無料オンラインストレージおすすめ7選!容量やメリットを比較
目次[非表示]
- 1.オンラインストレージとは
- 2.オンラインストレージのメリット
- 2.1.データを共有しやすい
- 2.2.どこからでもデータにアクセスできる
- 2.3.バックアップ作業が不要になる
- 2.4.初期投資や運用コストを抑えられる
- 2.5.パソコンやスマホを買い替えてもデータ移行に手間がかからない
- 3.オンラインストレージのデメリット
- 3.1.オフラインの環境では利用できない
- 3.2.カスタマイズができない
- 3.3.無料の場合はセキュリティやサポートが最低限
- 4.オンラインストレージにおける有料・無料の違い
- 5.オンラインストレージの選び方や比較ポイント
- 5.1.個人向けか法人向けか
- 5.2.無料で使えるデータ容量
- 5.3.データの保存期間
- 5.4.セキュリティの信頼度
- 5.5.スマホとの親和性
- 5.6.サポート体制の内容
- 6.無料でも利用できるオンラインストレージ比較一覧表
- 7.おすすめのオンラインストレージ7選【無料での利用も可能】
- 7.1.法人向けオンラインストレージならセキュアSAMBA
- 7.1.1.セキュアSAMBAの料金プラン
- 7.2.個人向けならGoogleDrive
- 7.3.利用可能容量の多いMEGA
- 7.4.使いやすさ抜群Dropbox
- 7.5.世界中で利用されるbox
- 7.6.登録無しで利用可能なFireStorage
- 7.7.WindowsならOneDrive
- 8.まずは無料でオンラインストレージを試そう
クラウド技術の進化により、データの保存や共有を簡単に行える「オンラインストレージサービス」が法人・個人でも年々増加してきています。
特に、リモートワークや多拠点での業務が増える中で、その利便性と重要性はますます高まっています。
しかし、数多くのオンラインストレージサービスが存在するため、「どのサービスが自分(法人)に合っているのかわからない」と悩む方も多いでしょう。
本記事では、無料で利用可能な、おすすめオンラインストレージを比較し、それぞれのメリット・デメリットや選び方のポイントを詳しく解説します。
有料版との違いも含めて、最適なサービス選びに役立つ情報をお届けします。
>> ダウンロード:オンラインストレージ 20サービスを大胆比較!
オンラインストレージとは
オンラインストレージとは、インターネット上にデータを保存し、複数人で共有することができるサービスで、「クラウドストレージ」とも呼ばれます。
インターネットができる環境であれば、場所やデバイスを問わず簡単にアクセスできるという利便性の高さから、個人・法人を問わず多くの人たちが利用しています。
特に、「リモートワーク中心」「移動が多い」という働き方をしている場合、オフィスに依存せずデータのやりとりができるオンラインストレージは、非常に利用価値の高いサービスと言えるでしょう。
オンラインストレージのメリット
オンラインストレージの利用には、主に以下のようなメリットがあります。
- データを共有しやすい
- どこからでもデータにアクセスできる
- バックアップ作業が不要になる
- 初期投資や運用コストを抑えられる
- パソコンやスマホを買い替えてもデータ移行に時間がかからない
データを共有しやすい
オンラインストレージの代表的なメリットは、「データ共有のしやすさ」です。
オンラインストレージに保存されたデータは、「保管されている場所のURL」と「ID・パスワードなどのアクセス権限」さえあれば、誰でもデータを閲覧することができます。
また、ただ閲覧するだけでなく、同じデータを複数人で編集することも可能です。
例えば、進捗管理用のドキュメントファイルをチームのメンバー同士で共有し、リアルタイムで更新する、ということもできるのです。
メンバーがそれぞれでファイルを管理していると、「どのファイルが最新のものなのかわからない」という状態に陥るリスクがあります。
その点、オンラインストレージでデータを共有すれば、そのような心配はなくなります。
どこからでもデータにアクセスできる
ローカル環境に保存されたデータは、基本的にその場にいなければアクセスすることができません。
しかし、オンラインストレージに保存されたデータは、自宅であろうと、電車移動中であろうと、インターネットが繋がる環境であればどこからでもアクセスすることが可能です。
プライベートな旅行中に、急遽データの確認が必要になるようなシーンもあるでしょう。
そういった場合でも、オンラインストレージにデータを保存しておけば、問題なく確認できます。
バックアップ作業が不要になる
オンラインストレージを利用することで、バックアップ作業が必要なくなる点もメリットです。
個人がそれぞれのローカル環境でデータファイルを保存している場合、もしそのデバイスに不具合が発生すれば、データを取り出せなくなる恐れがあります。
そのため、ローカルなストレージに保存しているデータは、定期的に別のデバイスへのバックアップを行わなければなりません。
しかしオンラインストレージならば、サービスを提供するサーバー側がデータを管理するため、バックアップ作業は不要になります。
また、万が一オンラインストレージに何らかのトラブルが発生しても、「自動バックアップ機能」を搭載しているサービスが多いため、データ消失のリスクはほとんどないと言えます。
初期投資や運用コストを抑えられる
自社でサーバーやネットワーク環境を構築する「NAS」や「オンプレミス」の場合、ハードウェアの費用や人件費などで膨大な初期費用がかかることが多いです。
それに対し、オンラインストレージの場合は、導入コストや運用コストを大幅に抑えることができます。
オンラインストレージならば、初期費用が無料、もしくはほとんどかからないケースが多いです。
また、月々の運用コストも、小規模な利用ならば無料で済ませることもできますし、有料であっても数万円程度から利用できるプランも少なくありません。
パソコンやスマホを買い替えてもデータ移行に手間がかからない
パソコンやスマホといった特定のデバイスにデータが入っている場合、買い替えの際にデータ移行の作業が欠かせません。
一旦外付けHDDへデータを移行した後、新しいパソコンやスマホにデータを移す、という面倒な作業をこなさなければならなくなります。
データの量によっては、かなりの手間になってしまうでしょう。
オンラインストレージならば、そのような手間は一切不要です。
データはすべてオンラインストレージ上に存在するため、好きなタイミングで必要に応じてデータを活用することができます。
オンラインストレージのデメリット
利用するメリットの多いオンラインストレージですが、いくつかデメリットも存在します。
例えば、以下のようなものです。
- オフラインの環境では利用できない
- カスタマイズができない
- 無料の場合はセキュリティやサポートが最低限
オフラインの環境では利用できない
オンラインストレージにおける最大のデメリットは、「インターネットが繋がらない状況では何もできない」という点です。
自前のパソコンやスマホの場合、電源さえ入っていればオフラインの状況でもデータを利用することができます。
しかし、オンラインストレージはインターネットを介さなければアクセスできないため、ネット環境がない状況では利用できません。
カスタマイズができない
オンプレミスの場合、やろうとすればどのようなカスタマイズも可能ですが、オンラインストレージは、サービスを提供する企業の環境に依存するため、利用者に特化したカスタマイズができない点もデメリットの一つです。
特に、無料プランの場合は一切のカスタマイズができないと考えておくべきでしょう。
ただ、有料プランならば、月額に応じて利用できる機能が増えたり、一定のカスタマイズが可能になったりするケースもあります。
無料の場合はセキュリティやサポートが最低限
無料で利用できるオンラインストレージサービスも多いのですが、無料版では、セキュリティやサポート内容が最低限となっていることが多く、ビジネスでの利用にはあまり向きません。
個人として簡易的に利用するならば無料版で十分ですが、ビジネス利用にはあまり向かないと言えるでしょう。
オンラインストレージにおける有料・無料の違い
オンラインストレージには、無料で利用できるものと有料で利用できるものがあり、主に以下のような違いがあります。
- 容量の上限
- 機能の豊富さ
- セキュリティの高さ
- サポートの手厚さ
当然、すべての面において有料版の方が優れています。
少人数でのごく小規模な利用ならば無料でも問題ありませんが、ビジネスで利用する場合は、多機能で高度なセキュリティを備えたオンラインストレージサービスを利用するのが好ましいです。
目的に合わせて、無料版と有料版のどちらを利用するのが適切かを判断してください。
オンラインストレージの選び方や比較ポイント
オンラインストレージを選ぶ際は、以下のようなポイントを比較しながら選ぶとよいでしょう。
- 個人向けか法人向けか
- 無料で使えるデータ容量
- データの保存期間
- セキュリティの信頼度
- スマホとの親和性
- サポート体制の内容
個人向けか法人向けか
オンラインストレージを選ぶ際は、まず「サービスの対象が個人なのか法人なのか」を確認することが重要です。
個人向けならば、最小限の機能で事足りますし、データ容量もそれほど多くはいらないでしょう。
逆に法人向けならば、多機能かつ大容量のストレージが必要になることが多いです。
個人と法人、どちらを主体にしたサービスなのかを把握することが、オンラインストレージ選びの第一歩です。
無料で使えるデータ容量
多くの場合、無料で使えるオンラインストレージは容量の制限があります。
そのため、無料版でどこまでの容量を利用することができるのか、自社に必要な容量はどれくらいなのか、といった点を事前に把握しておく必要があります。
無料で利用できるオンラインストレージでは、容量が2GB〜10GB程度であることが一般的です。
したがって、それ以上の容量が必要になる場合は、有料版のオンラインストレージを検討すべきでしょう。
データの保存期間
無料版の場合、サービスによってデータの保存期間が異なるため注意が必要です。
「重要なデータがいつの間にか削除されていた」というような事態に陥らないために、無料で利用する場合には必ずデータ保存期間を確認しておきましょう。
なお、有料版のオンラインストレージならば、ほとんどのサービスにおいてデータの保存期間が無制限となります。
セキュリティの信頼度
ビジネスでオンラインストレージを利用する場合、セキュリティの高さも比較すべきです。
セキュリティのゆるいオンラインストレージを利用してしまうと、データ流出や改ざん、不正アクセスなどの発生リスクが高まってしまいます。
そのような事態を避けるために、以下のような点を意識してセキュリティを比較してください。
- パスワードの設定方法
- 通信が暗号化されているか
- 2段階認証があるか
- ログの管理ができるか
スマホとの親和性
オンラインストレージは、パソコンだけでなくスマホから利用するケースも多いです。
そのため、スマホとの親和性についても比較ポイントに加えておきましょう。
特に、iPhoneとAndroidの双方に対応しているかどうかは重要です。
サポート体制の内容
有料版であっても、オンラインストレージサービスごとにサポート体制の充実度が異なります。
したがって、オンラインストレージを選ぶ際は、どのようなサポートが用意されているのかも重要な比較要素です。
- 導入サポートがあるか
- ヘルプサイトは充実しているか
- マニュアルは用意されているか
上記のような基本的なサポートはもちろん、万が一トラブルが発生した時の問い合わせ対応などについても比較するようにしてください。
無料でも利用できるオンラインストレージ比較一覧表
無料でも利用可能な各種オンラインストレージについて、それぞれの特徴を比較できる一覧表を作成しましたので、参考にしてください。
また、パソコン(Windows,Mac)、タブレット、スマホ(iPhone,Android)のいずれからの利用も可能です。
※記載の内容は記事公開時点のものになり変更等が生じている場合があることをご了承ください。
サービス名 |
提供元企業 |
提供元 |
無料データ容量 |
保存期間 |
セキュリティ |
有料プラン無料トライアル |
セキュアSAMBA |
株式会社kubellストレージ |
日本 |
1GB |
無制限 |
暗号化、端末認証、2段階認証、フォルダごとのアクセス制限など |
◯(14日間) |
Google Drive(Google One) |
グーグル合同会社 |
アメリカ |
15GB |
2年 |
2段階認証、データの暗号化、閲覧制限の設定など |
◯(30日間) |
Dropbox |
Dropbox Japan株式会社 |
アメリカ |
2GB |
無制限 |
ファイルの同期、バックアップ、バージョン履歴など |
◯(30日間) |
MEGA |
MEGA Limited |
ニュージーランド |
20GB |
要問い合わせ |
要問い合わせ |
– |
Box |
株式会社Box Japan |
アメリカ |
10GB |
無制限 |
暗号化、二要素認証など |
◯(14日間) |
firestorage |
ロジックファクトリー株式会社 |
日本 |
2GB |
7日 |
パスワード設定が可能 |
◯(14日間) |
One Drive |
日本マイクロソフト株式会社 |
アメリカ |
5GB |
1年 |
本人認証、バージョン履歴など |
◯(30日間) |
おすすめのオンラインストレージ7選【無料での利用も可能】
この項目では、上記の比較表で紹介したオンラインストレージについて詳しく解説していきます。
※記載の内容は記事公開時点のものになり変更等が生じている場合があることをご了承ください。
オンラインストレージには、大きく分けて「個人向けのオンラインストレージ」と「法人向けのオンラインストレージ」の2種類がありますので、用途に応じてサービスを選ぶようにしましょう。
法人向けオンラインストレージならセキュアSAMBA
オンラインストレージの法人利用なら、おすすめはセキュアSAMBAです。
セキュアSAMBAならば、ITにあまり詳しくない方でも、簡単かつ安全に社内外とのデータファイル共有ができるようになります。
様々なデバイスにも対応していて、パソコンだけではなくスマホやタブレットでもファイル共有ができます。
Windows Explorerに近い操作でファイル共有ができますので、データを簡単に保存することができる上、特定のデータファイルが必要になった時にも、場所がわからなくなることがほとんどありません。
またセキュアSAMBAは、ファイルごとに詳細なアクセス権限の設定が可能で、不正なアクセスがある場合はアカウントロックもできるため、情報の安全性を保つことができます。
データバックアップ機能も整っていますので、誤って変換してしまったデータや、誤ってゴミ箱に入れてしまったデータも復元することができます。
データの保管先は、アメリカの政府機関でも使用されている信頼性の高いAWS(AmazonWebService)を利用しています。
そのため、災害があったりパソコンが故障したりしても、データは保存されていますので、BCP対策にも有効です。
さらには、オプション機能をつけることで、セキュアSAMBAの機能を追加することもできます。
なお、セキュアSAMBAは、数あるオンラインストレージサービス会社の中でも、以下のように安価な料金プランとなっています。
セキュアSAMBAの料金プラン
個人向けならGoogleDrive
個人向けならば、Googleが提供している無料のオンラインストレージである「GoogleDrive」がおすすめです。
GoogleDriveの魅力は、簡単にファイルやデータの共有ができるところです。
Googleのアカウントさえあれば登録不要で使用できる上、1アカウントにつき15GBもの容量を利用できます。
しかし、保存容量の超過が2年間続いている場合、コンテンツが削除の対象となってしまうため注意しておきましょう。
利用可能容量の多いMEGA
無料版で20GBという大容量のオンラインストレージを利用できる点がMEGAの最大の魅力です。
写真や動画などの大きなデータを保存したい個人や、大量のビジネスデータやファイルを格納したい法人など、無料でも大容量のオンラインストレージを使いたい方におすすめです。
使いやすさ抜群Dropbox
Dropboxは、アカウントがあればファイル・データの同期が自動で簡単にできるオンラインストレージです。
無料版の容量は2GBと少なめですが、ファイル共有のしやすさが特長です。
また、保存データがDropbox内で自動バックアップされ、30日間は復元可能な点も魅力です。
世界中で利用されるbox
boxは多くの企業に選ばれています。
その最大の理由はセキュリティの安全性にあります。
世界で約10万社が導入していながら、これまで大きなセキュリティ事故が起こっていません。
ファイル共有の簡単さも特長的ですが、セキュリティ面こそがboxの魅力と言えるでしょう。
登録無しで利用可能なFireStorage
FireStorageは他のオンラインストレージと比較し、非常に簡単に利用できるサービスです。
容量は2GBで、保存期間は7日間という制限がある一方で、登録不要・アカウント不要でファイルを共有できます。
他のオンラインストレージと併用すると便利です。
WindowsならOneDrive
Windowsパソコンの場合、OneDriveは登録不要・アカウント不要で使用できます。
また、Office365に登録すれば、容量が1TBという無制限に近い容量まで増加する点もOneDriveの強みです。
容量の大きさにこだわる場合におすすめです。
まずは無料でオンラインストレージを試そう
以上、無料でも利用可能なおすすめのオンラインストレージサービスや、サービスの選び方などについて解説してきました。
Googleのような馴染みのあるサービスから、boxやMEGA、セキュアSAMBAといったビジネス向けのサービスまで、オンラインストレージには有料・無料を含め、様々なサービスがあります。
オンラインストレージを無料で簡単に使う場合と、無制限・大容量で安全性を保って使う場合とでは、選ぶサービスは全く異なります。
法人やビジネス利用でオンラインストレージの導入をご検討の際は、是非セキュアSAMBAにご相談ください。
また、セキュアSAMBAでは有料版を無料で試せる無料トライアルや、実際に操作をしながら担当者に直接質問ができるオンラインデモも用意しておりますので、お気軽にお申し込みください。