クラウドバックアップとは?個人・法人向けのおすすめオンラインストレージ8選


目次[非表示]

  1. 1.クラウドバックアップとは
  2. 2.クラウドバックアップが必要な理由
    1. 2.1.ランサムウェアなどのサイバー攻撃を防ぐ
    2. 2.2.ヒューマンエラーに備える
    3. 2.3.災害による予期しないデータ消失に備える
  3. 3.クラウドバックアップのメリット
    1. 3.1.データを安全に保存できる
    2. 3.2.複数ユーザーがどこからでもアクセスできる
    3. 3.3.バックアップ作業を自動化できる
  4. 4.クラウドバックアップのデメリット
    1. 4.1.オフラインの環境では利用できない
    2. 4.2.セキュリティ対策がベンダー任せになる
    3. 4.3.ランニングコストがかかる
  5. 5.バックアップに強いオンラインストレージを選ぶ際のポイント
    1. 5.1.セキュリティ対策は充実しているか
    2. 5.2.バックアップの種類に問題はないか
    3. 5.3.導入目的とマッチしているか
    4. 5.4.何世代までのバックアップデータを保持できるか
    5. 5.5.データの保存期間はどれくらいか
  6. 6.クラウドバックアップとオンプレミスバックアップを徹底比較
    1. 6.1.セキュリティ面
    2. 6.2.コスト面
    3. 6.3.運用面
  7. 7.バックアップに強い【個人向け】のおすすめオンラインストレージ4選
    1. 7.1.Googleドライブ(Google One)
    2. 7.2.Dropbox
    3. 7.3.OneDrive
    4. 7.4.MEGA
  8. 8.バックアップに強い【法人向け】のおすすめオンラインストレージ4選
    1. 8.1.セキュアSAMBA
    2. 8.2.Box
    3. 8.3.Bizストレージ ファイルシェア
    4. 8.4.Fileforce
  9. 9.バックアップ機能が充実したユーザー数無制限のオンラインストレージならセキュアSAMBAがおすすめ


パソコンやスマホといったデバイスに保存しているローカルデータを守るためには、「クラウドバックアップ」が非常に有効です。

ローカルな環境に保存しているデータは、「デバイスの紛失」「デバイスの故障」「災害」などによって失われてしまうリスクが高いものの、オンラインストレージを利用したクラウドバックアップならば、データ消失のリスクを最小限に抑えられます。

この記事では、クラウドバックアップの基本や、2025年時点での個人・法人向けのおすすめオンラインストレージなどを紹介していきます。

「大事なデータを失いたくない」という場合は、是非本記事を参考にしてください。


クラウドバックアップとは

クラウドバックアップとは、インターネットを通じてデータをクラウド上のサーバー(オンラインストレージ)に保存する方法です。

一昔前までは、自社サーバーや外付けHDDなどの物理メディアにデータをバックアップしておくことが一般的でした。

しかし、多くのオンラインストレージサービスが登場し、暗号化技術を用いた安全なデータ転送・保存が可能になったことや、データにアクセスするためのセキュリティ機能が充実したことなどにより、現在では大企業だけでなく、個人から法人の中小企業まで幅広くクラウドバックアップが利用されるようになっています。

クラウドバックアップが必要な理由

この項目では、企業や個人がクラウドバックアップを利用すべき理由について解説していきます。

ランサムウェアなどのサイバー攻撃を防ぐ

ランサムウェアとは、データを不正に暗号化し、解除のために身代金(ランサム)を要求する悪質なマルウェアのことです。

感染すると、ファイルやシステムへのアクセスが制限され、攻撃者から「身代金を支払えばアクセス制限や暗号化を解除する」と脅迫されるケースが多くあります。このようなランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃は、企業や個人が直面する深刻な脅威だと言えるでしょう。

しかしオンラインストレージには、不正に暗号化される前のデータに復元できる機能を搭載しているサービスも多いです。したがって、仮にランサムウェア攻撃を受けても、迅速にデータを元に戻し、今まで通り利用できるようになりますので、被害を最小限に抑えることができます。

ヒューマンエラーに備える

データ損失の原因として、最も頻繁に発生するのが「ヒューマンエラー」です。

  • 誤ってファイルを削除してしまった
  • 更新してはいけないファイルを上書き保存してしまった
  • バックアップを忘れていた

このような誤操作やミスにより、大事なデータが失われてしまうということは決して珍しくありません。人間誰しもミスはするものですので、この現象は仕方がないと言えるでしょう。クラウドバックアップは、こうした人為的ミスからデータを守るための機能も搭載しています。

例えば、多くのサービスにおいて「ゴミ箱」のような機能があり、削除したファイルを一定期間保持しているため、誤操作によってデータを消してしまっても問題なく復元できるケースがほとんどです。

また、ファイルの変更履歴を自動的に記録し、過去のバージョンにいつでも戻れる「バージョン管理機能」が標準装備されていることも多いです。

このように、オンラインストレージならばヒューマンエラーによってデータが失われるリスクは大幅に軽減します。

災害による予期しないデータ消失に備える

日本は、地震・台風・津波などの自然災害が多い国です。

大規模な災害が発生した際に、オフィスや自宅が被災すると、そこに保管している物理的なバックアップメディアも同時に失われる可能性があります。しかしクラウドバックアップならば、災害によるデータ損失の可能性が激減します。

なぜならば、多くのオンラインストレージサービスが、複数のデータセンターにデータを分散して保存しているからです。

例えば、東京にあるデータセンターが被災しても、大阪や名古屋といった大都市、さらには海外のデータセンターにバックアップデータが保存されていることもあるため、データが守られる可能性は非常に高いのです。

特に中小企業にとっては、自社サーバーで独自の災害対策を実施することはコスト的に難しい場合が多いでしょう。クラウドバックアップを利用すれば、大企業並みの災害対策を手頃な価格で導入することができます。

クラウドバックアップのメリット

クラウドバックアップを利用する主なメリットには、以下のようなものがあります。

  • データを安全に保存できる
  • 複数ユーザーがどこからでもアクセスできる
  • バックアップ作業を自動化できる

それぞれ、詳しく解説していきます。

データを安全に保存できる

オンラインストレージサービスを利用したクラウドバックアップの最大のメリットは、データの安全性の向上です。

前項である「クラウドバックアップが必要な理由」でも解説しました通り、「サイバー攻撃」「ヒューマンエラー」「自然災害」といった事態を想定したセキュリティやバックアップ体制が整っているので、ローカルな環境でデータを保存することに比べ、大幅に安全性が高まります。

また、オンラインストレージを利用することで、「データが暗号化される」「セキュリティに詳しい担当者が24時間365日体制で監視する」といった、一般の企業では対応が難しいことも実現できます。

複数ユーザーがどこからでもアクセスできる

従来までは、オフィスに出社するという働き方がスタンダードでしたが、コロナ渦をきっかけに、リモートワークが急速に普及しました。その結果、オフィスだけでなく、自宅やカフェ、出張先など、場所を選ばない働き方が一般的になっています。

こうした環境にもクラウドバックアップは大きく貢献しており、オンラインストレージに保存されたデータは、インターネット環境さえあれば「いつ」「誰が」「どこからでも」同じデータにアクセスできます。

特に注目すべきは、デバイスを選ばないアクセシビリティです。PC、スマートフォン、タブレット、さらには最新のウェアラブルデバイスからも自在にアクセスすることが可能です。5G/6G通信の普及により、大容量データへのアクセスもストレスなく行えるようになっています。

バックアップ作業を自動化できる

バックアップ作業が自動化できるという点も、クラウドバックアップの大きなメリットです。

従来の手動バックアップでは、定期的にデータをコピーする作業が必要でしたが、クラウドバックアップではこの作業を完全に自動化できます。手動でのバックアップの場合、「バックアップを忘れる」「間違ったデータをバックアップしてしまう」「バックアップ先が違った」というようなミスが起こりがちです。

しかしオンラインストレージならば、自動バックアップシステムが体系化されているため、このようなことは起こりません。差分バックアップ技術も進化しており、変更があった部分のみを効率的にバックアップすることで、ストレージ容量とネットワーク帯域幅の両方を節約できます。

バックアップの自動化によって人的ミスのリスクが大幅に減少し、バックアップの信頼性が向上するとともに、データ管理を担当する従業員の負担も軽減されるでしょう。

クラウドバックアップのデメリット

クラウドバックアップにはメリットも多いですが、その反面、以下のようなデメリットもあります。

  • オフラインの環境では利用できない
  • セキュリティ対策がベンダー任せになる
  • ランニングコストがかかる

こちらも、それぞれについて解説していきます。

オフラインの環境では利用できない

クラウドバックアップの最大のデメリットは、インターネットに繋がらない状況では一切利用できないという点です。山間部や地下、航空機内など、インターネット接続が制限される場所では、クラウドバックアップの実行や、保存されたデータの活用が難しいことも多いです。

ただ、このデメリットはオンラインストレージに限ったことではありません。インターネットを介したサービス全般に言えることです。

クラウドバックアップを利用する際は、ネット接続が可能な環境かどうかを事前に確認しておくとよいでしょう。

セキュリティ対策がベンダー任せになる

「データセキュリティの管理がベンダーに依存する」という点も、クラウドバックアップのデメリットの一つです。

オンプレミス環境ならば、コストをかければいくらでもセキュリティ対策を実施することができます。
しかしオンラインストレージを利用する場合は、ベンダー側にすべてを委ねるしかありません。

データのセキュリティに関して、自社での直接的なコントロールは限定的であることを事前に把握しておきましょう。

そのため、いかにセキュリティに強いオンラインストレージを選ぶかが重要になります。

ランニングコストがかかる

クラウドバックアップの導入に際して、「継続的なコストがかかる」という点もデメリットとなります。

オンプレミスの場合、初期投資が大きいものの、減価償却後のコストは比較的低く抑えられるというメリットがあります。さらに、運用方法次第ではコストカットも可能です。

一方、オンラインストレージの場合は、ベンダー側によって設定されたコストが毎月かかる上、コストカットもほぼ不可能です。

とはいえ、オンプレミスの場合、「不具合が発生した際のハードウェアの入れ替え」といった予期しないタイミングでの大きな設備投資が必要になることもありますし、ストレージに詳しい人材の採用・育成にもコストがかかります。

オンラインストレージであれば、毎月定額で安定して利用できるため、予算を組みやすく、長期間にわたるコストを明確に把握できる点は大きなメリットとも言えます。

バックアップに強いオンラインストレージを選ぶ際のポイント

バックアップに強いオンラインストレージを選ぶ際には、以下のような点に注目して選ぶようにしてください。

  • セキュリティ対策は充実しているか
  • バックアップの種類に問題はないか
  • 導入目的とマッチしているか
  • 何世代までのバックアップデータを保持できるか
  • データの保存期間はどれくらいか

セキュリティ対策は充実しているか

オンラインストレージを選ぶ際のポイントとして、セキュリティは最も重要な選定基準の一つです。

まず確認すべきは、暗号化の有無です。セキュリティを意識したサービスでは、データを保存する時も、インターネットで送受信する時も、暗号化が施されているのが一般的です。
次に、ログイン方法もチェックしましょう。パスワードだけでなく、スマホの認証アプリや指紋認証などの「二段階認証」に対応しているサービスを選ぶと安心です。

セキュリティに関する認証や資格も目安になります。「ISO 27001」や「ISO 27701」などの認証を取得しているサービスは、第三者機関による厳しい審査を通過しているため信頼性が高いです。

  オンラインストレージの暗号化・クラウドストレージの暗号化とは? | セキュアSAMBA 利便性が高くメリットの多いオンラインストレージですが、セキュリティ面を考えるとオンラインストレージやクラウドストレージは暗号化されているものを選ぶべきでしょう。オンラインストレージに機密情報を保存する場合は、暗号化、アクセス制限、端末認証などを備えたオンラインストレージを利用すると安心です。 セキュアSAMBA - 法人向けオンラインストレージサービス


バックアップの種類に問題はないか

オンラインストレージを選ぶ際には、提供されているバックアップの種類が自社のニーズに合っているかを確認することも重要です。

バックアップの方法は、主に「ファイルバックアップ」と「イメージバックアップ」の2種類が主流となっています。
ファイルバックアップは、個別のファイルやフォルダを選んでバックアップする方式です。この方法でバックアップを行えば、データ容量を効率的に使うことができ、必要なファイルだけを素早く復元できるメリットがあります。スマートフォンやタブレットからでも簡単にファイルを確認・編集できるため、複数デバイスでの作業が多い企業に適しています。
イメージバックアップは、OSやアプリケーションを含むシステム全体のコピーを作成する方式です。パソコンやサーバーの中身をそっくりそのままコピーする、とイメージするとわかりやすいでしょう。

システムが完全に故障した場合でも、バックアップデータから完全な状態で復元できるため、業務システム全体の保護に適しています。ただし、個別のバックアップデータに自由にアクセスしづらい、というデメリットが存在します。

選ぶ際のポイントは、自社の目的に合わせることです。日常的なデータ保護が目的なら「ファイルバックアップ」、システム全体の保護やビジネス継続性が重要なら「イメージバックアップ」が適しています。

導入目的とマッチしているか

オンラインストレージの利用を検討する時には、「なぜ使うのか」ということを意識し、目的に合ったサービスを選ぶことも重要です。

例えば、「万が一のトラブルに備えたい」という災害対策が目的なら、復旧の速さや復元の精度を重視するのがよいでしょう。
「チームでファイルを共有したい」という目的なら、共同作業のしやすさを確認すべきです。複数人で同時に編集できる機能や、コメント機能、変更履歴の表示など、チームワークをサポートする機能が充実しているサービスを選びましょう。

何世代までのバックアップデータを保持できるか

バックアップデータの世代管理は、データ保護において非常に重要な要素です。

したがって、何世代までデータをバックアップできるのかについてはしっかり確認するようにしましょう。
ほとんどのオンラインストレージサービスにおいて、保持できるバージョン数や保存期間に制限があります。一般的な個人向けサービスでは比較的少ない世代でしか過去バージョンを保持できないものもありますが、ビジネス用途では世代数が増える傾向にあります。

世代数が多いほど柔軟にデータをさかのぼれるので、できるだけ管理できる世代数が多いサービスを選んだ方がよいでしょう。

データの保存期間はどれくらいか

有料プランの場合は、契約が続く限りデータが保存されますが、無料プランの場合はデータ保存期間に制限があるため要注意です。

サービスごとに、無料で保存できる期間には差があります。小規模な事業者やスタートアップの場合、「無料で利用できる容量で十分」と判断し、無料プランを利用し続けるというケースもあるでしょう。
しかし無料プランは、数日~数か月でデータが削除されてしまうこともありますし、セキュリティ面にも不安が残ります。

個人利用ならばまだしも、企業として利用する場合は、機密情報を守るために、セキュリティに強くデータ保存期間に縛られることのない有料プランを検討した方がよいでしょう。

クラウドバックアップとオンプレミスバックアップを徹底比較

データの保存や利活用に関して、比較されがちな「クラウド」と「オンプレミス」。

この項目では、「セキュリティ面」「コスト面」「運用面」に焦点を当てて、それぞれ比較していきます。

セキュリティ面

セキュリティ面に関するオンプレミスの最大の利点は、「アクセス制御が自社で完結すること」です。
自社のセキュリティポリシーを完全に適用できる上、外部に依存しない環境を構築できることから、政府機関や金融機関など、厳格なコンプライアンス要件がある組織ではオンプレミスが主流となっています。
一方、クラウドバックアップは、専門のセキュリティエキスパートによる24時間体制の監視や、最新のセキュリティ技術の即時適用などのメリットがあります。データの地理的分散という点でも、クラウドの方が優位性を持っています。

なお近年では、オンプレミスが主流だった金融機関でも変化が訪れています。

クラウドは、適切なリスク管理の下で利用すれば、コンピュータ資源を自ら設置し管理する従来型のオンプレミスと比べて必ずしもリスクが高いものではない。

引用)日本銀行 金融機構局「金融機関におけるクラウドサービスの 利用状況と利用上の課題について」

このように、金融機関のトップである日本銀行も、クラウドの有用性を認めています。

コスト面

コスト面での比較は、単純な初期費用とランニングコストだけでなく、TCO(総所有コスト/総保有コスト)の観点から考える必要があります。

オンプレミス環境におけるバックアップは、ハードウェアやソフトウェアライセンス、設置スペースといった高い初期投資が必要ですが、長期間運用することができれば、月額に均した際のコストを低く抑えられる可能性があります。

一方、オンラインストレージによるバックアップは、初期投資がほとんど不要で、利用した分だけ支払うモデルが一般的です。サーバーの運用に関する諸費用はすべてベンダー側が負担するため、短期的なコスト面で比較すると、明らかにクラウドの方が優位でしょう。

なお、オンプレミスの場合は、ハード面のコストのほかに、サーバーを運用するIT人材の確保・育成コストも考慮する必要がありますので、大規模な環境が必要ない中小企業にはクラウドの方がTCOを抑えられるケースが多いです。

運用面

運用面では、オンプレミスよりも、クラウドバックアップの優位性が顕著になっています。

クラウドバックアップの最大の利点は、「運用の自動化と簡素化」です。

  • バックアップスケジュールの設定
  • モニタリング
  • 容量管理

これらについて直感的なインターフェースで実現でき、専門的なIT知識がない従業員でも容易に対応できます。

また、クラウドサービスは「システムの拡張性」も優れています。オンプレミスの場合、データ量の増加に応じてハードウェアの追加購入や設定変更が必要ですが、クラウドでは数クリックで容量を拡張できます。

バックアップに強い【個人向け】のおすすめオンラインストレージ4選

この項目では、バックアップに強い個人向けのオンラインストレージを4つ紹介していきます。

Googleドライブ(Google One)

(出典:Google One公式Webサイト)

Googleドライブは、個人向けオンラインストレージの定番サービスとして高い人気を誇っています。
無料で15GBの容量が提供されるため、個人利用の範囲としては十分なケースが多いでしょう。

パソコンやスマートフォン、タブレットなど、複数のデバイスでファイルを同期するため、どのデバイスからも常に最新のデータを扱うことができます。

そして最大の特徴は、Googleが展開する他のサービスとの連携がシームレスである点です。Googleドキュメント・Googleスプレッドシート・Googleスライドなどのファイルとの連携が容易であるため、こうしたアプリを頻繁に使う人にとっては便利でしょう。

Googleドライブの各プランの料金や容量は以下の通りです。

プラン
月額料金
容量
上限ユーザー数
無料
0円
15GB
1人
ベーシック
290円
100GB
5人
プレミアム
1,450円
2TB
5人
AIプレミアム
2,900円
2TB
5人

Dropbox

(出典:Dropbox公式Webサイト)

Dropboxは、オンラインストレージ市場において世界的にも有名なサービスです。
専用フォルダにファイルをドラッグ&ドロップするだけでアップロードや同期が完了するなど、直感的な操作が可能である点が特徴です。

バックアップに関しては、ファイルのバージョン履歴を保持しているため、特定の期間内にファイルまたはフォルダに加えられたすべての変更についてさかのぼることができます。さかのぼれる期間は、プランによって異なります。

Dropboxの各プランの料金や容量は以下の通りです。

プラン
月額料金
容量
上限ユーザー数
Basic
0円
2GB
Plus
1,500円
2TB
Professional
2,400円
3TB
Standard
1,800円
5TB
無制限
Advanced
2,880円
15TB~
無制限
Enterprise
要問合せ
要問合せ
要問合せ

OneDrive

(出典:One Drive for Business公式Webサイト)

Microsoftが提供するOneDriveは、Windows環境との相性の良さから多くのユーザーに支持されています。

また、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット用のアプリが充実していることから、移動中や外出先でも利用しやすいです。

バックアップ機能としては、最大30日以内ならばデータを復元することができるので、誤ってファイルを削除したり、サイバー攻撃によりデータが消失したりしても心配ありません。また、最大25世代までさかのぼれるので、復元ポイントの幅も広いです。

OneDriveの各プランの料金や容量は以下の通りです。

プラン
月額料金
容量
上限ユーザー数
Microsoft 365
0円
5GB
1人
Microsoft 365 Basic
260円
100GB
1人
Microsoft 365 Personal
2,130円
1TB
1人
Microsoft 365 Family
2,740円
6TB
6人

MEGA


(出典:MEGA公式Webサイト)

MEGAは、高度なプライバシーとセキュリティを重視するユーザーに人気のオンラインストレージサービスです。
無料プランでも10GBの容量を利用することができます。

MEGAデスクトップアプリを使ってバックアップ設定をすることで、データが自動的にオンラインストレージへ保存されるので、バックアップ機能面でも頼りになります。

二段階通信や暗号化など、セキュリティにおいても力を入れているサービスであることも特徴です。

MEGAの各プランの料金や容量は以下の通りです。

プラン
月額料金
容量
上限ユーザー数
無料
0円
10GB
1人
Pro I
1,364円
2TB
1人
Pro II
2,728円
8TB
1人
Pro III
4,092円
16TB
1人
ビジネス
要見積り
要見積り
3人

バックアップに強い【法人向け】のおすすめオンラインストレージ4選

個人向けと法人向けでは、注目すべき点が異なります。
個人向けの場合は、無料プランの充実度が重視される傾向にありますが、法人向けの場合は、バックアップやセキュリティにおける信頼度を重視すべきです。

以下に、バックアップ機能に重きを置いた法人向けオンラインストレージを4つ紹介します。

セキュアSAMBA

セキュアSAMBAは、「直感的に利用できる操作性」や「コストパフォーマンスの良さ」などにより、中小企業から高い支持を得ている国産オンラインストレージです。

フリープラン以外はユーザー数無制限となっているため、導入後の利用者の増減に悩む必要はありません。

セキュアSAMBAの主な特徴は以下の通りです。

  • エクスプローラー上での操作が可能なためわかりやすい
  • 様々なデバイスからアクセスできる
  • アクセス権限の設定やログ管理が可能
  • 非同期型でデータの正確性を保持できる

また、セキュアSAMBAは「AWS(アマゾンウェブサービス)」を利用してバックアップしています。AWSは、アメリカ政府や、国外・国内の大手企業数百万社が利用しているサービスですので、安全性は非常に高いと言えます。

セキュアSAMBAの各プランの料金や容量は以下の通りです。

プラン
月額料金
容量
上限ユーザー数
フリー
¥0円
1GB
2人
スタンダード
¥25,000円
300GB
無制限
ビジネス
¥35,000円
500GB
無制限
エンタープライズ
48,000円~298,000円
1TB~30TB
無制限


  国産オンラインストレージを選ぶならセキュアSAMBAが良い理由 - セキュアSAMBA 国産オンラインストレージを利用するメリットには、海外サービスと比較して細かい対応やサポートが可能なこと、外国政府の干渉からデータを守れることなどがあります。セキュアSAMBAはセキュリティ機能が充実しており、PCに詳しくない人でも理解しやすい操作性の良さが多くの企業から支持されている国産オンラインストレージです。 セキュアSAMBA - 法人向けオンラインストレージサービス


Box

(出典:Box公式Webサイト)

Boxは、世界中の法人が利用している大手オンラインストレージサービスです。
Businessプラン以上ならば、容量無制限で利用できるという点が大きな特徴でしょう。

また、Boxのクラウドバックアップはセキュリティが高く、信頼性の高いバックアップシステムを備えた複数のデータセンターによって、99.9%のSLAを達成しています。
SLAとは、ストレージサービスを提供する事業者と利用者の間で結ばれる、サービスの品質水準に関する合意のことです。

このような実績から、Boxもバックアップに強い法人向けオンラインストレージだと言えるでしょう。

Boxの各プランの料金や容量は以下の通りです。

プラン
月額料金
容量
上限ユーザー数
Individual
0円
10GB
Personal Pro
1,320円
100GB
Business Starter
605円
100GB
Business
1,980円
無制限
無制限
Business Plus
3,300円
無制限
無制限
Enterprise
4,620円
無制限
無制限
Enterprise Plus
6,600円
無制限
無制限

Bizストレージ ファイルシェア

(出典:Bizストレージ ファイルシェア公式Webサイト)

Bizストレージ ファイルシェアは、NTTコミュニケーションズが提供する国産クラウドストレージサービスです。

日本国内のデータセンターでの運用にこだわっているサービスであり、NTTグループの堅牢なネットワークインフラを活用しているため、官公庁や大企業に採用されていることが多いです。

コストに対して容量がやや少なめではありますが、その分バックアップやセキュリティの面では非常に高い信頼度がありますので、「コスパよりも信頼性重視」という資本力のある企業に向いています。

Bizストレージ ファイルシェアの各プランの料金や容量は以下の通りです。

プラン
月額料金
容量
上限ユーザー数
1GByte
15,000円
1GB
1,000人
2GByte
26,000円
2GB
2,000人
3GByte
39,000円
3GB
3,000人
4GByte
52,000円
4GB
4,000人
10GByte
65,000円
10GB
10,000人
100GByte
95,000円
100GB
10,000人
500GByte
150,000円
500GB
10,000人
1TByte
200,000円
1TB
10,000人

Fileforce

(出典:Fileforce公式Webサイト)

Fileforceは、柔軟なアクセス権限設定や高いセキュリティを備えたオンラインストレージです。
ランサムウェア対策も充実しているため、安全にファイルを管理できます。

「Small Business」プラン以外ならば、容量無制限で利用できるため、容量を気にせず利用したいという法人にも向いています。

バックアップ面では、AWSの利用や、データセンターの地理的分散などにより、データ消失のリスクをほぼゼロにしています。
1データあたり「99.999999999%の耐久性」を実現しているため、データが失われることはほとんどないと言えるでしょう。

Fileforceの各プランの料金や容量は以下の通りです。

プラン
月額料金
容量
上限ユーザー数
Small Business
990円
100GB
10人
Unlimited-1
60,000円
1TB
無制限
Unlimited-3
108,000円
3TB
無制限
Unlimited-10
216,000円
10TB
無制限
Unlimited-30
360,000円
30TB
無制限

バックアップ機能が充実したユーザー数無制限のオンラインストレージならセキュアSAMBAがおすすめ

バックアップ機能が充実した多くのオンラインストレージを紹介してきましたが、その中でも、特におすすめなのが弊社の「セキュアSAMBA」です。

ファイルごとに10世代分のバージョンを保存するという充実したバックアップ機能のほか、セキュリティ面においても、「通信とファイルをすべて暗号化」「二段階認証」「端末認証」「各種ISO取得」など、万全の体制となっています。

バックアップやセキュリティ以外にも多くの機能を搭載していますが、特に魅力的なポイントが、利用可能なユーザー数が無制限で、月額料金もお手頃なところです。ユーザー無制限ですので、自社だけでなく関係企業とのファイル共有にも追加料金がかからず、「コストを抑えつつ安全にデータを管理したい」と考えている企業には最適なサービスとなっています。

これからオンラインストレージを利用しようと検討している法人は、無料から使える国産オンラインストレージ「セキュアSAMBA」をぜひお試しください。

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