アップロードが遅い!通信速度・アップロード速度を上げる方法


目次[非表示]

  1. 1.アップロードは「上り」通信速度が重要
  2. 2.通信速度を速くする方法
    1. 2.1.無線から有線に切り替える
    2. 2.2.配線状況を確認する
      1. 2.2.1.LANケーブルがルーターとパソコンに正しく挿入されているか
      2. 2.2.2.ルーターからルーターにつなげるといったLANケーブルの複数使いをしていないか
      3. 2.2.3.3.LANケーブルの規格がCAT5e以上か
    3. 2.3.ルーターやHUBのスペックを確認する
    4. 2.4.接続方式を変える
    5. 2.5.プロバイダに問い合わせる
  3. 3.通信速度・アップロード速度はサービスによって変わる?
  4. 4.通信環境を見直し効率的なデータ転送を実現しよう


仕事で利用するデータのバックアップや共有のためにオンラインストレージを利用している方も多いのではないでしょうか。

画像や動画など容量の大きなデータを扱う際に作業効率を大きく左右するのがデータのアップロードにかかる速度です。

データの転送速度が遅い、通信速度やアップロード速度が遅いと感じたときの改善方法について紹介します。

アップロードは「上り」通信速度が重要

通信速度には「上り(送信/アップロード)」と「下り(受信/ダウンロード)」の2種類があり、データアップロードにかかる速さが知りたいときは、「上り」通信速度を確認します。

通信速度は1秒間に何ビットのデータを送受信できるのかを示す「bps(ビーピーエス)」という単位で表され、数値が大きくなるほど通信速度が速くなります。

主要キャリア3社が発表している上りと下りの実効速度は下記の通りです。

単位:Mbps


上り(送信/アップロード)
下り(受信/ダウンロード)
最大値
中央値
最小値
最大値
中央値
最小値
ドコモ
62
35
2
430
237
13
au
64
19
1
405
123
26
ソフトバンク
31
17
1
284
140
36

※2021年1月現在
※計測端末OS:Android

自分が利用している端末の通信速度は、「ネットワークスピードテスト」「通信速度viewer」といった計測ソフトで簡単に測ることができます。

一般的に、快適に利用できる通信速度(下り)の目安は10Mbps(スマホは5Mbps)~30Mbps程度と言われています。

通信速度を速くする方法

アップロードや通信速度が遅いと感じる場合、まずは通信環境を見直してみましょう。

無線から有線に切り替える

無線LANを使用している場合は、有線LANに切り替えてみてください。

無線LANは、鉄筋構造の建物や、電子レンジなどの強い電磁波が出る機器があると電波が弱くなります。

さらに、無線LANルーターからの距離の遠さも通信速度が遅くなる要因になります。

一方で有線LANは、鉄筋構造の建物や電磁波が出る機器、ルーターとの距離に影響されません。

配線状況を確認する

有線LANケーブルを使用している場合、ケーブルの配線状況について以下の3点をチェックします。

LANケーブルがルーターとパソコンに正しく挿入されているか

もし正しくケーブルが差し込まれていなかったら、ケーブルを抜き差ししてみましょう。

正常にケーブルが接続されていないと、インターネット接続も不安定になります。

ルーターからルーターにつなげるといったLANケーブルの複数使いをしていないか

ルーターを複数経由する分通信速度が遅くなります。

ルーターは1台で十分なので、ルーターをどちらか片方だけにし、LANケーブルを1本にしましょう。

3.LANケーブルの規格がCAT5e以上か

仮に回線速度が1Gbpsでも、CAT5のLANケーブルの最大通信速度は100Mbpsになるため、CAT5e以上のLANケーブル規格を使用しなければ、本来の回線速度の性能を最大限に発揮することができません。

LANケーブルの規格はLANケーブル本体に印字されています。

LANケーブル規格
最大通信速度
CAT5
100Mbps
CAT5e
CAT6
1Gbps
CAT6A
CAT6e
CAT7
CAT7A
10Gbps

※LANケーブルは数値が大きくなるほど、対応できる最大通信速度が速くなります。

ルーターやHUBのスペックを確認する

現在使っているルーターやHUBは、インターネット回線速度に対応できるものかを見直してみてください。

インターネットの回線速度が100Mbps以下の場合、100Mbpsに対応できるルーターやHUBを利用する必要があります。

LANの規格と同様、回線速度が300Mbpsでも、ルーターやHUBの対応速度が100Mbpsなら、それが通信速度の上限になってしまいます。

接続方式を変える

利用する時間帯によっては、回線に大量のアクセスが集中することで接続速度が遅くなります。

Wi-fiルーターの接続方式がIPv4 PPPoEの場合は、IPv6 IPoEに変更することで改善できます。

プロバイダに問い合わせる

これまで紹介したそれぞれの方法を試しても速度が改善されない場合は、契約しているプロバイダ側に問題がある可能性があります。

契約しているプロバイダに、プロパイダ側で回線速度が遅くなる原因が発生していないか問い合わせましょう。

通信速度・アップロード速度はサービスによって変わる?

オンラインストレージへのデータの転送速度が遅い理由は通信環境ばかりとは限りません。

利用しているサーバーのスペックによって転送速度は異なるためです。

例えば利用しているのが無料のオンラインストレージの場合、有料のオンラインストレージに乗り換えることで転送速度を改善することができます。

大半の有料オンラインストレージは、クラウドもしくはその会社専用のサーバーもしくはVPSを使っています。

一方で、無料オンラインストレージは共有サーバーを使っていることがほとんどです。

共有サーバーは、1つのサーバーを複数のユーザーが使用するため、回線が混雑したり、サーバーの処理速度が遅くなったりと、転送速度が落ちる要因が複数あります。

通信環境を見直し効率的なデータ転送を実現しよう

オンラインストレージへのデータの転送速度を改善するには、通信環境やサーバーのスペックを確認することがおすすめです。

特に、現在利用しているのが無料のオンラインストレージの場合、有料サービスに変更することが転送速度改善の近道かもしれません。

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