたくさんのユーザーで使いたいのであればセキュアSAMBA
大容量データの保存や社内・社外のデータ共有に便利なのが、オンラインストレージです。データの保存だけでなく業務効率化のためにも便利ですが、サービスによって料金設定が異なります。
本記事では、オンラインストレージの特徴や料金タイプをご紹介し、主要なオンラインストレージサービスの料金を比較するので、サービス選びの参考にしてください。
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オンラインストレージとその他のストレージと料金・特徴・メリットを比較
ここでは、オンラインストレージとその他のデータ保存・データ共有手段について、料金などの点で比較してみましょう。
コストパフォーマンスや使いやすさなどを踏まえ、最適な選択肢を見つけるための参考にしてください。
オンラインストレージ
オンラインストレージは、インターネット経由でデータを保存できるクラウドサービスです。自社でサーバー等を持たなくても保存容量を確保することができ、データを一元管理しつつ、どこからでもアクセスできるという利便性も確保できます。
オンラインストレージの料金はサービスによって異なりますが、弊社が運営するオンラインストレージ「セキュアSAMBA」では無料で使えるプランから最大30TBまで使えるプランがあり、多くの企業様におすすめなスタンダードプランでは300GBで25,000円の料金です。
データを保存するその他の手段と、オンラインストレージの特徴を比較してみましょう。
ローカルストレージ(内蔵・外付けHDD/SSD)
PCから利用できるストレージのことを、ローカルストレージと呼びます。ローカルストレージは主にPCに内蔵されているHDDやSSDを指し、USBケーブルでつないで使用できる外付けHDD・SSDを含むこともあります。
PC内部のローカルストレージを利用する上で料金はありませんが、容量には限界があります。外付けHDDの費用は製品によって大きく変わるものの、1TBあたり5,000円以下で購入できる場合もあり、安価です。一方で、その都度なんらかの手段で共有しなければ使用者しかデータにアクセスできないという側面があります。
USBメモリ
USBフラッシュメモリは、小型の外付けストレージの代表的なツールです。現在は安価で保存容量も非常に大きく、512GBあたり5,000円以下で購入できることもあります。携帯性も高いことからデータ共有にも便利ですが、セキュリティ上の懸念があるため企業での使用は控えたほうが良いとされています。
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オンプレミスサーバー
オンプレミスサーバーとは、自社内にサーバーを持ち、データの保存や共有を行うシステムです。社内ネットワークを用いてアクセスするため、全従業員が同じデータを確認し一元管理ができるというメリットがあります。
大規模なストレージを構築でき、データ共有もできる点ではオンラインストレージと同様ですが、自社でサーバーやシステムを導入し保守やアップデートも自社で行う必要があります。導入コストも高く、手軽に導入できる点、費用を最適化できる点、データへのアクセス性の高さではオンラインストレージのほうにアドバンテージがあります。
ファイル転送サービス
ファイル転送サービスとは、主に組織外部へデータを共有する際、一時的なURLを発行しデータの受け渡しを行えるプラットフォームを指します。
データは一定期間が経てば削除され、ダウンロードパスワードもかけられることから、頻繁にデータのやり取りを行うわけでなければ便利なサービスです。利用については、基本的に料金は必要ないことがほとんどです。
一方で、パスワードをかけてもそのパスワードの共有過程でセキュリティの懸念がある場合もあり、重要なデータの送信には向いていません。
オンラインストレージの料金タイプ
オンラインストレージサービスの中にも、無料と有料のサービスが存在します。
無料で利用できるオンラインストレージは非常に便利ですが、保存容量が少ないだけでなく、ファイルサイズの上限や広告の表示など制約も存在します。また、十分なセキュリティ対策は期待できないことも多く、セキュアな環境でデータを保存したい場合には向きません。
オンラインストレージの使用感を無料で試したい場合は、有料サービスの無料トライアルや、有料サービスのお試しプランであるフリープランを利用すると良いでしょう。
有料オンラインストレージにはいくつものサービスがあり、それぞれ独自の料金体系を作っています。自社に合ったサービスを選ぶには、どのような料金体系かを確認することが大切です。
有料オンラインストレージの料金体系には、主に2つのタイプがあります。
ユーザー課金制
ユーザー課金制とは、使用するアカウント数ごとに料金が加算されていく料金タイプです。利用人数が少ないため下位のプランで十分な場合、スタートアップなど利用人数が増えていくことがわかっている場合などに向いています。
ストレージデータ容量課金制
ユーザー課金制とは違い、オンラインストレージの容量が増えるごとにプランが上がっていくのがストレージデータ容量課金制です。使用するデータ容量がある程度わかっている場合に向いています。
この中でも、ユーザー課金制と組み合わせたプランを作っている場合と、ユーザー数は無制限でデータ容量が料金に影響する場合があります。
主要なオンラインストレージの料金を比較!
ここでは、法人向けオンラインストレージの中から、主要な7サービスの料金を比較してみます。
なお、料金プランの内容は変更される可能性がある他、プランの内容は利用人数や容量以外にも違いがあるため、本格的に比較する場合は各サービスのHPを参照してください。
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セキュアSAMBA
セキュアSAMBAとは、エクスプローラーのような操作感で誰でも簡単に使用でき、セキュアな環境でデータ保存・共有が行える国産オンラインストレージです。
料金はデータ容量ごとにプラン分けされており、フリープラン以外はどのプランもユーザー数無制限となっています。
フリー |
スタンダード |
ビジネス |
エンタープライズ |
|||||
料金/月 |
0円 |
25,000円 |
35,000円 |
48,000円 |
88,000円 |
128,000円 |
178,000円 |
298,000円 |
容量 |
1GB |
300GB |
500GB |
1TB |
3TB |
5TB |
10TB |
30TB |
ユーザー数 |
2名 |
無制限 |
Googleドライブ(Google Workspace)
Googleドライブは、Googleが提供している代表的なオンラインストレージです。
法人向けには「Google Workspace」の1サービスとして提供されており、Gmailやカレンダー、AIアシスタントなどさまざまなサービスを利用できます。
Starter |
Standard |
Plus |
Enterprise Plus |
|
料金/月/人 |
800円 |
1,600円 |
2,500円 |
3,980円 |
容量 |
30GB |
2TB |
5TB |
5TB(追加可) |
ユーザー数 |
ユーザー数ごとに課金 |
Dropbox
Dropboxは、データの保存だけでなく、ファイルの検索や保護、メンバーとの共同作業に優れているオンラインストレージです。料金プランは、個人事業主などに向いているプランや組織に向いているプランに分けられています。
Professional |
Standard |
Advanced |
Enterprise |
|
料金/月/人 |
2,000円 |
1,500円 |
2,400円 |
要問い合わせ |
容量 |
3TB |
5TB |
15TB~ |
カスタマイズ |
ユーザー数 |
1人 |
3人以上 |
3人以上 |
カスタマイズ |
Box
Boxは、AI機能によりコンテンツ管理やコラボレーションを効率化し、インサイト抽出やワークフローの自動化ができるオンラインストレージです。
Business |
Business Plus |
Enterprise |
Enterprise Plus |
|
料金/月/人 |
3,300円 |
1,980円 |
4,620円 |
6,600円 |
容量 |
無制限 |
|||
ユーザー数 |
3名以上 |
3名以上 |
3名以上 |
3名以上 |
firestorage
firestorageは、高度なセキュリティや高速アップロード・ダウンロード、独自サブドメイン、アクセスログなどの機能を持つ国産オンラインストレージです。
プラン1 |
プラン2 |
プラン3 |
プラン4 |
|
料金/月 |
175,780円 |
142,780円 |
98,780円 |
54,780円 |
容量 |
18TB |
9TB |
3TB |
1TB |
ユーザー数 |
ユーザー数 |
100アカウント |
DirectCloud
DirectCloudは、快適な操作性やデータの管理を効率化する管理者機能、強固なセキュリティなどを特徴とする国産オンラインストレージです。
スタンダード |
アドバンスド |
ビジネス |
プレミアム |
|
料金/月 |
36,000円 |
60,000円 |
108,000円 |
216,000円 |
容量 |
500GB |
1TB |
4TB |
12TB |
ユーザー数 |
無制限 |
Fleekdrive
Fleekdriveは、データ保存だけでなくデータを社内外で活用し、ペーパーレス化やテレワーク、大容量データの共有などさまざまな機能を利用できる国産オンラインストレージです。
Team |
Business |
|
料金/月/人 |
600円 |
1,800円 |
容量 |
10GB/人 |
200GB/人 |
ユーザー数 |
ユーザー数ごとに課金 |
料金を気にせずたくさんのユーザーで使いたいのであればセキュアSAMBA
法人向けオンラインストレージの特徴や、その他のデータ保存手段との比較、有料オンラインストレージの料金タイプ、主要な法人向けオンラインストレージサービスの比較についてご紹介しました。
利用したいデータ容量や利用人数、今後の業務規模の変化、求める操作性やセキュリティ、その他さまざまな要素を比較し、自社に合ったサービスを選択することが重要です。
ある程度使用するデータ容量が決まっており、かつ使用するユーザー数が増える見込みがあるなら、ユーザー数無制限で利用できる「セキュアSAMBA」がおすすめです。
セキュアSAMBAであれば、ユーザー数がどれだけ増えても料金が変わらず、増えるごとにユーザー1人あたりのコストは減っていきます。また、容量ごとに料金プランが細かく設定されており、必要なデータ容量にあわせてコストを最適化できます。使用感を長期間試せるフリープランもあるので、ぜひ一度ご検討ください。